今年の春、塾の卒業生の子が、
小学校の先生として社会人生活をスタートさせた。
ピカピカの、先生1年生。
ところで、超英塾はといえば、
スタートして10年以上が経過している。
当時20代だったJeffも、当然だけど30代。
この間に、英語力や教え方も、初めの頃より進化しているんじゃないかなと自分では思うんだけど、
ときどき、「じゃあこのまま40代になった時のJeffと、20代のJeff、どっちの方が生徒の子にとって良いのかな」みたいな疑問が湧くことがある。
たとえば、小学校の「先生1年生」。
きっと保護者の皆さんの中には、新人の先生ということで不安を感じる方もいらっしゃると思うんだけど、
他方で、「先生1年生」にしか出せない良さっていうのが存在するはずだ。
まず、先生1年生だけが出せる類の「やる気」っていうのはあるだろう。
そして「体力」も。
さらに、生徒の子たちからすれば、
どうしても若い先生の方が親近感を強く感じる傾向があると思う。
ベテランの先生には相談できないことも、
年齢が近い先生になら「ちょっと話してみようかな」と近づいてきてくれるかもしれない。
もちろん、中堅の先生、ベテランの先生にしか出せない良さだってある。
ベテランの先生は、同じ九九を教えるにしても、
「暗記競争のやり方だと、今年のクラスでは上手くいかないかもな。
今年はこっちの方法でいこう!」といったように、
教え方の "引き出し" が多いかもしれない。
要は「それぞれの先生に良さがある」という、
当然といえば当然の結論なんだけど、
そう考えてみると、自分も、さらに年を重ねていくと、
生徒の子にとってのJeffの位置づけがジワジワと変わってくるんじゃないかという気がしてくる。
たとえば今まで、英語の相談は当然として、
他にも学校行事のこととか、友人関係の悩みとか、
果ては恋愛相談まで含め、
生徒の子たちは様々なトピックを話しに来てくれているけど、
もしかして、Jeffがもっと年をとると、
そういう相談事なんかは減っていくのかもしれない。
それは寂しいなー… と思うんだけど、他方で、
20代の頃のJeffには無かった強みが生まれてくる可能性もある。
ちなみに英語に関しては、今でも、
「あ、こう教えるとスッキリするな!」という発見が続々と生まれたりする。
生徒の子からすれば「分かりやすいわ、なるほどね」ぐらいの、3分で覚えて終わりみたいな知識でも、
こっちがその教え方にたどり着くまでに何年もかかっていたりするのが面白い。
もちろんそれで良いわけで、
Jeffが何年もかけて編み出した覚え方・理解の仕方を、
生徒のみんなはお手軽にどんどん吸収して、効率よく英語を得意になっていってほしい。
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帰省している卒業生の子たちからも含め、
たくさんの差し入れをいただいています!
お気遣い、本当にありがたいです。