センター試験まであと28日。4週間に迫ってきた。
↑ 生徒の子が、毎日帰る前に更新してくれる。
今年は数字のイラストが個性的…
毎年毎年思うことだから、たぶん何度も書いていると思うんだけど、やっぱり Time flies! という感想に尽きる。特にこの時期の、時間が過ぎていく体感速度の上昇率は半端じゃない。
「あれ、ついこの前、70 DAYS って書いてなかったっけ」
「え、もう28日前? その”8”の雪だるま使って38って書いてたあの日から、もう10日?!」
それがこの時期だ。年末だから、普通だったら「今年も終わりか。1年を振り返ろうかな」というシーズンだと思うけど、こちらは年末年始は入試に向けてのラストスパートなので、いつも慌ただしい。
センターがこれだけ近づいてくると、
また、自分の志望校の配点を特に意識すべき場合もある。たとえば理系の場合、一般的には、英語250点を200点に換算して、あとは数学200・国語200・理科2つで200・社会100 = 合計900点満点で点数の話をすることが多い。
だけど、実際に志望校に出願するときは、学校ごとに、この点数の比率が変わってくることが多い。たとえば、下の画像(ある国公立大学の理系の学部)の場合、センターの900点が、350点へと変換される上に、教科ごとの重みづけもだいぶ変わってくる。(※画像では"素点"と書いてあるけど、英語は最初から250点を200点に換算して表記しています。)
この場合、センターの段階では国語がかなりのウェイトを占めることが分かる。(センター試験だけの配点のなかでは125/350つまり約36%だし、2次試験まで加味した総計800点のうちでも125/800すなわち約16%も占めている。)というわけで、実際にここを志望している子は、理系だけど、センター国語の勉強には重めに時間を配分したりしている。
ただし、話は結構ややこしくて、「A大学だけじゃなくてB大学も視野に入れていて、そちらの配点も考えると、やっぱり国語にはあまり時間は割けない」とか、「二次試験よりもセンターの方が(問題の難易度から考えて)点数を取りやすいから、二次の配点の方がやや高めだけど、やっぱりセンターの時点で高めの点数を確保しておきたい」とか、ケースごとに気をつけるポイントが異なる。また、「私立大学が自分はメインだから、センター試験よりも、私立大学で個別に実施する入試の方が本番です」という場合もある。
たくさん相談に来て状況をシェアしてくれる子、自分の力でプランを立ててコツコツ進めていく子…と色々だけど、みんな自分に合ったやり方で頑張ってほしい。
ちなみに教室の方は、今年も加湿器(付きの空気清浄機)を稼働させて、フリーでとってOKなマスクも置いて、消毒液も設置して…と、少しでも風邪をひきにくいようにしている。(前にも書いたけど、ビタミンCのサプリも2種類置いてるのに、こっちは人気が出ない…。)
高2・高1メンバーの方は、各4技能クラスで、引き続きオンラインのスピーキング授業を実施。
ものすごく緊張した様子に見えても、やってみると「めちゃくちゃ楽しかった」という子あり、「しんどすぎるー」という子あり、本当に個性が出て面白い。どんどんみんなに適したやり方へと進化させていきたい。
高2以降の子たちが受ける「共通テスト」の方は、国語と数学の記述式問題の導入も見送りになって、だいぶ当初の想定よりも形式の異なるものになりそうだけど、英語でReading・Listeningの配点が100:100になるのはやはり大きな変化だ。
現在の「センター試験」では200:50で、この合計250点に0.8をかけて200点に換算してスコアを使うことが多い。200:50の比率で計算する場合、つまり4:1なので、これが1:1になるのは、リスニングの存在感が激増することを意味する。
今の高校生だと、スマホがリスニング練習の強い味方になっていることが多い(自分が高校生だった頃と比べると信じられないような技術進歩だ)。4技能クラスで身につけたリスニング力をそのまま活用できるようにしていきたい。
そして。この冬も、たくさん差し入れをいただいています。
みんなとても喜んでいます。ありがとうございます!!