2014年1月25日土曜日

大阪では 中学生からTOEFL?

[超英塾についてはこちら]








超英塾は高校生向けの塾ですが、

大阪では、中学生の高校入試でも大きな変化が起きています。



けっこう報道された のでご存知の方も多いかもしれませんが、



大阪府教委は20日、府立高校の2017年春の入試から、TOEFL(トーフル)や英語検定試験を活用する方針を決めた。府教委が独自の基準でTOEFLなどの結果を換算し、入試の英語の得点と比べて高い方を採用する。外部検定の活用は大学入試に広がるが、府教委は「都道府県単位の公立高入試での活用は聞いたことがない」としている。

(ソース: 朝日新聞デジタル [記事はこちら]






そう、
大学入試どころか、高校入試にTOEFLを活用(!)するんです。


活用というだけで、今までの英語の試験が消えるわけではありません。

が、この意味は大きいでしょう。



なお、実際には、
 * TOEFL iBT   だけではなく、
 * 英検 (おなじみ!)、そして
 * IELTS(アイエルツ、と読みます)
という3つの試験が対象となります。

この4つの試験に共通しているのは、
リーディング・リスニングのみならず、
ライティング・スピーキング能力も測る試験だということ(英検2級のみライティングがありませんが)。

「使える英語」を本気で試そうということなのでしょう。






2017年春の入試ということは・・・

この春、2014年に新中学1年生になる子は、既にこの対象に含まれるということです。






ちなみに、「活用」というのは、

TOEFL等で一定の点数をとっていれば、

入試のときの英語テストが「満点」だったとみなしてくれる

ということです。









大阪の英語に対する本気度が伝わってくるこの政策ですが、

注目すべきは、その求めるレベルの高さです。




「満点に換算」してもらうためには、

英検準1級、TOEFL iBTでも60点をとる必要があります。



英検といえば、2級でやっと「高校卒業程度」ですから、

準1級イコール、大学レベルまで要求していることになります。

ちなみに、英検2級をもっていれば、満点ではなくて「80%」の得点に換算してくれます。




・・・って、英検2級の力があれば、おそらく本番のテストは絶対80%以上とれると思うのですが・・・、

そこは、今後この条件を緩めていくのか、

あるいはそれで釣り合うほどに入試の方の英語テストが難しくなっていくのかもしれませんね。

※くわしい換算リストは [こちら] 。






「日本の将来を支えるリーダーとなる素質を持った子たちの頭を抑える教育から脱却する」

という理念のもと実施されるこの政策の意図にはとても賛同できます。





求められる水準から考えても、

今までの英語レベルを少し強化するといった次元ではなくて、

根本から英語を大改革する時代になっている、ひとつの表れといえます。




ちなみに、TOEFLにもTOEICと同じように、TOEFL Junior という弟分がいて、

中高生が挑戦する場合にはまずここから始めるのがちょうどいいのではないかと思います。

超英塾でも、夏や冬の長期休暇を利用して、まずはここからチャレンジしていくつもりです:)




■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 メッセージやお問合せは、画面の
 右or下のContact Formからどうぞ。
 超英塾は、三国丘高校・泉陽高校向けのスーパー英語塾@大阪・堺東です。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■