2014年2月25日火曜日

that that that・・・ 君は訳せる?


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I think that that that that that boy used is wrong.



これは、ちょっと お遊び の問題。






まず、最初のthat。

I think that OOO

これは、「私はOOOだと思う」、でいいんだけど、せっかくだからもう少し深く知っとこう。


I think that he is crazy! (彼、頭おかしいと思う!)

これ、「thatがあってもなくても一緒」って習ったと思うんだけど、

少しだけ違う。



thatって、そもそもは、「あれ」って意味で習ったよね。

なのに、なんで急に、

「I think that みたいなときは、接続詞として訳す、このthatに特に意味はない」

みたいに言われるんだろう? 意味なくthatなんか言うわけないよね。






このthatも、「あれ」と同じ感覚でOK。

「今から何か言うよ、言うこと聞いといてよー。 ほらっ!」っていう、

「あれ見て!」って指さしてるのと同じ気持ち。




だから、このthatの特徴は、「thatの中身は普通の文章」って僕は呼んでるんだけど、

thatの中身は、主語も動詞もある、普通の文章になる。


だって、指さして「ほらっ」って言った後、別個の話がそこに入ってくるから。



もう一度、こんなイメージ。


ちなみに、thatの上に かいてあるのは、指さしてる手ね・・・







。。。このまま行くと、ものすごく長くなっちゃうから、サクサク行こう。








I think that that that that that boy used is wrong.


「thatの中身は普通の文章」。  だから、もうその「中身」の方だけ見よう。

「中身」の方の主語は、

that that that that boy used になる。 







ヒントは、下線部のthatが関係代名詞。








答えは、










<あの少年が使った>、 あの[that]

ということ。


だから、


【that that that that boy used】  is wrong は、

「あの少年が使った、あの[that]ってのは間違ってる」、となる。

上のイラストみたいな感じで、

「あの少年はthatっていうのを使ったけど、あのthatの使い方は間違ってるよ」みたいな感じ。






で、もとに戻って、それが「ほら、聞いて聞いて!」っていう 「 that☞ 」 の中身だから、




全部訳すと・・・


I think that
   that "that" that that boy used>  is wrong.


(僕が思うに、
    あの少年が使った、あの"that"っていうのは間違ってる。)







まあもうちょっと普通の順番で訳すと、
「あの少年が使った、あのthatは間違っていると私は思う。」 になる。





最初に書いたように、これは「お遊び」の問題だから、

けっこうパズルを解きほぐすみたいに解説しちゃったけど、






こうやって「1語1語を丁寧に分析する」のはたしかに大切だけど、

高校に入ったら、このやり方 一本だけで押し通すのはやめよう ね。

こういうのは、たしかに楽しいけど、

これができても喋れるようにはならないし、「使える英語」に直結はしてくれない。




・・・こんだけ説明しといて何てこと言うんだ! という感じかもしれないけど、


今日は、

「that」=「あれ」 っていう中心のイメージがあって、

あくまでそれを核として、thatにはその他にも色んなイメージが広がっていっている

っていう大切なところだけ頭に入れておけば大丈夫。




そういう、はずせない、重要なイメージを頭に入れていって、

あとは楽しんで英語をトレーニングしていけば、

英語は余裕で「最強の武器」になるからね。

高2の終わりまでに、さっさと英語を君の最強の武器にしておこう。





その力を一緒に身につけたい人を、超英塾は楽しみに待ってるね。





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