ニコッ、ニヤッと笑う、という意味のgrinという単語がある。
やっぱり laugh とは別物だし、また smile とも違っていて、
grin には grin という単語ならではの意味、響きがある。
この grin の単語を覚えているかテストしたい場合、
従来は、生徒の子に意味を書いてもらったり、
4択で選んでもらったり…というのが定番だったと思うんだけど、
今は AI のおかげで、イラスト付きの問題もすぐに作れてしまう。
こんな感じ↓
そして、この grin という単語を使った例文も、即座に提示してくれる。
たとえば grin という単語が分からない子に対して、
すぐに日本語で意味を教えるんじゃなくて、
いくつかの例文を見せて、そこから意味を推測してもらう…みたいな使い方もできる。
力試ししたい人は、次の3文から jargon という単語の意味を推測してみてほしい:
She explained the jargon in simple words.
She translated the medical jargon into plain language for the patient.
Their chat was full of slang and jargon.
…第1-2文では jargon を簡単な言葉に直していることが分かるし、
第3文だと「スラング」と並んで jargon が登場している。
「ということは、説明してもらわないと分からないような表現のことかな…」みたいな推測ができるかもしれない。
そう推論できた人は大当たり、この jargon は「専門用語」「業界用語」という意味だ。
これも、人が作るのとは比較にならない速度で例文を生成してくれるから、
人間の先生は、それをどう使って教えるのがいいかな…という方に力を注げる。
ところで実は、最近の AI は、こういった使い方をさらに飛び越えるような大進化を遂げつつある。
高校生の子たちが大学生になり、大人になって仕事をして…っていう頃には、
AIを使うのが当たり前の世界になっているだろう。
Jeffが大学生ぐらいの頃には、「あの人はインターネットができる」みたいな言い方がまだあった気がする。
けど、いま「インターネットができる」という日本語自体、ほぼ聞くことはなくなった。
それぐらいに、生活におけるインターネットの存在が当然のものになったということだよね。
同様に、AIも、あって当たり前という世界がすぐやってくるだろう。
生徒の子たちは、ChatGPTのことを「チャッピー」と呼んで使いこなしている。
「Googleで検索する」が「ググる」になり、
「LINEでメッセージを送るね」が「LINEするね」になり、
そして「チャットジーピーティー」が「チャッピー」になり、
こうして日常に溶け込んでいく。
その過渡期を自分たちは生きているんだなと思う。
生徒の子たちが将来生きるのはそういう世界だからこそ、
教室でも、Jeffが AI を使っているところをどんどん観察してほしいと思う。
もちろん、AIが間違うことも沢山あって、それに対処するには人間の判断力が必要っていうところも含めて。
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三国丘高校・泉陽高校ともにテスト期間ということで、
この土日は、テスト勉強しやすいように時間割を設定した
SS (Study Session) を行いました。
3年生はこれが高校生活ラストの定期テスト、その後は受験シーズンまっしぐら!
1-2年生はこれを乗り越えれば冬休み直前!
みんな体調管理に注意しつつ頑張れー!!





