3年生の授業の準備中。
そのなかで、merits という単語が登場した。
日本語でも「メリット」というから、「長所」みたいな意味で使われていることはすぐ分かるんだけど、
教える側としては、「あれ、じゃあ meritocracy の方も教えないと」のように、派生して気になることが出てくる。
merit という単語には「長所」以外にも「功績」「真価」といった意味もあり、
meritocracy は「実力主義(社会)」という意味で使われる。
これは、日本語で「メリット」と覚えているだけでは対応できないだろう。
また、「長所」という意味の方でいえば、類義語で advantage なんかも確認しておこうかな…
と考えだすと、この merit という単語1つとっても教えたいことが沢山ある。
とはいえ、限られた時間で、全て話し尽くすわけにもいかない(し、全部を話せば分かりやすい授業になるっていうわけでもない)。
似たような話は何度も書いていると思うんだけど、
このように、生徒の子からすれば授業中「はい、meritねー」という感じでサーッと通りすぎる箇所も、教える側はいろいろ考えていたりする。
1年生の授業なら、merit という単語が出てきても meritocracy を紹介する可能性は低いだろうし、
対して3年生が相手なら、「いま確認しとかないと、もう入試までにこの単語に触れることはないかも…」と思えば、やはり話しておきたいところだ。
こうやって、同じ教材だとしても、話す中身は相手にもよるし、時期にもよる。
今日は、2年生の授業。
1回1回の授業で、みんながさらに成長していけますように…。
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昨日は2期生の卒業生3人が遊びに来てくれて、
その差し入れのコーヒー↓
さすがJeffのコーヒー好きを熟知している… どうもありがとう!
