2024年8月5日月曜日

「すみません、お一人ですか?僕もハガキ出したんですけど、ダメで、良かったら・・・」


こう見えて(?)、

クラシック音楽、オペラ、

そしてミュージカルといった音楽ジャンルが好きな方だ。




ロンドン旅行の際には、

『レ・ミゼラブル』いわゆる "レミゼ" の公演を鑑賞すべく、劇場にも足を運んだ。

(ろくな写真が撮れていなくて申し訳ないんだけど…)




アメリカのブロードウェーにも行ってみたいなあ…




合唱も好きで、NコンっていうNHKの全国規模のコンクールがあるんだけど、

東京に住んでいる頃には、秋に全国コンクールを聴きに行ったりしていた。

ただこれ、当日にフラッと行けばNHKホール(→紅白歌合戦の、あのホール)に入れるわけじゃなくて、

当時は、事前に往復ハガキを出して応募して、当選を祈るしかなかった。

もちろんそうなると、当選できない回も出てくる。




「いや… でも… 生で聴きたい…」



実はこのハガキ、当選した場合、

1枚で2人まで入場できるルールになっていた。

「それでも単独で来る人もいるわけで、つまり観覧席、余りが出るじゃん… 座らせてよ…」



…待てよ。

1人でやってきた人に話しかけて、

一緒に入場させてもらえば良いんじゃないか…?

その場でお願いして、

当選ハガキを持っているご本人の判断で許可をいただければ、

その方と2人で入場しても問題はないはず。




いま思うと、厚かましいというか、勇気があるというか・・・、

とにかく生で全国大会の演奏を聴きたかったJeffは、

当選ハガキもないのに渋谷のNHKホールまで赴き、

1人でやってきている、優しそうな人(←大切)が列にやってくる瞬間をとらえて、

お願いして、中に入れてもらうことができた。

これで2回ぐらい聴きにいったような気がするんだけど、断られた記憶がない。

優しい人たちで良かった…。

周りを見渡しても、そんなことをしているのは自分だけだった。

(ちなみに今は、往復ハガキではなく、事前にウェブでの応募らしい。)




全国コンクールは生放送なので、事前に、

会場のみんなで拍手の練習をしたりするのも面白かった。

参加校によってはユニークな演出があったりして、

審査のある演奏会では結構まれな出来事だと思うんだけど、

客席で笑いが起こったりすることもあった。

(後で放送映像を見ると、客席の声は一切入っていなかった(客席の音がマイクに入らないようにしていたんだと思う)ので、あの笑いは、ホールの人たちだけが共有できた体験だった。)




番組の最後には、参加校のみんなが課題曲を一緒に歌うんだけど(→ものすごい迫力)、

なにしろ生放送だから、放送時間内に歌が収まるかギリギリな回があって、

ちょうど「あと0秒!」みたいなところで歌いきって会場が大盛り上がり、ということもあった。(当然これも、放送の方はすぐ次の番組に移っているわけで、放映されていない。)




今は、せっかく「フェニーチェ堺」の近くに住んでいるんだから、

もっと聴きに行けばよいのに…と思いつつ、

最近は全然だ。

また何か行ってみようかな…





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素敵な差し入れを頂戴しました。

とても美味しくいただきました、ありがとうございます!!





(※お盆過ぎ頃まではスケジュールが変則的で、

 いつものペースでブログ更新ができないかもしれません。申し訳ありません!)