2019年4月30日火曜日

GW、ライティング


ゴールデンウィークで学校も休みなので、卒塾メンバーがたくさん遊びにきてくれている。一緒にランチに行ったりして、学校の話や、20歳になったメンバーからはもう就活の話まで聞いたりしていると、受験生で頑張っていた頃が、すでに遠い昔のように感じられるから不思議だ。

元気そうな姿を見せてくれるのはとても嬉しい。教室では、現役メンバーが卒塾生を横目に「誰あの人たち?」と、ちらちら見ているのも面白い。高校生にとっては、大学の話を通っている本人たちから聞けるのは刺激になると思う。

差し入れもありがとう!







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先週の4技能クラス(準1級)ではライティングの授業をしたんだけど、お題はAI(人工知能)関連にした。

ただ、AIに関しては人によって知識がまばらなので、書いてもらう前に、英語で基礎知識をプレゼンすることにした。

説明をする前は、

2019年4月17日水曜日

新学期、本。



ついに新年度が始まった。

1年生メンバーも入塾してくれて、外の気温も上がってきたし、新しいシーズンが始まったなーという実感がジワジワと沸いてくる。




春休みということで、卒塾メンバーの大学生もたくさん塾に遊びにきてくれた。

サークルやバイトの話、勉強の話、いろいろと聞けるのがうれしい。高校生の頃を知っているだけに、もう二十歳 前後のみんなにこう言うのもおかしな感じがするけど、「大きくなったなー」と思う。

大学でしてほしいことは多いけど、特に「本を読んだ方がいいよー」と、繰り返し言うようにしている。

Jeffが読んだ本の多くは塾の本棚に収納されていくんだけど、高校生はとにかく「部活」と「勉強」だけで既に大忙しということが多くて、なかなか本を貸してあげられない。高校生の時期こそ、様々な本を読んで考え方を柔軟に伸ばしていく時期だと思うんだけど、「背に腹は代えられない」の言葉の通り、実際には目の前の部活の試合、テスト、受験…に追われて、ゆっくり読書する暇がないことが多い。

だから、大学時代こそ、腰を据えて本を読める最大のチャンスだと思う。これには自分自身の反省もあって、大学でもっと本を読んでおけばよかったと少し悔やんでいる。大人になって本を読むと、「目からウロコ」なことだらけで、こんなに面白いことはないんじゃないかと思えるぐらいだ。

小説を読めば、「今ここ」にいる自分の世界から一瞬でワープできるし、実用書を読めば、「もっと早く知っておけば良かった!」という発見もたくさんある。





まあ、もしかすると大人になったからこそ それだけ興味をもって読めるという側面もあるのかもしれないけど、ともかく、大学生は活動の自由度が一生のうちでも最大限に高い時期なので、ぜひその中に「本」を取り入れてほしいなと思っている。

だから、大学に合格して「何か面白い本ない?」と聞かれれば本を紹介する or 貸す(ここでやっと本棚が生きる)し、逆に生徒の子たちが本を読んでいれば、何を読んでいるのか気になる。






本の楽しいところは、ある本を読んでいると、そこで別の本が紹介されていて、そちらを読んでみると、さらに別の本が出てきて… と、興味が連鎖して、どんどん読む本が広がっていくところだ。

最近も、何かのきっかけで小林秀雄の批評集みたいなものを読んでいて(興味が出た瞬間にアマゾンで買うことが多いので、もはやその「きっかけ」すら思い出せないのがすごい時代だと思う)、その中に「徒然草」を論じたものがあった。兼好法師を指して、こんなことを書いている。