先日、弁護士をやっている大学時代の友人が大阪に出張で来ていたので、久々に会って色々と話してきた。
Jeffも法学部の出身なので、とにかく法律関係の仕事に就いた友人が多くて、
弁護士もいれば、裁判官・検察官もいる。
今回大阪にやってきた同級生のKは、民事裁判を扱う弁護士なんだけど、
仕事の内情をいろいろと教えてくれて、勉強になるっていうより、話そのものが純粋に面白かった。
たとえば、「AはBに〇〇万円を支払え」っていう判決が出たとしても、
現実にはAが〇〇万円をきちんと払うとは限らない。
そもそも、払うための資力が無いかもしれないし、あっても銀行のお金を全額おろしておいて「お金なんか無いもんねー」と主張するかもしれない。
そうなると、Bさんはいくら勝訴したといっても満足いく結果とは言えないわけで、じゃあそれに備えてどういう手があるかっていうと…
みたいな事例を教えてくれたりした。(面白そうでしょ?)
自分とは異なるフィールドで活動している人と話をすると、それだけで世界が広がって見えてきたりする。
英語では broaden one's horizons という表現がある。
◆ broaden O は「Oを広げる」で、
◆ one's のところには my とか her、hisなどを状況に合わせて入れてもらって、
◆ そして horizon には「地平線・水平線」という意味がある。
地平線っていうのは空と地面とが接する線のことで(上のイラスト参照)、
水平線なら、空と海とが接している線。
自分にとっての horizons を広げるっていうことは、
自分に見えている地平線が大きくなる、つまり自分に見えている「視野」が広がるということになる。
実際に辞書でhorizonを調べれば、「地平線・水平線」に加えて「視野・範囲」といった意味も載っている。
こういう感じで使える:
Traveling abroad will broaden your horizons.
(海外旅行は、あなたの視野を広げてくれるだろう。)
※このときは horizons の s を忘れずに。
自分とは違った世界の話を聞くと、自分の horizons が拡大していくよね。
そして何より、久々に会う友達と話せるだけで、嬉しいし楽しい。
そんな再会 in 梅田でした。
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泉陽高校は定期テストが先週終わり、
三国丘高校も、あと明日の1日を残すのみ。
そして今週木曜には「共通テスト100日前」になって、
来週は、泉陽高校の2年生は修学旅行に出発だ。
どんどん時間が進んでいくけど、
生徒のみんなが充実した良い時間を過ごせますように。
そして…
風邪に注意!(もうインフルがシーズン入りしているらしい!)