先日は、
もう社会人として働いている2人の卒業生の子たちが遊びにきてくれた。
結婚していたり(びっくりしたー)、
働きながら資格取得のために学校に通っていたり…と、
それぞれの道を歩んでいて、
おしゃべりしていたらあっという間に時間が経っていた。
超英塾を始めたときは当然まだ「卒業生」はいなかったわけだけど、
今は、いろんな卒業生の子たちがいて、
こうやって遊びにきて近況を教えてくれたり、
就活の相談に来てくれたり。
あるいはお酒を飲みに行ったり。
みんなありがとう。
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ところで、たまに思うことがある。
高校生のときに「英語でお世話になりました」っていうのは認識しやすい。
…何を言ってんの? って感じだと思うけど、
たとえば、
「足し算を教えてもらって助かりました」とか、
「いろんな漢字を覚えるのをサポートしてくれたおかげで今日の私があります」とか、
そういうことを言う人ってあまり見たことがない。
計算ができて、漢字が書ける、
その裏には、それを助けてくれた家族の人、学校の先生、記憶に残っていない誰か…がいるはずなんだけど、
自分にとって「読み書き計算」能力はあまりに当たり前すぎて、
そのことを改めて「お世話になりました」って小学校時代の恩師にお礼を言いにいったりすることはほぼ無いだろう。
他方で、高校生ぐらいにまで成長して、
英語を教えてもらって助かったわーというのは忘れにくい。
でも、Jeffが高校生のみんなに英語を教えられるのは、
その土台として、みんなが漢字を小学校でたくさん覚えてくれたからであり、
中学校で英語の基礎部分をしっかり身につけてくれたからであり・・・っていう、
そのおかげでスムーズに高校レベルの英語を教えることができている。
ふだん意識しないけど、実は自分の土台を作るのを助けてくれた人がいるんだよなーということ。
小学校の先生なんかは、特にそういうことが多いんじゃないかな。
きっと、将来のことを考えて、そっと本人に分からないようなやり方で助けてくれた人がいる。
別に、その子が漢字を覚えていなくたって、九九ができないまま進級したって、
たぶん先生自身が人生で困ることはない。
でも、そういうことじゃなくて、目の前の子のために根気強く教えてくれた人がいる。
たぶん、その子は、「小2のときに九九を覚えるまで付き合ってくれて助かりました」って数年後に言いにくることはないんだけど、
それでもいい、その子の力になれば、っていう仕事をしている人が世の中にはいる。
そういうことを思うと、
「いやー高校のとき超英塾に来てなかったら英語やばかったー」と明示的に言ってもらえるのは、本当にラッキーでありがたいことで、かつその前提となる力を身につけるのを助けてくれた皆さんにも感謝しないと…っていう気になる。
そして、そうなると、
映画のタイトルにもなった Pay It Forward していこう…
って話になるんだと思うけど、とりあえず今回はこのあたりで!
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三国丘高校の定期テストが終わり、
今度は泉陽高校のテスト週間が始まっている。
なんで今年はこんなに両校のタイミングがズレてるんだー!と叫びつつ、
Jeffも授業スケジュールを調整しながら頑張ってます(みんながテスト勉強に集中しやすいように、塾の授業日程をずらしたり)。
生徒のみんなもガシガシ英語力を上げていこう。