I think that that that that that boy used is wrong.
これは、ちょっと お遊び の問題。
まず、最初のthat。
I think that OOO
これは、「私はOOOだと思う」、でいいんだけど、せっかくだからもう少し深く知っとこう。
I think that he is crazy! (彼、頭おかしいと思う!)
これ、「thatがあってもなくても一緒」って習ったと思うんだけど、
少しだけ違う。
thatって、そもそもは、「あれ」って意味で習ったよね。
なのに、なんで急に、
「I think that みたいなときは、接続詞として訳す、このthatに特に意味はない」
みたいに言われるんだろう? 意味なくthatなんか言うわけないよね。
このthatも、「あれ」と同じ感覚でOK。
「今から何か言うよ、言うこと聞いといてよー。 ほらっ!」っていう、
「あれ見て!」って指さしてるのと同じ気持ち。
だから、このthatの特徴は、「thatの中身は普通の文章」って僕は呼んでるんだけど、
thatの中身は、主語も動詞もある、普通の文章になる。
だって、指さして「ほらっ」って言った後、別個の話がそこに入ってくるから。
もう一度、こんなイメージ。
ちなみに、thatの上に かいてあるのは、指さしてる手ね・・・
。。。このまま行くと、ものすごく長くなっちゃうから、サクサク行こう。
I think that that that that that boy used is wrong.
「thatの中身は普通の文章」。 だから、もうその「中身」の方だけ見よう。
「中身」の方の主語は、
that that that that boy used になる。
ヒントは、下線部のthatが関係代名詞。
答えは、
<あの少年が使った>、 あの[that]
ということ。
だから、
【that that that that boy used】 is wrong は、
「あの少年が使った、あの[that]ってのは間違ってる」、となる。
上のイラストみたいな感じで、
「あの少年はthatっていうのを使ったけど、あのthatの使い方は間違ってるよ」みたいな感じ。
で、もとに戻って、それが「ほら、聞いて聞いて!」っていう 「 that☞ 」 の中身だから、
全部訳すと・・・
I think that☞
that "that" <that that boy used> is wrong.
(僕が思うに、
あの少年が使った、あの"that"っていうのは間違ってる。)
まあもうちょっと普通の順番で訳すと、
「あの少年が使った、あのthatは間違っていると私は思う。」 になる。
最初に書いたように、これは「お遊び」の問題だから、
けっこうパズルを解きほぐすみたいに解説しちゃったけど、
こうやって「1語1語を丁寧に分析する」のはたしかに大切だけど、
高校に入ったら、このやり方 一本だけで押し通すのはやめよう ね。
こういうのは、たしかに楽しいけど、
これができても喋れるようにはならないし、「使える英語」に直結はしてくれない。
・・・こんだけ説明しといて何てこと言うんだ! という感じかもしれないけど、
今日は、
「that」=「あれ」 っていう中心のイメージがあって、
あくまでそれを核として、thatにはその他にも色んなイメージが広がっていっている
っていう大切なところだけ頭に入れておけば大丈夫。
そういう、はずせない、重要なイメージを頭に入れていって、
あとは楽しんで英語をトレーニングしていけば、
英語は余裕で「最強の武器」になるからね。
高2の終わりまでに、さっさと英語を君の最強の武器にしておこう。
その力を一緒に身につけたい人を、超英塾は楽しみに待ってるね。
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