2025年6月10日火曜日

兄弟とともにチーズフォンデュ、そしてインドカレーと帰納法



超英塾は、きょうだいで通ってくれる子たちが多い。

一番最初のお姉ちゃんから数えて、3姉妹で通ってくれているご家庭も!

本当にありがたいです。



それで先日は、そんな兄弟で通ってくれた卒業生の、

兄ちゃんと弟の2人が大阪に帰省するというので(どちらも大阪府外の大学に進学)、

Jeffとともに3人で集まることになった。



1人1人と個別に話すことはあっても、

兄弟そろって一緒に長時間 話をすることは今までになかったので新鮮だった。

2人とも元気そうで良かった、

まあ兄ちゃんの方が8割ぐらいずっと話してた気がするけど(笑)

近況だけでなく、

「こういう場合はどう行動するのが良いんだろう?」みたいな価値観の話もできた(←具体的に内容は書けないから、分かりにくくて申し訳ないけど...)。

また大阪に帰ってきたときにカモン。



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明日(正確には今日)は、高3の授業の日。

先週は induce という言葉が出てきて、これは「誘発する」などの他に、「帰納する」という意味ももつ単語だ。

で、「覚えといてねー」というのは簡単なんだけど、そもそも「帰納する、って?」というのも念のため説明することになる。



たとえばこんな人を想像してみよう。

「私は毎月、異なるインドカレーの店でカレーを食べている。これまで2年間、24軒の店に通ってきたが、どの店も非常においしかった。」

「だから… 次の25軒目のインドカレー屋も、うまいに決まっている。インドカレーの店は一般に、非常に美味なカレーを提供するものなんだよ。私が言うんだから間違いない!」


・・・そう。

これが「帰納法」的な推論だ。

様々な事例から、結論を導きだしている。(ちなみに induceduce は、『導く』という意味合いをもつ。)



ちなみに、この推論は100% 正しいだろうか?

そうとは限らないよね。25軒目のお店のカレーが口に合わない可能性は、十分にある。

「これまで◯◯◯だったから、次もきっと同じく◯◯◯だ」というのは帰納法的な思考で、実はこの考え方には危険が潜んでいる。

(…なんだけど、高校生は数学で『数学的帰納法』を習うから、何となく『帰納法』は間違いのない思考法だ、みたいに考えている人も少なくない気がする。)



そして「帰納」と対になっている「演繹」という思考法もあって、「演繹する」は英語では deduce なんだけど、これはどういうものかって言うと…

というのを、何とか限られた時間で伝えることになる。こういう話は面白いんだけど、英語は他にもやることが沢山あるので、のんびりしていられないのがツライところでもある。

こういった話題は、たいてい1回聞いただけでは「なるほどー、心の底から理解したぞ!」という状態に至ることはないんだと思うけど、

似たような話に出会うごとに次第に分かってきて、そのうち友達に自分の言葉で説明できるところまで来れば、かなり身についていると言ってよいだろう。




「帰納する」と言われればビビるかもしれないけど、

「要はインドカレー屋さんの話ね」と思えれば、こっちのものだ。

まあ『帰納法ね、そりゃインドカレー屋のことだよ』とだけ友達に言っても、『は?』で終わっちゃうだろうけど…。

(ちなみにJeffは今までに、まずいインドカレーのお店に出会ったことはない。もしかして全ての店が美味しいのかも…)




こんな風に、授業の用意をするときには、

「今回はこれを教えられるなー楽しみやな」とか、そんな風に準備をしていたりする。

あるいは、1つの単語の意味を「Aで教える?Bで教える?」という判断をするために、たくさんの調べものが必要なこともある。

で、実際の授業では、「この単語はまずAの意味で覚えといてねー」と一瞬で過ぎ去ったりするんだけど、生徒の子のためにはそれでいい。

みんながどんどん賢くなっていけますように...。


2025年6月3日火曜日

ドクター/いざ万博


先日、いろいろあってプラネタリウムを観に行った。

で、それは良いとして(ちなみに非常に感動した)、

 「そういえばこの辺り、卒業生の子が働いている病院の近くだな」ってことで、

LINEをしたら運よく仕事が終わっていたところだったので、

そのままテクテクと病院へ。




先日の記事でも紹介した、この春に大学を卒業したばかりの子だ。




おおー。ちゃんと、お医者さんぽい!

研修医として頑張っている様子だった。

約2ヶ月ごとでいろんな科を回るんだけど、

ちょうど1つめの科を経験し終えたところらしい。

忙しい中ありがとう、またご飯でも行こう。




超英塾を卒業した子たちの中には、

医師の道に進んだ子も複数いるし、歯学部に進学した子もいて、

将来Jeffの体にガタがきたら何とかしてもらおうと思っている。(笑)

弁護士の子もいるから、そちら方面も安心だ(?)。

(まあ一応Jeffも法学部出身なんだけど…。)



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この前、大阪万博に行くぞっていう記事を書いたんだけど、

それを読んだ保護者の方から、

アドバイスのお手紙、そして万博を特集した雑誌や素敵なグッズをいただきました!



とても嬉しかったです、ありがとうございます!!


これは記事にも書いたように、大学時代の友人たちと旅行して集まる企画で(自分たちでは『サミット』と呼んでいる)、

今年は大阪サミットにちなんで関西圏での開催ということになった。(レンタカーを借りて奈良にも赴く!)

みんな個性的なメンバーばかりなので、万博で列に並ぶことになってもおそらく延々とトークし続けていると思うからそこは心配ない。

むしろ、長時間立ち続ける体力が皆あるのか? の方が懸念材料かもしれない...。

気合を入れていこう。



2025年5月27日火曜日

やるやん助動詞!


5月もあと少し。

1年生クラスの英文法は、「助動詞」に入ったところ。



この助動詞、とても奥深い。

たいてい「助動詞」と聞くと、「ああcanとかwillとかね」という印象で終わりがちなんだけど、

これらが無かったら、言葉で表現できる世界がとても狭くなってしまう。



たとえば「あ、あそこにいる人、Timだ!」と思ったとき、

一番シンプルなのは That's Tim!  となる。

でもこの文は、もう断定しきってしまっている。

「あれーTimやと思うなー違うかもしれんけど」ぐらいの気持ちなら、

That may be Tim. とか 

That might be Tim. みたいな表現にも変えられる。

(mightはmayの過去形だけど、ここでは過去の話をしているわけではないというのもポイント。)



「いや、Timに違いない!」と思ってるなら、

That must be Tim! 

と言うこともできる(ここでは『~しなければならない』という意味じゃないことに注意)。




何しろ、名前からして「動詞」だ。

他の動詞を助けることで、表現の幅をめちゃくちゃ広げてくれているのが助動詞ということになる。




なかでも、canやcouldは登場する頻度がとても高い。

I can play the guitar. 

みたいな中学校で学習する文ひとつとっても、実は奥深い。

試しにこれを過去形にしてみよう。

I could play the guitar when I was a kid. 


⇧ ChatGPT作


子どもの頃、ギターを弾けたんだよ、っていうこと。

「ただ過去の話になっただけでしょ?」と思うかもしれないけど、ではこれなら?


(※) I could solve the puzzle yesterday.

「・・・いや何が違うの?」と思うだろうけど、これは(少なくともテスト等では)避けた方が良い表現だ。

「子どもの頃、ギターを弾けた」っていうのは、

「子どもの頃、弾こうと思えば弾けたんだよ、弾く能力があったんだ」ということ。

他方、「昨日パズルを解けた」となると、

これは「解く能力がありました」っていう話じゃなくて、

実際解いたわけだから、もうその能力は発揮済み、っていうことになる。

すると、「やろうと思えばできる、そういう能力をもっている」というcan/couldの意味合いからズレてくる。

じゃあどう言えばよいかというと、

was able to を用いたり、あるいは単純に I solved the puzzle yesterday. とsolveを過去形にしてしまえばいい。

(ハイレベル補足:  I managed to solve ... のような表現にするオプションもある。また、現実にはこのルールを無視したような英語にもけっこう出くわす。)




…と、1回目はまずこのあたりまで教える。

ただし…。 

I could see ~ (~が見えた) とか、

I could tell ~ (~が分かった)とか、

こういうときはcouldを使ってOKという例外もある。

何でかっていうと・・・ 

という話を最初から進めてもいいんだけど、

1回目でここまで伝えてしまうと、ほぼ確実に頭の中が混乱して、

「あー面倒くさい、もうとりあえず『できる』って意味だけ覚えとけばいいや!」

となりかねないよね。

というわけで、1回目はここまでは話さない。助動詞を1周マスターしてもらった後に、補足で伝えるようにしている。



⇧こういう、「どこまで正確に教えるのが本当に生徒の子のためになるんだろう?」みたいな話は、以前にも別の記事で書いたので、興味のある方はどうぞ:

「はーい今から割り算を教えまーす。まず注意なんだけど、数を0で割ることは禁止されていて・・・」




そんなこんなで、can/couldは「できる・できた」って意味だけでも面白いのに、

この助動詞には他にも「~しうる(~する可能性あがる)」といった別の意味合いもあって(むしろこちらの方が長文を読み解くうえでは重要かもしれない)、

そうやって、人間が表現できる世界をぐんぐん押し広げてくれている。

時間の制約もあって(助動詞の他にも英語力を高めてくれる文法事項がたくさんある!)、

授業で全て語りつくすことは難しいんだけど、

少しでも英文法が生徒のみんなにとって使いこなせる武器になってくれるように教えていきたい。




2025年5月22日木曜日

『私は(知らないうちに)助けられている』


先日は、

もう社会人として働いている2人の卒業生の子たちが遊びにきてくれた。



結婚していたり(びっくりしたー)、

働きながら資格取得のために学校に通っていたり…と、

それぞれの道を歩んでいて、

おしゃべりしていたらあっという間に時間が経っていた。




堺東商店街のドトールで買ってきてくれた、コーヒーの差し入れもありがとう!



 


超英塾を始めたときは当然まだ「卒業生」はいなかったわけだけど、

今は、いろんな卒業生の子たちがいて、

こうやって遊びにきて近況を教えてくれたり、

就活の相談に来てくれたり。

この前のようにカタンを一緒にプレーしたり

あるいはお酒を飲みに行ったり

みんなありがとう。



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ところで、たまに思うことがある。

高校生のときに「英語でお世話になりました」っていうのは認識しやすい。

…何を言ってんの? って感じだと思うけど、

たとえば、

「足し算を教えてもらって助かりました」とか、

「いろんな漢字を覚えるのをサポートしてくれたおかげで今日の私があります」とか、

そういうことを言う人ってあまり見たことがない。

計算ができて、漢字が書ける、

その裏には、それを助けてくれた家族の人、学校の先生、記憶に残っていない誰か…がいるはずなんだけど、

自分にとって「読み書き計算」能力はあまりに当たり前すぎて、

そのことを改めて「お世話になりました」って小学校時代の恩師にお礼を言いにいったりすることはほぼ無いだろう。

他方で、高校生ぐらいにまで成長して、

英語を教えてもらって助かったわーというのは忘れにくい。

でも、Jeffが高校生のみんなに英語を教えられるのは、

その土台として、みんなが漢字を小学校でたくさん覚えてくれたからであり、

中学校で英語の基礎部分をしっかり身につけてくれたからであり・・・っていう、

そのおかげでスムーズに高校レベルの英語を教えることができている。

ふだん意識しないけど、実は自分の土台を作るのを助けてくれた人がいるんだよなーということ。



小学校の先生なんかは、特にそういうことが多いんじゃないかな。

きっと、将来のことを考えて、そっと本人に分からないようなやり方で助けてくれた人がいる。

別に、その子が漢字を覚えていなくたって、九九ができないまま進級したって、

たぶん先生自身が人生で困ることはない。

でも、そういうことじゃなくて、目の前の子のために根気強く教えてくれた人がいる。

たぶん、その子は、「小2のときに九九を覚えるまで付き合ってくれて助かりました」って数年後に言いにくることはないんだけど、

それでもいい、その子の力になれば、っていう仕事をしている人が世の中にはいる。

そういうことを思うと、

「いやー高校のとき超英塾に来てなかったら英語やばかったー」と明示的に言ってもらえるのは、本当にラッキーでありがたいことで、かつその前提となる力を身につけるのを助けてくれた皆さんにも感謝しないと…っていう気になる。

そして、そうなると、

映画のタイトルにもなった Pay It Forward していこう…

って話になるんだと思うけど、とりあえず今回はこのあたりで!




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三国丘高校の定期テストが終わり、

今度は泉陽高校のテスト週間が始まっている。

なんで今年はこんなに両校のタイミングがズレてるんだー!と叫びつつ、

Jeffも授業スケジュールを調整しながら頑張ってます(みんながテスト勉強に集中しやすいように、塾の授業日程をずらしたり)。

生徒のみんなもガシガシ英語力を上げていこう。



2025年5月15日木曜日

さて、今年のサミット開催地は…!

 

Jeffは毎年、大学時代の友人たちと一緒に、「サミット」と称して旅行をしている。

「毎年」といってもコロナのせいでしばらく中断していたんだけど、

去年は 金沢サミット を開催することができた。

あれからほぼ1年。今年もサミットのシーズンが近づいてきた。



これまでの、

◆伊東サミット(静岡)…

◆伊勢サミット(三重)…

◆伊予サミット(愛媛)...

◆金沢サミット(石川)...

と来て、今年はなんと・・・



大阪サミット(大阪)

ということになった。



いや、地元やん…! という感じなんだけど、

何を隠そう、理由は大阪万博

万博に行こう、ということでこの決定になった。

たしかに、こんな機会がないと万博に行かないまま終わっちゃいそうだし、

ちょうどよい機会かもしれない。

あとの2人は関東から来てくれるうえに、

Jeffは運転免許はもっているけどペーパードライバー(※和製英語)で普段は運転しないので、レンタカーのドライブまでお願いすることになる。(今のところ旅館は奈良らしい。)

ありがたすぎる。うち1人が大阪のおいしいたこ焼きが食べたいと言っていた気がするので、イチオシのお店があればJeffまでご一報ください...。




そして、3人とも会社員ではなくて、強制的な健康診断がないので、

このサミットの前に各自、人間ドックを受けてくるという目標も設定されている。

実はJeff、去年は間に合わなかったんだけど、

今年は何とかサミット前に結果が返ってくるタイミングで受診できそう。

なんだけど、

例の、Jeffの野菜の供給源だった"しゃぶ扇"も堺東から撤退してしまって、

食事バランスが崩れそうな今日この頃… 

人間ドックもちょっと怖い気がする。

まあ、普段の状態を見てもらうことに意味があるんだったら、

人間ドック前だけ食事に気を付けても仕方ないんだけど、とはいえ、やっぱり良い結果を出したいと思ってしまう。

模試の前にめちゃくちゃ勉強する高校生と同じ気持ちだ…(ちょっと違うか)。



というわけで、今年は大阪万博サミットということになりそう。楽しみです。

(もう行かれた保護者の方々、オススメのパビリオンがあれば教えてください!)



2025年5月8日木曜日

ランチ、時制、カタン勝負

 

昨日は、4年以上ぶりに顔を見せてくれた卒業生とランチに行き、

そのまま喫茶店でいろいろ話してきた。

元気そうで良かった、またいつでもカモン。

差し入れもThanks! 



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そのまま夕方は1年生の授業。

いわゆる「時制」と呼ばれる範囲の授業がだいたい終わった。

時制は理解できると簡単なんだけど、慣れないと頭の中がゴチャゴチャしがち。

今年はスペシャル練習プリントも作ったので、どんどんトレーニングしてほしい。

ただ、

"未来進行形"  "過去完了形" …などなど、幅広くマスターしてもらうわけだけど、

結局みんなの添削を普段やっていて一番目にするのは、

「ここは過去形やん!」みたいな、もうとにかくシンプルなミス。

I like playing soccer when I was a child.

みたいな感じ(過去の話をしてるんだから liked にしよう)。

ただ、ミスすること自体は悪いことじゃない(特にスピーキングなんかは最初は "ミスしてなんぼ" で話しまくった方が良いと思う)。

こうやってミスしながら だんだん身についていくものなので("覚える"というよりも)

どんどんトレーニングして身につけていってほしい。



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そして、夜は卒業生2人と一緒に、ボードゲーム『カタン』で勝負。

久々のカタンで頭を使った。

今回も熱戦だったけど、なんとか2戦中1勝できた。良かった…。


この2人から差し入れにお菓子&ミネラルウォーターをもらいました。ありがとう!



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またゴールデンウィーク中には、帰省していた別の卒業生との子ともランチに行って、大量の差し入れをいただきました。

仕事も順調そう&楽しそうで安心した。

ロンドンへの赴任、おめでとう! 

Enjoy the next chapter of your life!







2025年4月30日水曜日

東京からのコール、そしてレミゼ

 

先日、心斎橋からなんばに向かって歩いていたら、

超英塾1期生の子から着信履歴が連続で2件入っていた。

「え、何かあったんかな、相談事とか?」と思って

急いで折り返したら・・・


1期生の子2人が、東京で飲みながらJeffにコールしてくれていた。

何かあったとかじゃなくて良かったーと安心しつつ、

そのまま30分ぐらいお喋り。

1人は東京、もう1人は名古屋で働いている。

この日は名古屋の子が東京に来ていて、2人で色んなところを回っていたらしい。

卒業してもこうやって一緒に遊んだり、

ましてJeffのことを思い出して連絡をとってくれたりするのは嬉しい。

いつかまた大阪で同窓会をするのも楽しみだ。



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Jeffは『レ・ミゼラブル』のミュージカルが好きで(いわゆる "レミゼ")、

ロンドン旅行の際も劇場で(時差ボケでフラフラしながらも)鑑賞してきた。

⇧劇場の外観(写真を撮るのが下手すぎる...)


きっかけは2012年の映画版(ヒュー・ジャックマン主演)で、

友達に誘われて2人で映画館で観たんだけど、

自分の方がハマってしまって、映画館にはもう一度自分だけで足を運んだ。

で。

なんと今年、そのレミゼの WORLD TOUR SPECTACULAR が日本で上演される。

多分これはミュージカルそのものじゃなくて、歌やオーケストラの演奏がメインで、どちらかというと「コンサート」という感じ。

もうこれは行くしかない。

受験シーズンじゃなくて良かった… これを楽しみに頑張ろう。

この前書いた ウィキッド といい、今年はミュージカルと縁がある年なのかもしれないなー…




2025年4月24日木曜日

野菜を求めて・・・

 

突然だけど、Jeffは家で料理をせず、

基本的に「外食」と「店で買ってきたもの」で生きている。

(このまえ『4年に一度』のガス点検というのがあって、

 検査の人が来る前に、コンロの火がちゃんとつくかどうか久々にチェックした。)




こんな食生活だからこそむしろ、野菜はできるだけ多く食べたいと思っている。

そんなJeffの野菜摂取量を支えてきたのが、

高島屋の地下にある「しゃぶ扇」というお店。

実は10年以上も前に、生徒の子たちとの忘年会(?)で行ったこともある。

普段はランチでお邪魔しているんだけど、

何がすごいって、サラダバーで野菜がとり放題。

玉ねぎも、白菜も、レンコンも、

いや野菜に限らず、豆腐やエノキ、まで、

体に良さそうな具材が全て食べ放題(ちなみにライスだっておかわり自由)。

どうなってんの??

というわけで、野菜を食べたいとき、

そして「ちょっと痩せなきゃな」ってときにも、

このお店は重宝していた。




・・・んだけど、この堺東の店舗は、5月上旬に閉店することになってしまった。

困った。これからどこで野菜を食べればいいんだ… 

キャベツのおかわりができる「とん一 (とんいち)」も堺東から消えてしまったし、

今後、Jeffの野菜摂取量は激減してしまうだろう。

うー… 

とにかく最近は、できるだけ「しゃぶ扇」に通って野菜をいただいている。

今までありがとう、しゃぶ扇。


【おまけ】

生徒の子たちと訪れたときの記事はこちら。約10年も前なので、記事のテイストも今とちょっと違う感じ → 『超英塾★2014よく頑張りました会!』の全貌。


2025年4月16日水曜日

:) ←笑顔マークです(時計回りに90度回転させて)

 

「卒業生の大学生の子たちが遊びにきてくれた」という話をここでよく書くけど、

もう超英塾もスタートして10年以上が経つので、

卒業生の「社会人」の子たちも顔を出してくれる。



先日も1人、出張で大阪に帰ってきたタイミングで塾に寄ってくれた。

入社した当初よりも仕事が面白くなっているみたいで、

今回は段ボールについて(!)、2人で熱く語り合った。

段ボールに情熱を燃やす子もいれば、

小学校の先生として活躍している子もいるし、

東京でウェブマーケティングの仕事に就いた子もいて、

とにかく多種多様。

大学生だって負けていなくて、

この前は建築を学んでいる子と一緒に、

隈研吾安藤忠雄について語ったり。

人は自分の人生しか歩めないけど、

別の道を歩む人と話をすることで、お互いの見える世界を広げていくこともできる、っていうのが面白い。




高校生の子たちを助けてくれることもある。

この前は、3年生の子から物理の勉強の仕方について質問されたんだけど、

同じような進路をたどった先輩にJeffから連絡をとって、アドバイスをもらった。

他にも、例えば「体育祭で、団の幹部になったら、勉強との両立は難しいですか?」みたいな質問は、

実際に体験した先輩に聞くのが最も確実だろう。

卒業した子たちに連絡をとると、みんな快く後輩のためにアドバイスを送ってくれる。



日本語では、卒業生・同窓生をよく「OB・OG」と呼ぶけど、

英語では alumni (アラムナイ) という。(←ちなみにこれは複数形)

アラムナイのみんな、いつもありがとう!



今日は1年生クラスの日。

この子たちもいつかはアラムナイとなり、大人になっていく。

その時に、今日教えたことの何かが役立ってくれると良いなーと思って授業をしよう :)


2025年4月9日水曜日

サブロク?


今日は1年生クラスの日。

泉陽の男の子が、学ランではなくジャケットを着ていたので、

「まだ新しい制服が届いていなくて、中学校の制服を着ているのかな」と思いきや、

なんと、ジャケットが泉陽の新しい制服だった。

新しいデザインの話は知っていたんだけど、

いざ目にすると「これが泉陽の制服?!」とJeff1人だけビックリしてしまった。

驚いたー。



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そんなこんなで、新年度のクラスがスタートしている。

Jeffは授業で、何か英語を覚えるときに「声出してー」と言うことがよくあるんだけど、

声に出して覚える、の最たるものは『九九』だと思う。

「ごし」20

「ろくろく」36

「はっく」72 …

ほとんどの人が、音で暗記したんじゃないかな。

「はっく」と聞いたとき、ほぼ反射的に「72」という答えが出てくる。

8を実際に頭の中で9回も足し合わせている人がいたら、逆にすごい(けど、かなり時間がかかるだろう)。




英語だと、たとえば

This plays an important role in ~.

という表現がある。

「~において重要な役割を果たす」っていう意味なんだけど、

これを使うとき、いちいちこんな風に考えたりはしていない:

「えーと、roleの時は動詞のplayを用いるんだったな、その後ろではinを用いる必要があって、んーと後は、importantは母音で始まるからaじゃなくてanで…」

…これでは脳みその中の処理に時間がかかりすぎる。

そうじゃなくて、この表現は何度も声に出して身体に染みついているから、

自動で、このカタマリごと口から出てくる




耳で聞くときもそうで、

You have to take care of these flowers.

と言われたとき、

「takeは取る、careが世話、ofは…えーと…」

と処理していると間に合わない。

じゃあ何でこの文がすぐ理解できるかと言うと、

take care of ~ (~の世話をする)

というカタマリで、1つの意味として頭に入ってくるから。

たとえば日本語で「本日は誠にありが…」

と聞こえてきたら、おそらく脳みそは無意識のうちに

「(ありが)とうございました」と予測していると思う。

同様に、英語でも「take ケ…」あたりで、

もう脳は自動で「take care」と変換しているんじゃないだろうか。




そうなるためには、

ただ黙って目で見るだけじゃなくて、声に出して、音でも練習する必要があるのでは。

そう、「勉強」っていうより、これは「練習」「トレーニング」に近いような気がする。

小学生の子に、

「九九を勉強してる?」ってあんまり言わないよね。

「九九もう覚えた?」だよね。

英語も同じように、勉強っていうだけでなく、

トレーニングっていう側面がある。

何しろ「ことば」だから。




そういうわけで、生徒のみんなにも、

英語を勉強するときは、ただシーンと読んだりするだけじゃなくて、

音読したりして、声に出して英語を「身につけて」ほしいなーと思う。

九九って、なぜか忘れないよね。

「毎日81パターン全て復習してます!」って人に会ったことがないけど、

それでも急に「ロクゴ?」と言われれば「サンジュー」と出てくる。

こういうのを「身についている」って言うんだろう。

英語もどんどん「身につけ」ていこう。



2025年4月2日水曜日

ドクターの卵

【お知らせコーナー】

◆新1年生の体験会は終了しました。
 今後、授業体験を希望される方はLINE等でご連絡ください。
 (新年度の授業スタートは4/4(金) 4:00~で
  その翌週からは毎週[水+金]曜日が授業です。)



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先日、卒塾生の子が、医学部を卒業した報告に来てくれた。


一般的には大学の学部は4年で卒業するけど、

医学部はそれが6年間。

しかも、6年生の終盤(2月)には、

医師国家試験、いわゆる 国試(こくし) も待ち構えている。

これが難しくて、かなり勉強しないといけない。

問題を見せてもらっても、素人には何が書いてあるのかサッパリ不明だった。

この子も、よく教室に自習しに来ていた(&受験生の数学・理科などの質問にも答えてくれた)。

よく頑張ったー本当におめでとう!



とはいえ、ここからが本番。

今度は2年間の研修が始まり、自分が専門とする分野を決めていくことになる。

お医者さんになるっていうのは長い道のりだ。

一歩一歩、経験を積んでいって、素敵な医師になってほしい(&将来はJeffの体調不良も診てもらおう)。



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医学部といえば、この大量のブラックサンダーの差し入れも、

別の医学部生の卒業生の子が持ってきてくれた。


救急医療に興味があるらしい。

体力・精神力がかなり要求される分野だと思うけど、

この子ならやっていけそうな気がする。

まだ卒業まで時間があるから、今後変わることもあるかもしれない。

医学部生にしかできない経験が沢山あるから、

それを通して、進んでいく道をじっくり決めていってほしい。

とにかく元気そうで良かった。またランチでも行こう。



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春休みということで、旅行のお土産もいただいています。

お心遣い、ありがとうございます!!



2025年3月26日水曜日

ウィキッド


【お知らせコーナー】

◆新1年生の体験会の1回目は終了しました。
 2回目は4/2(水) 3:00~です。
 参加を希望される方はLINE等でご連絡ください。
 (なお新年度の授業スタートは4/4(金)の予定です)

◆新3年生クラスはほぼ定員です。
 (あと数名ギリギリというところです、
 授業体験をご希望の方はご相談ください)


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というわけで、

新1年生でさっそく入塾を決めてくれた子もいて(これからよろしく!)

いよいよ新年度が近づいてきた。


先日は、この春から就職で大阪を離れる卒業生とランチ。

何なの、そのご飯の量は…


この子が見つけてくれた、堺市役所の地下にある食堂に初めて行ってみた。

学生時代の大学の食堂を思い起こさせるような、初めてなのに懐かしい雰囲気。

そのまま、堺東商店街のカフェへ。

仕事のこと、映画のこと等々、いろんな話をすることができた。

また大阪に戻ってきたときにご飯でも行こう。



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映画といえば、先日 Wicked を観てきた。

この『ウィキッド』は、『オズの魔法使い』をもとに派生して作られた物語。

『オズの魔法使い』の方は観たことがあったんだけど、

『ウィキッド』は、有名な Defying Gravity という曲を知っているぐらいで、

あまりストーリーを分かっていない状態で臨んだ、久々の映画館での映画鑑賞。

しかも、上映時間が2時間40分

「いやー途中で寝るんちゃう…?」という不安しかなくて、

実は、観に行くかどうか悩んでいた。



ちなみにJeffは今年、

週1ペースで映画を観たりする時間をとろうと決めていて(いつ崩れるか分からないけど…)、

既にWicked以外で14本観ているんだけど、その多くは、昼ご飯を食べながら

そう、邪道とは分かっているんだけど、

2時間一気に鑑賞するとかではなく、1つの作品を何回かに分けて、しかもご飯をモグモグしながら観ている。

だからなおさら、「ノンストップで2時間40分」というのはあまりにハードルが高くて、自信がなかった。



…が、ふたを開けてみれば、

眠くなる暇もなくラストシーンまで行きついてしまった。

レイトショーで終電の時間が迫っていたので、エンドロールが終わる前に劇場を出てしまったんだけど、

もう一度またゆっくり劇場で観てもいいな…と思えるぐらい。

歌あり、ダンスあり、ユーモアあり、涙あり(ちょっと泣いた)。

ミュージカル系の作品が好きな人には、もってこいの作品だと思う。

ただ、近くに座っている人は寝ていた(笑)ので、みんなが同じ感想というわけではないだろうけど...。

(ちなみに、これはなんと前編で、アメリカでは今年11月に後編が公開される。)




ところでJeffは、映画を見た後は、

IMDbのアプリで、他のユーザーのレビューや、

作品に関するトリビア情報を読むのも楽しみにしている(※英語)。

たとえばWickedの中で、つい笑ってしまう面白いシーンがあるんだけど、

実はそこのセリフはアドリブだった、とか。

また、同じ作品でも、

大絶賛している人もいれば厳しいレビューをするユーザもいるのが通常で、

そんな見方もあるのかと思わされたりする。



ともかく、後編も楽しみだ。日本ではいつ公開なんだろう…。



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卒業生、保護者の方々から、とても多くの差し入れをいただいています。


先日のウイスキーの差し入れに続いて、

兵庫に行ってきた卒業生からのウイスキー&焼酎のおみやげ。重いのにありがとう!


↓大量のカップ麺も!



↓ 教室には生徒の子が飲めるように2リットルの水のペットボトルを置いているんだけど、
他のお菓子とともに、水を2本も買ってきてくれた子も。なんて実用的な差し入れ…ありがとう!








お心遣いが本当に嬉しいです。

ありがとうございます!





2025年3月19日水曜日

『余裕のよっちゃん』


突然だけど、この(  )を埋めてみてほしい:

もし10万円もっていた(  )、このカバンを買うのにな。




この問題は、日本語のネイティブ・スピーカーなら簡単に解けると思う。

"解ける" というより、ほぼ自動的に、

「ら」とか、「なら(ば)」とか「とすれば」とか、

そういう言葉が自然に思い浮かぶだろう。

なぜなら、「もし」というワードが来れば、

セットでそういう言い方をする、と知っている(というか身体に染みついている)から。




じゃあ、今度は英語でトライ。

『彼は私に食べ物をくれた』を英語にしてみてほしい。

ただし、give ではなく、provide (提供する) というワードを使って。




… give なら、

He gave me food. とか

He gave food to me.

とすぐに答えられる人が多いと思う。

で、このノリで、

He provided me food.

としたくなるけど、これは一般的な言い方ではなくて、

He provided me with food. 

He provided food for me.

のように使うのが基本だ。




「面倒くさっ」と思うかもだけど、

日本語を勉強する海外の人だって、

「もし10万円もっている」ではなく

「もし10万円もっていたら」と言わねばならないのを、面倒だと感じているかもしれない。




何が言いたいかというと、

provide という単語1つとっても、

これを覚えるときに、

「提供する、供給する」と頭に入れるだけでは、

この単語を使いこなせないということ。

いっそ、「provide 人 with モノ」みたいな形で覚えた方が効率が良い。

(もちろん必ず人物が『人』のところに入るとは限らないんだけど、どっちに提供される側が入って、どっちに提供されるものが入るのかを覚えるって意味では、これで覚えて問題ないと思う)。

言い換えると、「カタチで覚える」ということ。

そうすれば、自分で英語にするとき、悩まなくて済む。

provide [] with [モノ] っていう枠があって、そこに埋めるだけだから。




その方が便利だっていうのをJeff自身が分かっているから、

超英塾でみんなに動詞を教えるときは、

このカタチを意識してもらうことが多い。

この基本ができていれば、

He provided me with food. が

I was provided with food by him.

と受け身の文になっても、

「このwithって何?」とはならない。

「ああ、"provide 人 with モノ" のwithね」で楽勝だ。

逆に、

provideは「提供する」という意味がある、しか覚えていないと、

「この with って何やねん、やから英語はよく分からんねん」と感じる機会がジワジワと増えていく(※もちろん、意味を知らないよりは、知っている方が断然良いに決まってるんだけど)。





…というのを、最近教えていて改めて強く感じたので、書いてみた。

日本語の「もし…ならば」と一緒で、

そのうち、別に意識しなくても

What did she provide you with?

と口をついて出てくるようになれば、しめたものだ。

ちょっとしたコツで、英語が簡単に見えてくる。

そういう英語の見え方を、生徒のみんなにどんどん伝えていきたい。

今年は「英語なんて余裕のよっちゃん」っていうのを流行らせようと思ったんだけど、

今の高校生のみんなは「余裕のよっちゃん」なんて知らないか…(それでも授業中に言ってしまう)



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これは、新2年生の子からの、北海道旅行のお土産。

みんなで美味しくいただきました!




こちらは、三国丘高校の、アメリカのNASA研修から帰ってきた子からのお土産。

ウェルチは日本ではジュースが有名だと思うけど、こちらはグミでした!



最後に、卒業生の子からの差し入れ。

夜10時過ぎ、急に

「…のビルの下にいるんですけど、自動ドア開けて貰えないでしょうか」っていう

脅しのようなLINEを送ってきて(笑)、

お菓子をもってきてくれた。元気そうな顔を見られてよかった。



皆さん、素敵な差し入れ、ありがとうございます!!



2025年3月13日木曜日

Grazie mille :)


 昨日3/12(水)は、

大阪府の公立高校の入試日。

大学入試の方は、後期日程の試験だった。

受験生のみんな、本当にお疲れ様。




だんだん気温も上がってきて、春の足音が聞こえてきた。

この前の2年生クラスは、教室のみんなの熱気でむしろ部屋が暑いぐらいで、

ついに「暖房」ではなく「冷房」をつけて授業をしたぐらい。

あと少しで春、新年度スタートだ。




先日は、受験生の子が大学合格の報告に

お兄ちゃんと一緒に来てくれた。(このお兄ちゃんも超英塾の卒業生。)



差し入れもありがとう!

お兄ちゃんも大学生だから、実用的なアドバイスがたくさん聞けるのは心強いと思う。

素敵な大学生活を送ってね。




こちらは、また別の受験生の子が挨拶に来てくれたときの差し入れ。


なんと、この大量のお菓子だけではなく、こんなプレゼントまで…


Jeffがこのウイスキーが好きっていう話をしたのを覚えていてくれて(どんな話してんだ、っていうのは置いておいて…)

わざわざ保護者の方と一緒にもってきてくれた。

ウイスキーの差し入れは初めてだったので笑ってしまった。ありがとうね。




その他の受験生のみんな・保護者の方々からも、たくさんの差し入れを頂戴しています。とてもありがたいです。生徒の子たちと大切にいただきます!








先日は、既に社会人になっている卒業生から、結婚報告の喜ばしいLINEをもらった。

卒業してからも、そうやってJeffに近況を知らせてくれたり、

遊びにきたりしてくれるのが嬉しい。

こちらはというと、昨日ランチ&カフェに一緒に行ってきた、5期生の2人。



1人は就職、もう1人は大学院に進学。どちらも新生活が待っている。

差し入れもありがとう!






そして今日も、1年生クラスが始まる前の時間帯で、

去年の卒業生2人が遊びにきてくれた。

東京旅行のお土産の「ちいかわ」パンをもってきてくれたんだけど(これ↓)


食べられる期限が今日まで、ということで、その場で食べましょう!みたいなノリでもってきてくれたものの、

教室できれいにカットして食べるのは難しそうで、そのまま持って帰ってもらった。ごめん(笑)  家でおいしく食べてね...

他のお菓子もこんなにたくさんありがとう!







そして、2年生の保護者の方からも差し入れを頂戴しています。

早速、その日の2年生クラスに来ていたみんなでいただきました。

お心遣いありがとうございます!



英語 イタリア語コーナー】

タイトルの Grazie mille! 

→ gratieは「ありがとう」、milleは「1000」ということ。

(英語でも、たとえばミリメーター(millimeter)は 1000分の1メートル。)

というわけで、 Grazie mille! は1000回分の「ありがとう」、つまり、めちゃくちゃ感謝です、っていうことです!