英語の試験といえば、TOEFL(トフル)やIELTS(アイエルツ)など様々あるけど、おそらく日本で知名度が最も高いのは、英検とTOEIC(トイック)ではないかと思う。
塾を卒業した大学生の子たちからも、ときどき「TOEICの勉強どうしたらいいですかね?」みたいな質問がきたりする。(まずは公式問題集や模擬テストの本などで一通り解いて、今の実力を把握するところから始めるのをオススメしている。)
自分も、大学生の頃はTOEICに挑戦していた。現在のTOEICは、「聞く・読む」のLR、「話す・書く」のSWに分かれているけど、当時は「聞く・読む」バージョンしかなかったので、TOEICといえばこれだった。たしか990点満点がとれたのは就職する直前で、シェアハウスしていた友達とピザを食べて祝った記憶がある(懐かしい…)。
昔のTOEICは今と形式が違って、たとえばReadingでは誤文訂正問題というのがあった。こんな感じで、誤りを含む下線部をひたすら選んでいく。
One of (A)the most important issues (B)are (C)how to deal (D)with their offer.
新形式ではこの問題は消えて、読解する量が増えた。センター試験から共通テストに変わる英語の試験と同じで、文章から情報を読み取る力が強く求められるようになっている印象がある。(ちなみに上の問題の答えはB。"issues"に引っ張られてareを選びたくなるけど、あくまで"One"の方に合わせないといけないので、isとすべき。)