これで年内はみそ汁が尽きることはないかと思われた超英塾だったけど、早くも11月中にはみんなで飲み干してしまった。みそ汁の魅力、恐るべし…。
と思っていたら、別の保護者の方から、新たにみそ汁パックの差し入れが!
ついに冬本番という感じで、加湿器もしっかり稼働中。
昨年同様、インフル(→英語だと (the) flu と省略する)が流行しないことを願いつつ。
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「センター試験」が「共通テスト」に生まれ変わって、年明けの試験で3年目の実施になる。
過去問は大学入試センターのウェブサイトで公表されているので、誰でも解いてみることができるんだけど、自分が受験生だった頃と比較すると大変革を遂げている。
特に英語は、とにかく情報処理の量が多い。
リーディングでは、文章だけじゃなく図表も確認したり、本文のsummary(要約)を参照して効率よく情報を取捨選択したり。
たとえばsummaryがある問題なら、いきなり文章の1文字目から読み進めるんじゃなくて、まずはsummaryをチェックして全体像をつかみ、「何を読み取っていけばよいのか」把握して本文を読み、該当箇所にきたら「ピン!」と気づけるようにして…
と、常に相当な集中力が要求される。
リスニングも、途中からは「1回読み」で、Listen again. と言ってくれないから、1問1問に神経を尖らせることになる(特に第5問は大変)。
解き終わる頃にはヘトヘト。他の教科も処理すべき情報量が増加しているから、これを2日間でこなしきる現代の受験生は本当に偉い。半分、体力勝負みたいなところもあるかもしれない。
それで、共テの英語で相談にくる場合は、1人1人、とれない原因を見極めないといけない。
そもそも単語力が不足している?
…いやでも、「分からない単語はほぼ無かった」らしい。
じゃあ、スピードが足りなかった?
…「いや、そこそこ時間は余ります」かぁ…。
本文の内容は理解できてる?
…「自分ではけっこう分かったつもり」
たとえばこの問題、なんで3番にしたん?
…「いや、4番と二択で悩んで、どっちか分からんくて」
この問題、ここのパラグラフに根拠あるけど、読みに戻った?
…「あ、選択肢だけ見てた… 確かに読み直したら3番は違うっすね」
この場合、本文は「なんとなく8割方は理解」できていても、選択肢を取捨選択するときの作業が甘いのかもしれないから、そこを改善できないか考えたりすることになる。
「スピードが足りない」場合でも、一般的な読解スピードが遅いんじゃなくて、選択肢を眺めるところで時間が過ぎていたり、先にsummaryを読んでいないせいで、問題と関係ない箇所を過度に丁寧に読み過ぎていたり…と、多様なパターンがある。
これが1人1人、似ているようで違ったりするので、相談に来てくれたときは要注意だ。
英語は、いったん点数がとれるようになると安定しやすい科目だと思うので、修正点をバシバシ改善していって、得点源にしてくれたら嬉しい。
そして、共テが終われば私立&国公立の試験対策で記述問題の添削が多くなってきて、
そのまま気づけば(今年は3月1日が三国丘・泉陽ともに)卒業式だ。
またこのシーズンがやってきた。
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みそ汁の他にも、保護者の方々・卒塾生の子たちから差し入れを多くいただいています!
ブレブレになっちゃった写真もありますが…、ともかく、非常にありがたいです!