2019年4月30日火曜日

GW、ライティング


ゴールデンウィークで学校も休みなので、卒塾メンバーがたくさん遊びにきてくれている。一緒にランチに行ったりして、学校の話や、20歳になったメンバーからはもう就活の話まで聞いたりしていると、受験生で頑張っていた頃が、すでに遠い昔のように感じられるから不思議だ。

元気そうな姿を見せてくれるのはとても嬉しい。教室では、現役メンバーが卒塾生を横目に「誰あの人たち?」と、ちらちら見ているのも面白い。高校生にとっては、大学の話を通っている本人たちから聞けるのは刺激になると思う。

差し入れもありがとう!







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先週の4技能クラス(準1級)ではライティングの授業をしたんだけど、お題はAI(人工知能)関連にした。

ただ、AIに関しては人によって知識がまばらなので、書いてもらう前に、英語で基礎知識をプレゼンすることにした。

説明をする前は、

だいたい"AI"というワード自体はみんな知っていて、"シンギュラリティ"だと数人、"IoT"だとほとんど知らない、という感じ。


個人的に、「英語」は素晴らしい教養科目だと思う。

たとえば、Readingを通して新しい知見を得ることができる。極論すれば、英語で書いてありさえすれば、内容はどんなものでも「英語」の勉強をしていることになるわけで、英語の勉強をしつつ色んな視点や知識に出会える。

そしてWritingなら、まとまった文章を書くことで自分の意見を主張する技が学べるわけだけど、「自分の意見」を書くためには、最低限の知識や視座が必要になってくる。たしかに知識がなくても何か書くことはできるけど、内容の肉づけが弱くなるのは避けられない。

この前の英検1級のライティング問題ではテーマが「大量破壊兵器の世界的な禁止」だったけど、こんな問題、背景知識なしに書くのは不可能だ。そうなると、ライティングの勉強をする中で、付随して様々な情報に触れることになる。自分なりの意見も持つようになる。

このAIの問題でも、みんなの書いたものを見ていると、自分の意見をサポートするための理由や具体例に個性が出ていておもしろい。ライティングでは、一転して「〇〇と××、どちらの方が幸せな生き方でしょうか?」みたいな抽象的な問題も出てきたりするから、いろんな方向に頭を働かせることになる。楽しんでトレーニングしてほしいな。


…というわけで、今年度も4月が終わる。まずは夏を目指して頑張っていこう。よし。