2024年12月27日金曜日

ご入塾を検討されている方へ

 

最近、授業体験のお問い合わせが増えてきました。(今日も2年生の子が新しく入塾してくれました。)

「年末の定期テストも終わり、いよいよ新学年に向けて英語の力を高めていくぞ!」という時期になってきましたね。



それで、超英塾の年明け以降の授業ですが、

◆1年生は1/6(月)~
 →1年生の間は基本的に月・木が授業

◆2年生は1/7(火)~
 →2年生の間は基本的に火・金が授業
 (3年生になってからは週1授業)

となっておりますので、ご連絡いただく際にはご留意いただければ幸いです。



(年末年始は特に、電話でのお問合せにはすぐ対応できないことも多いと思いますので、

LINEまたは本ページの「問い合わせフォーム」からご連絡いただくと助かります!)





2024年12月25日水曜日

クリスマス


5月に、卒業生の子がバイト代でご飯をおごってくれた話を紹介した。

その子が今月ついに20歳を迎えてお酒も飲めるようになったので、

お祝いを兼ねてご飯へ。

1軒目は本人の希望で鍋、2軒目はバーに行ってきた。


来年にはカナダ留学が控えていることもあって、

大学ではしっかり英語の勉強を続けてくれている(課題が多くて大変らしい)。

受験が終わると英語に触れる機会が激減するケースも結構あるんだけど、

きちんと英語力を磨き続けてくれているのはとても嬉しい。



高校1年生の春、つまり15歳から通ってくれていた子が、

立派に20歳になって、そうして一緒にお酒を飲めるなんて、

幸せなことだなーとしみじみ思う。

留学前に、また行こう。



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12/24(クリスマス・イブ)は、

昼間に高3クラス、そして夜は高2クラスという、ハードな日だった。

「イブに授業してごめんー、ケーキでも買ってあげたいけど…」

と思いつつ、結局コンビニでお菓子を買ってきて慌ただしく教室に入ると、

あれ、ミスタードーナツが机に置かれている!

聞けば、高3の子の保護者の方から差し入れとのこと。

イブの日に、素敵なプレゼントをありがとうございます!!




そして今日クリスマス(12/25)は、

素敵なクリスマスカードとともに、

別の3年生の保護者の方から大量のお煎餅を差し入れていただきました!

いつもお心遣いいただき、ありがとうございます!!



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これが2024年ラストの記事かもしれません。

新しい情報が自動的に流れてくるXやInstagram等と違って、

ブログというのは、わざわざアクセスしないと読めない(しかもアクセスしても記事が更新されていなかったりもする)、

読み手のみなさんにとっては不便なツールだと思います。

それでもいつも読みにきてくださる皆様、ありがとうございます。

来年もよろしくお願いいたします!



2024年12月18日水曜日

ウサギは確かに素早いけど!



来週はクリスマス。

堺東でも、

市役所前の通りはイルミネーションが輝いていてムードを醸(かも)している。

…んだけど、

毎年このシーズンは当然のように受験モードなので、

個人的には、ホリデー・シーズンという感覚がかなり薄くなってしまった...。



なんといっても、共通テストまであと1ヶ月!

人によって、このテストがもつ重みは様々なんだけど、

これから3年生は次第に "共通テストモード" に入る子たちが増えてくる。




他方で、

今週は2年生でも新しく生徒の子が増えて、さっそく頑張ってくれている。

3年生になるとどうしても受験が大変になるので、

1~2年生の間に部活、青春もどんどん味わってほしいなと思うんだけど、

同時に冬休みは、英語の力を伸ばす好機でもある。



長期休暇の間って、学校の授業が進まないというのが大きくて、

そちらの予習・復習に追われなくて済むから、

自分のスケジュールを作る自由度が高まる。

「いつかやろうと思ってた、文法の復習…」

とか、

「やってみたかった、長文の演習…」

とか、

それらに思い切って取り組める大チャンス

まだ冬休みは本格的に始まっていないけど、

すでに相談に来てくれた子たちもいる。

どんどん英語力を高めてほしいな…(得意になればなるほど楽しくなる!)


 

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生徒の子が書いた英作文を添削していると、いろんな事件(?)が起こる。


まずはこちら…


よく見てほしい…

本人は 

rapidly (急速に) 

と書きたかったんだけど、 これじゃ

rabbit (ウサギ) + ly  

だ! 

目の前でめちゃくちゃ笑ってしまった、ごめん。

本人の許可をとって載せました。





こちらは、

in my childhood (私の子供時代に)

と書こうとした箇所:


childfood だと「子どもの食べ物」だ!



とはいえ、これは結構やりがちなミスだから、注意が必要。

似たシリーズに

neighborhood (近所, 地域)

があって、これも危ない…。




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そして今日は、3年生の保護者の方から差し入れをいただきました!

(授業中にお腹が空いてしまって、ドーナツはJeffが一番に袋を開けて頂戴しました...)

ありがとうございます!!








2024年12月11日水曜日

先生が配るプリントは英語で"handout"


泉陽高校・三国丘高校どちらの定期テストも終わり、いよいよ年末。

3年生はもちろん受験に向けてラストスパートだし、

2年生の方では、昨日の授業にも体験の子が来てくれた(今年度はまだ1・2年生の途中入塾OKです)。

みんな、学校の授業も一段落して、冬休みに向けて

自分のペースで勉強を(1・2年生は部活や遊びも…)やっていこうという時期になった。



保護者の皆様は、

今週は授業でニューズレターを生徒のみんなにお配りしていますので、

ご自宅で受け取っていただければと思います。



…このニューズレター

不定期で書いてるんだけど、

その都度、紙に印刷してみんなに配っている。

んだけど、学校のプリントと同じで、

ちゃんとお家で渡してくれてるかな...」という不安がよぎる。



ちょっと、この写真を見てほしい。




ほぼ毎日 自習に来ている3年生が、机の上に積み上げている書類の山なんだけど、

「いや、散らかりすぎやろ...」というのは置いておいて、よく見てみて…







ん?






「塾」って・・・

いやこれ、いつもニューズレターの右上に載せてる塾のロゴやん・・・





見たら、July と書いてある。

つまりこれ、7月に渡したやつ!

「お盆のスケジュール」が書かれている...

今日の授業で12月分を渡したところだったので、

7月分と一緒に持って帰って、今夜おうちの人に渡してくれるように言っておいた。

保護者の方も「今さら?!」と驚くだろうな… すみません。



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3年生の保護者の方から、たくさんのお菓子を差し入れていただきました(塩味&チョコの両系統!)。

みんなで美味しくいただいています、ありがとうございます‼






2024年12月3日火曜日

Words have power.


Jeffはもちろん英語の先生なんだけど、

それ以外の質問をされることも結構ある。



それで、現代文の勉強法を聞かれることもあって、

そのアドバイスは相手によって異なるんだけど(例えば1年生と受験生とでは、現代文に使える時間も違ってくる)、

そこそこ長期的に取り組めるなら、語彙(ごい)をやったほうがいいよ、と伝えることが多い。



「いやいや、日本人なんやし、語彙に時間をあてなくても…」と高をくくっている人が結構いると思うんだけど、

これが、そうでもない。

少なくない高校生が、「読めているつもり」なだけで、正確には読解できていなかったりする。





試しに、ChatGPTに作ってもらった以下の文を高校生が読んだとしよう。


現代の環境問題は、その影響が不可逆的であるにもかかわらず、多くの議論が表層的な解決策に終始している。この現象は、個々の利益追求と全体的な持続可能性との間に深刻な齟齬を生んでいることに起因する。また、問題の本質が矮小化されることで、構造的な改革が後回しにされる傾向が強まっている。これを超克するには、短期的利益を排した上での長期的視座に基づいた行動が必要不可欠である。



…たぶん、「環境問題の話」っていうのは分かる高校生が大半なんだけど、

途中で登場するちょっと難易度が高めのワードは、

「実はよく分からない… というか読み方もわからない…」みたいなことが起きがち。

◆齟齬(そご)

◆矮小化(わいしょうか)

…あたりの表現など。




同じ「読めた」と主張する人でも、

筆者の主張までちゃんと把握できた人と、「まあこういう感じの話」あたりでストップしている人だと、

同一の文章を読んだはずなのに、見えている度合いがかなり異なる。

これをJeffは「解像度が違う」と生徒の子に伝えることがある。

視力の悪い人は(Jeffもそう)、

裸眼で映画を見ていると、何となくは理解できるけど、細かいシーンはよく分からない。

でも、眼鏡やコンタクトレンズの力があれば、そのあたりも把握してしっかりストーリーについていける。

同じ映像を見ていても、どこまで見えているかという解像度は違ってくる。そういうイメージ。




だから、信じられないかもしれないけど、過去に早稲田に合格した子だって、

現代文の問題を解いた後、分からなかった表現の「意味調べ」をするようにアドバイスして(そう、小学校以来、国語の時間で辞書を使ってやらされる、あれ!)

Jeffが問題を出したりしていた。

Jeffが生徒の子たちに語彙クイズを出題すると、

「いや、そんな言葉、ほんまに使うんすか?」といったツッコミが来るんだけど、

さっきの

◆齟齬(そご)

◆矮小化(わいしょうか)

も、

別に特別ってわけじゃない、普通に使う表現だ。

高校生の子たちにとっての「その言葉いつ使うねん」レベルの語彙は、

問題を作る大学の先生たちからしてみれば「このぐらい知ってるよね、注は付けなくて良いよね」という水準の表現だったりする。

そんなわけで、語彙を鍛えると良いよと伝えるようにしている。





そして、これが後々、英語にも効いてくる

というのも、英語の長文だって結局は「英語で書かれた現代文」なわけで、

レベルが上がってくれば、日本語と同じく、

「あれ、何を言ってるのか分からないかも…」という文章に出会ったりする。

そうなると、「和訳を読んでも分からない」という事態が発生しがち。

そのとき、助けとなる(or 妨げとなる)のが、語彙だ。




たとえば、

本文に inductive reasoning と書いてあって、

調べてみると「帰納的推論」と書かれている。

これで「なるほど」と思える子は、

「帰納法」のイメージがしっかりと頭の中にある子だろう。

大概の場合、

「あーなんか数学でやったなあ」とか、

「演繹(えんえき)法っていうのもあったよね? で、何やった?」とか、

そのあたりで止まってしまう。

ここを超えてほしいなーと思う。

ちなみに先日、2年生の子たちの授業で

deduce (推論する, 演繹する)

という単語が登場したので、

ちょうどこの演繹法・帰納法について解説したところ。

生徒の子たちは、

「なんで英語の塾なのに、この人はこんな熱心に演繹&帰納の話をしてるんだ…?」

と思ったかもだけど、将来もっとレベルが上がったときに、

こういう表現が「ちゃんと分かる」ことが、読解力を押し上げてくれる。




ということで、結局は、

「英語のためにも、現代文、頑張ってな!」というアドバイスになる。

生徒の子たちは、

「あー、しゃーない、結局やるしかないかー国語も!」

みたいな表情をして帰っていく(笑)

知っている言葉が増えてくると、だんだん楽しくなってくるから。頑張ってーー




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保護者の方々から、大量に差し入れをいただいています。

日本&海外のお菓子から、コーヒーやお茶、

スープに至るまで(もうすっかり冬ですね)、本当に助かります!!









そしてこちらは、スペイン旅行から戻ってきた卒業生の子が買ってきてくれた、

マサパンという郷土菓子。いつもありがとう!