今年のセンター試験も始まりましたね。
今年の英語は、新形式で出題されたと話題になっています。
文章の「まとまりをよくするために取り除いた方がよい文」を選ぶ、
というものでしたが、
これは、一言でいえばessay writingの要素がセンターにも入ってきたということです。
・・・ってどういう事かというと、
「英語も言葉である以上はメッセージであり、
そのメッセージを伝えるにはどう文章を構成すればいいかを考える」
という問題が出てきたということで、
僕はとても良い傾向じゃないかな、と思います。
「今後はこういう勉強もしっかりしてきてね」というセンター試験のメッセージで、
もし来年も同じ形式で出題されるならば、問題のレベルはグッと上がるかもしれませんね。
ちなみに、アメリカ版のセンター試験「SAT」とかでは、
もっとモロに文章のテクニックや意図を問題にしてきたりします。たとえば・・・
ex)
Which of the following strategies are used by the writer of the passage?
A. frequent reliance on figurative language.
B. chronological arrangement of events.
C. connecting the first and last sentence of the passage.
D. use of a first person speaker.
例)
この筆者によって用いられている、文章表現上の戦略は次のうちどれか?
A. 比喩的な表現を頻繁に活用している
B. 時間軸に沿って出来事を並べている
C. 文章の最初と最後の一文を関連づけている
D. 一人称を用いている
ちょっと国語のテストっぽくもありますね。
こうした問題は、「読み」という受け身の勉強だけではなくて、
「書き」、つまり自分から効果的にメッセージを伝えようとする力も試そうとしているもので、
上に書いたように、好ましい流れではないかと思います。
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