2014年4月1日火曜日

テストは「テスト」なんかじゃない。「○○」だ!




昨日、ある新高1の子と話をしていた。

その子は、高校から出された「宿題」を、せっせと勉強していた。

見ると、ずっと漢字を書いてる。

「集中して漢字覚えてて、偉いやん」と声をかけると、その子がボソッと一言。












「この漢字、全問テストをやってくれたら、俺絶対、満点とれんねんけどなー。」







・・・すごい。





この子は、高校に行っても、このままいけば大丈夫だなって分かった。

だって、たぶん、他の同級生の子は、今ごろ遊びほうけているに違いないのだ。

だけど、この子は「漢字せっかく全部覚えたんやから、全問テストしてくれないかなー」って言ってる。






格が違う・・・







別に、遊んじゃダメなわけじゃない。

勉強も・部活も・遊びも、全て味わい尽くしてこそ、高校生活の醍醐味だと思う。




けど、この子が漢字に賭けてる気合いは半端じゃなかった。





僕が高校生のとき、ずっと思ってたことがある。














学校のテストは、「テスト」じゃない。
「練習試合」だ。

全国模試は、「テスト」じゃない。
予選なしの、一発出場の「全国大会」だ。









なんで、勉強ってなった瞬間に、暗いイメージが付きまとうんだろう。

違う、違う!

部活と一緒!





サッカー部が、他校のサッカー部と「練習試合」をするのと一緒だ。

「試合」なのだ。 もっと楽しくてワクワクするものだ、本当は!

普段のパス練習とか、走り込みとか、そういう地味な練習が報われる、

一番楽しいパフォーマンスの場、それがテストっていう試合。





だから、「明日テストかー。だりーなー。」じゃない。

明日は試合なのだ。パフォーマンスのチャンス!







もっと言うと、

野球部が、甲子園に行こうと思ったら、まず地区予選を全て勝ち抜かなくてはならない。

甲子園に出るだけで、かなりの苦労だ。

それに比べて・・・

全国模試とか、センター試験って、何がすごいって、

予選なしで、いきなり「全国大会」に出られるのだ。





「え、本当にいいの?」って感じだ。





全然勉強してない子も、

トップ目指して頑張ってる子も、いきなりまったく同じ問題で、

まったく同じ基準で、評価してくれる。




すごすぎだ。







4月の頭、多くの高校で、最初に「実力テスト」みたいなのがある。

上に書いた漢字の子は、これで上の方にいきたいなーと見据えて勉強していた。

「ガリ勉」とか、そういうんじゃなくて、

ただ試合前に、きっちり自分に追い込みをかけているのだ。






早く、この発想の転換をしたほうがいい。

試験前の勉強も、

試合前のテニス部の実戦練習も、

コンクール前の吹奏楽部の仕上げ練習も、

根は一緒だ。








大切だから、もう一度。

「早く、この発想の転換をしたほうがいい。」





この発想の転換ができれば、

こんなに楽しい競技は、なかなか無い。

成果は着実に出るし、年に何度か全国大会(予選なし)が開かれるし、

競技人口も半端ない。センター試験の受験者数は、毎年50万人ぐらい(!)だ。







是非、この"発想の転換"をして、

この競技で楽しく超上級レベルの選手を目指してほしいなーと思う。







「試合」直前の、緊張感の張り詰めた会場。
って思うと、見え方が違ってくるよ。




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