2021年5月15日土曜日

TOOTHACHE


いつも真面目な話ばかり書いているので、たまには全然関係ない話も書いてみようかな。



というわけで、最近、歯医者に通いはじめた。正直、虫歯があるのは薄々分かっていたんだけど、歯医者に行くのは恐怖で、ずっと見て見ぬフリをしてきた。



『こりゃダメですね、全部抜きましょう』とか言われたらどうしよう…

『なんでこんなになるまで放っておいたんですか?大人でしょう?』と叱られたらどうしよう…

そしてもちろん、『どれだけ痛いんだ… 久しぶりすぎて想像もつかないぞ…』



高校生のときに通っていた歯医者で、根の治療(?)が物凄く痛かった思い出があるので、考えれば考えるほど、恐怖は増幅していく… が。それを超える痛みが遂にやってきてしまった。

思えば、数年前の年末、右上の銀色のかぶせ物(?)がとれた後、放置していても「あれ、何とかなるぞこれ」と放置していた自分。

さらにその後、今度は左上の方も外れ、それでも再び「あれあれ、やっぱり何とかなるやん、ラッキー」と日々過ぎていった自分…

そんな自分でも、今回の痛み(ちなみに右下!新しいエリアが開発されてしまった)は尋常ではなかった。食べ物を噛んだときに、体ごと飛び跳ねるような痛み。危うく、商店街のやよい軒で大声を出すところだった。

すぐに店を出てから歯医者に電話をして、(嫌なことはすぐに終わらせたい性質なので)すぐ数時間後に診てもらえるよう予約を入れた。




…このペースで書いていたら凄まじく長文になってしまうそうなので、結論から書くと、まず右下の痛みに関してはやはり「神経」が痛みの原因ということらしい。なのでまずはその治療と、その横の親知らずも抜きましょうかね、ということになった。

そう。「まずは」だ… これから長い道のりが続く気がする。

心配していた治療中の痛みもそこまでではなかった。麻酔のおかげなんだけど。

「あの、とにかく痛いのが苦手なので、バンバン麻酔しちゃってください」と告げたおかげかもしれない。

すぐに「それ痛いですか?」と聞くので、カルテに「痛いのが嫌い」とか書かれていると思う。(全然関係ないけど、もう社会人になった後、人間ドックで注射針で採血するとき、『いててて』とか言ってあまりに辛そうな顔をしていたからなのか、『よく頑張りましたね』と缶コーヒーを看護師さんからもらったことがある。)

教室で生徒の子に、「麻酔注射でも我慢できない痛みだったらどうしよう、なんか調べたら全身麻酔して治療してくれる歯医者もあるみたいなんだけど、ここに行くしかないかな…」とか話して笑われたけど、ともかく当面は何とかなりそうで少し安心だ。



つまり、言いたいことは、歯はちゃんと磨いた方が良い。これだ。

今回のことがあってから、急に電動歯ブラシを買い、寝る前にしっかり磨いている。

まあ、ちょっと気合を入れるのが遅かったんだけど… 

でも  It's never too late. (遅すぎるということはない) なはずなので、これからはちゃんとメンテナンスしていきたい。


(おまけ)

数年前、Kickstarterというクラウドファンディングのサイトで、口に装着するだけで10秒で歯磨きが終わるという装置を開発しますというのを見つけて、速攻で申し込んだ(1.5万円ぐらい)。結局このプロジェクトは上手くいかなくて何も届かず(これも生徒の子はよく笑っていた。『で、いつ届くんすか?!』)、残念だったんだけど、商品アイデア自体は非常に魅力的だった。このリンク先サイトの上の方の動画だけでも見てみると楽しいと思う。