2026年5月27日水曜日

経済学部出身の友達と、お金の話


3年生の子が大きい封筒をもっていたので、何の封筒か尋ねてみると、奨学金の案内だった。

 Jeffも大学時代は奨学金を借りていた。

奨学金といっても色んな種類があるんだけど、Jeffが借りていたのは、利息を付けてきっちり返済するタイプ。

大学生の間は奨学金が振り込まれて、それを大人になってから返済していくということで、

これは言わば、大学生の間に必要なお金を、未来の自分から借りているようなものだ。





というわけで社会人になってから、長い間、基本的には一定の金額を毎月返済してきたんだけど、

ゆっくり返すほど、元金もなかなか減らないから、利息も多めに払うことになる。

仕方ないか…と思っていたものの、やはり今後ずっと払うことになる利息を考えるともったいないので、このたび残額をまとめて返済することにした。





それで、「やったーこれでスッキリしたー」と思って大学時代の友人(経済学部)にこの話をしたんだけど、

すると「金利情勢的には返さない方が得では?」という返事が。

「え…そんなことある? だって、もう利息払わなくて済むんだよ、どう考えたって長期的にはさっさと返済した方が得なんじゃ…」

と思いたくなるんだけど、相手は経済学部。

うーん、じゃあやっぱり損なのかも…。

さて、なぜ一括返済しない方が得なのか、分かりますか…?





ここで、話を分かりやすくするために、「返済すべき残額が230万円」で「年間の利息が1%」だったとしよう。

で、「毎月2万円ずつ返済する」とすれば、およそ10年かけて最終的には約242万円払うことになる。

(⇩AIに手伝ってもらって計算しました)


つまり、12万円が利息でとられるということ。

これだけ見ると、「じゃあ今すぐ230万円を返済すれば、12万円の利息は払わなくて済むから、やっぱり得してる」と思うよね。

けど、経済学部の見方は違う。

「その230万円を、返済ではなく、国債などの購入にあてると?」と考えてみよう。

またAIにお願いして計算してもらおう:

「230万円で2.5%利回りの10年物国債を買った場合、最終的にいくら手に入るか計算して」

→すると、税金を引かれた上での最終的な総額は「2,758,200円」になるらしい。

つまり、ここから230万円を引いて、利益は約46万円。




まとめると、

【A】奨学金230万円を一括返済する 

 →利息の12万円を払わなくて済む

【B】奨学金は今のまま毎月の収入から返して(→最終的に12万円の利息を支払う)、230万円は国債の購入にあてる

 →大まかに「46万円-12万円 = 34万円 得する」


ザックリ、こういうこと。

もちろん、奨学金を一括返済した場合、『毎月の収入から返済する2万円』という負担がなくなるので、これを上手く活用すれば、必ずしも34万円もの差がつくとは限らない点には注意が必要なんだけど、

それにしても、「借金なんて、早く返せばそれだけ得でしょ」という枠組みだけで考えていると、この差はなかなか見えてこないよね。




他方でこれは、「ファイナンス」という分野を勉強している人からすれば、当然の視点ともいえる。

「絶対こうだ」と自分が思っていても、それは自分にとっての枠組みの中でそう見えているだけで、違う観点をもった人の助けがあれば、別の道が見えてくることもある。

…っていうのを感じた出来事でした。





…まあ、結局「もう申込の手続きもしちゃったし、スッキリしたいからやっぱ奨学金は一括返済するわー」が今回のJeffの結論なんだけど…。

これまでも奨学金の返済でたくさん(?)利息を払ってきたけど、まあそれは、未来の学生の子たちに貸与される奨学金の原資になると思えば、ポジティブにも捉えられる。

そうやって役立てられていますように…。



2026年5月19日火曜日

すごいぞ高校生


2月末の国公立大学の前期試験(二次試験と呼んだりもする)から、約3ヶ月が経った。

成績開示で、二次試験の英語で〇点取れました~っていう報告をもらったりもする




それで、Jeffも二次試験の英語の長文を順に読んでいくんだけど、高校生が解くには難易度が高いよなーと驚かされたりする。

これ、制限時間もなく、なんなら辞書を片手に、優雅に二次試験の長文を読んで、そのうえで「案外簡単やん」って言うのは危ない。

実際には、その難しい英語を、真剣勝負の会場で読み解き、厳しい制限時間のなか、シャーペンと消しゴムで(⇨パソコンで推敲することもできない!)答案用紙に書き込んでいかなければならない。

入試なり、資格試験なり、ヒリヒリする試験を受けたことがある人なら分かると思うけど、これは、のんびり優雅に解く環境とは別物だ。




授業でも、記述問題の解説をするときは、もちろんできるだけ完璧な答案を提示するべきなんだけど、

他方で「いやこれ、実際の制限時間内でこの答案を仕上げるのは無理やろ」ということもある。

ここで、教える側が、時間をかけて緻密に練り上げた「完璧な答案」をただ見せるだけでは足りないだろう。

だから、「実際の試験会場では、核となるAとBの要素が入っていれば、おそらく合格答案レベルだと思うよ」というように、実践的な答案はこのぐらいだっていうラインも伝えたりするようにしている。




実際、二次試験の通過ラインは「6割」前後におさまっているケースが多い。

逆から見れば、4割も減点されても、合格ラインということだ。

もちろん得意な子は7割、8割とったりもするわけだけど、

ともかく9割や満点というケースはかなり限られるはずで、みんなそうやって合格していく。





ともかく、試験会場でこのレベルの英語を読み解くには、

かなりの練習・トレーニングが必要となる。

1年生のときからやっている「単語」や「文法」は、その土台だ。

そこから積み上げて、高校に入ってからのたった3年弱で、こんなに本格的な英文を読めるようになるんだから、そこに至る努力には敬意を払わないといけないと思う。

(そして、それだけ頑張って身につけた英語なんだから、大学に入ってからも継続して伸ばしてほしい。ぜひ。)




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さて、三国丘高校の1年生は、明日が英文法のテスト。

このあと授業で、文法の総復習会です。どんどん英語力を積み上げていこう。よし。



2026年5月12日火曜日

なんばを爆速で

 

日曜の夜、The Devil Wears Prada 2 (プラダを着た悪魔2)をなんばで観てきた。

20:00スタートのレイトショー。

QRコードで入場できるチケットを事前に買って…

当日は時間ギリギリまで、なんばパークスのレストランで優雅にディナーを楽しみ…

そして、19:50~55頃、そのまま同じビル8階の「なんばパークスシネマ」に到着。




映画って、時間通りに入っても、予告編とかでしばらく本編は始まらないから、これでも時間は余裕。

と、案内スクリーンを確認すると、20:15上演になっている。

ん… 時間間違えて来ちゃった? 待つのちょっと面倒だな…

あれ、看板に何か書いてあるぞ…

「当劇場ではQRコードでのご入場はできません。」



・・・え?

おかしいおかしいおかしい。



そしてすぐに気づいた。

あああああああああ、劇場を間違えた!!!!!



そう、同じ「なんば」の映画館でも、

「なんばパークスシネマ」と「TOHOシネマズ なんば」がある。

行ったことがある人なら分かると思うけど、たしかに両方とも駅から近いものの、この両者の間となると、微妙に遠い!

そして、もうあと5分ぐらいで20:00になってしまう。

ああーーーまじか… 

え、走るのか…?!

いっそ行かんとこかな… 

いや、でも1,000円追加して「プレミアボックスシート」にしちゃってるし…

うん、行くしかない。でも、走って、汗だくで映画館に着くのも避けたい。

というわけで、異様な早歩きでマルイまで向かった。




結果的には、20:00過ぎぐらいにチケットゲートを通過して(そうQRコードで)、

実際に本編が始まったのは20:15ぐらいだった(早歩きせんで良かったやん…)んだけど、とにかく焦った。

世の中、似たようなミスであふれていると思う。

「伊丹空港で集合と思ってたら、関空でした」とか(これは本当にやばい)、

「第5章から小テストだと思いきや、第6章が範囲でした」とか。

普段、テスト中のケアレスミスに気を付けるように言いまくってるJeffが、お手本のようなケアレスミスをしてしまった。

なんとかリカバリーできたから良かったものの…(映画はちゃんと楽しめました)。

映画そのものに関しては、ネタバレは何も書かないけど、

1作目を観ている方がしっかり楽しめると思うので、興味がある人はまずそちらを観てほしい。(1作目は2006年だって…もう20年も経っているというのが衝撃だ。)





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さて、明日は泉陽高校が体育祭。晴れそうでよかった。

三国高校は金曜から定期テスト。今も、授業後の1年生の子たちが、教室で勉強を頑張っている。(泉陽高校は翌週からテスト。)

みんな、青春も勉強も、しっかり味わってほしい。



そしてこちらは、1期生の子がたくさん買ってきてくれた差し入れのお菓子。

いつも心遣いありがとう!


2026年5月7日木曜日

5月


以前、大阪大学に合格した子たちが入学式の写真を送ってくれた話を書いたけど、

先日は、京都大学に合格した2人の写真が送られてきた。

片方の子の得点開示のハガキが届いたということで見てみると、2次試験の英語は、目安にしていた水準よりも10点も高いスコアをゲットしてくれていた。

大学生活は「めちゃくちゃたのしい」らしい。頑張って良かったね。どんどん自分の世界を広げていってほしい。

また遊びにカモン。





こちらは、1年生の保護者の方からいただいた、大量のミニ・カップ麺・ワンタンスープ・春雨スープのセット。


大きなバッグに入れて生徒の子が持ってきてくれた。

部活でお腹を空かせた高校生は大喜びです、お心遣いありがとうございます!



 


そして、ゴールデンウィーク真っ只中の土曜日には、帰省している「1期生」の卒業生が遊びに来てくれた。(ちなみに、今年の1年生が「13期生」だから、干支が一回り上の先輩っていうことになる。)

いまは東京でバリバリ働いていて、出張で社長と一緒にアメリカに飛んだりしているらしい。

高校生の時に頑張って培った英語力が、大人になってからも仕事で役立っているのはとても嬉しい。

趣味もめちゃくちゃ充実していて、バイタリティがあふれている姿を見て安心した。

素敵なおみやげもありがとう!(おいしかった)





さて、5月に入って、高校生は、新年度最初の定期テストが近づいてきている。

今年は、三国丘高校の方が、泉陽高校よりも1週間早い。

特に1年生は、高校生になって初めての定期考査。ドキドキが伝わってくる。

ちなみにこのテストが終わったら、約1ヶ月後には次のテストで(早い…)、それが終わるのが7月上旬。そうなったらもうすぐに夏休みだ。

時間が過ぎるのが早そうだ… 今年も、みんなが充実した高校生活を過ごせますように。