2015年5月1日金曜日

高校生の頃の喧嘩と、時間。



高校生の頃、部活の友達と喧嘩をしたことがある。

部活にこないやつがいて、

話を聞いたら、

放課後は塾もあるし、勉強も大変で、部活ばかりに時間を使えないという。

それに対して、とにかく部活もちゃんとやれと言い返しているうちに、

お互いに大声で文句の言い合いになって、

1ヶ月ぐらい口をきかなくなった。

廊下で会っても、ガンを飛ばし合う(?)みたいな感じで、

とにかく険悪だった。

結局、最後は1対1で話して、

こちらも頭を下げて謝った。友達にあんなに誠心誠意 頭を下げたのは初めてだったと思う。









塾のみんなが(高1も高2も)、「時間が足りないー」と苦労しているのを見て、

急にそのときのことを思い出した。

本当に、みんな時間の使い方を見つけるのが大変そうだ。

春のうちは、生活リズムが激変するので特に戸惑うことが多い。

そのうち、自分なりの時間の割り振り方が確立されていくけど、

みんなが早くそれをつかめるといいな。

何度も失敗して、試行錯誤しながら段々とベストな道にたどり着ける。だから、

それまでは色々と試してほしいなと思う。









その喧嘩した友達も、今は結婚して、立派に社会人をやっている。

みんな、大人になると高校時代の苦労なんて遠い昔...みたいに忘れてしまうけど、

日々、目の前で高校生を見ていると、

「この子も今、先輩たちと同じ壁にぶつかってるんだな。

でも、必ず解決できるはずだから、大丈夫、頑張れ!」と思わずにいられない。

みんながベストなやり方にたどり着けますように。