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3) The old lady is eating chestnuts and wants some tea, but there isn't ________ tea left in the teapot.
A) any B) many C) some D) a little
(Chestnutsイコール、クリ。)
これも「someは肯定文、anyは疑問文か否定文」って丸暗記している人は
Aをすぐ選ぶんだと思う。
でも、ちょっと待って。someだって、疑問文で使える。
Could you lend me some money? (お金貸してくれない?)
みたいに。
別にmoneyのときはsomeって決まってるわけじゃないよ。たとえば
Do you have any money? (お金もってる?)
もいける。
だから、これも、someとanyって、根本のところで、
どういう単語なのか? を知っていないと、
レベルが高くなってくると答えられなくなってしまう。
ちなみに、someを「いくつかの」って訳す人も多いけど、これもおかしい。
Some lady called my name, but I couldn't find anyone there.
(女性に名前を呼ばれたんだけど、そこには誰もいなかったんだよ)
って、これladyは単数だよね。
単数形なのに「いくつかの」とは訳せない。
・・・混乱させてごめん。
someもanyも、いままで単純に暗記していた以上の、ものすごく豊かな意味をもっている。
これをマスターしておけば、全然怖くない。
分かってしまえば、すぐにどれを使うべきか分かるようになるから大丈夫。
言葉の正しい意味、イメージが分かってしまえば、
ものすごく楽しく英語を使えるようになる。
これもきっちり高校でマスターしよう。
まあ、これだけ色々としゃべっておいて、答えはBのanyで合ってるんだけどね・・・。
もう1問!
4) Mary could not ________ on her work because the other students were talking too loudly.
A) duplicate B) meditate C) appreciate D) concentrate
これはボキャブラリー、つまり単語を知ってるかどうかの問題。
なんだかんだ言って、単語を知らないとどうしようもない。
これは、残念ながら、事実。さっさと覚える単語は覚えてしまおうね。
とはいえ、少しは頭に入れやすくする方法もある。
例えばAの「duplicate」、これは複製するって意味なんだけど、
頭についてる「du」っていうのが、2って意味だって知ってるとけっこう楽に覚えられる。
この問題の答えはDのconcentrateで、「集中する」って意味なんだけど、
これも「con」っていうのが「一緒に」とか「ともに」とか、
そういう、何かが集まってくるイメージ。
だから、全精神を1つのものごとに集める、それって「集中する」っていうこと、
と連想していけば覚えやすい。
composerは「作曲家」だけど、
これもいろんなパーツを1つに集めてきて、曲っていう1つのかたちにするのが仕事。
だから「com」って頭についてる。
conもcomも、意味は一緒。
次は、ちょっと違ったタイプの問題にいってみよう。
⇒つづく
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