2025年6月16日月曜日

「大阪・奈良サミット 2025」をやってきた!

 

Jeffの記事をよく読んでくださっている皆さんにはおなじみ(?)の、サミット。

大学時代の友人たちで年1回を目安に旅行して、

一緒に観光したり、ディスカッションしたり…

という企画を、自分たちで勝手に「サミット」と呼んでいる。




去年の金沢サミットに続いて、

行ってきました、大阪・奈良サミット2025

Jeffに加えて、TとOは毎年のメンバー、

そして今年はたまに来られるKも数時間だけ参加することができた。

「え、ということはKは関西圏に住んでるの?」と思ったあなた。

違うんです。



Kは、当日の早朝にウズベキスタン(だったはず)から成田(羽田だったかも?)に飛行機で到着して、

そのまま新幹線で大阪へ(→11時集合)。

そこから4人でレンタカーで奈良まで一緒に行って、

昼食をとってお寺を回ったあと、15時頃には東京へと戻っていった。

何しろ、夜にはまた別のフライトで海外へというスケジュール。

「桃鉄なのか?!」っていうぐらいのフットワークの軽さだ。

今は2つの会社と関わっていて、

海外で契約したりする仕事を任されているらしい。

あいかわらずのエネルギー量・・・

どういう体力をしているんだろう。

とにかく、去年は会えなかった(&その前はコロナによる制限の時代もあった)ので、

久々に対面で話すことができてよかった。

次に会う時はどうなっているのか楽しみだ。




というわけで、なんばで昼前に集合したあと(みんな関東圏から苦労してやってくるのに、Jeffは自宅から電車で1本…)、

まずはホテルのある奈良へ。

まったくのノープランだったんだけど、直前に生駒山に寄ろうと決まり、東へのドライブ。

ふだん奈良に赴くことはないんだけど、かなりの近さでびっくりした(30-40分ぐらい)。





生駒山にある そば屋をドライブ中に発見して、そのまま直行。

全てが行き当たりばったりで決まったのに、とても素敵なお店で腹ごしらえすることができた。




ちなみにこの日は雨天。

ランチの間も外からはザーザーと音が聞こえるぐらいのどしゃ降りだった。

とはいえ、ひるむわけにはいかない。

そのまま長い石段をのぼり、傘を手にお寺へと向かう。



⇧こんな山中を、ザーザーの雨のなか、ひたすら歩く4人組。

とにかく飛行機での移動の量が半端じゃないKは、交通安全のお守りを買っていた。




なんとか車に戻り、Kを生駒駅へと送る。

(そう、大阪から奈良までともにやってきたんだけど、ここからKは電車で大阪に戻り(!)、新幹線で東京へ向かう…)

とんでもなく慌ただしくKを見送り、

3人になった一行はホテルへ向かう。




…んだけど、車内でJeffがChatGPTに尋ねてみると、

ホテルのすぐ近くに、平城宮跡歴史公園なる施設があることが判明。

これは行くしかない。チェックインの予定時間を遅らせて、さっそく直行することにした。

これがもう、すごかった。

まずは船がお出迎え。これが遣使船なのか、遣使船なのかをみんなでワーワー言いながら駐車場へ…


答えは遣使船を復元したものだった。

「遣唐使は630~894年で…」と、受験生のときに覚えた知識を総動員。




そしてこれが、朱雀門を復元したもの。




とんでもなく広い施設で、とてもじゃないけど1時間程度で見尽くせる場所ではなかった。

資料館に行ったんだけど、「え、なんでこれが無料なの?」という充実ぶり(駐車場料金しか払っていない)。

そして雨のせいか、人もまばら。

これは日本史好きの人にはたまらないだろうな…(ちなみに資料館も複数あって、時間の都合で1つか回れなかった)。




時間はもう夕方。

ここから旅館に向かって、いよいよサミット(という名のディスカッション)を開催。


いまこういう活動をしていて…とか、

こんなことをやってるんだけど、どう思う? とか、

各自のテーマについてみんなで好き放題に言う時間。

1人で考えていると思いつかないような視点から意見をもらったり、

「去年言ってたあれはどうなったの?」という指摘でこの1年間の変化を実感したり。

例年通り、一瞬で時間が過ぎ去っていった。

気づけば時計の針も12時を回り、ヘトヘトになって就寝。




そうして翌日です。



そう。行ってきました、大阪万博!

いやー、もう、とにかく人、人、人!

雨天の翌日の晴れた日曜ということもあってか、

とにかくものすごい人だった。



入場まで40分ぐらい。12:20に予約しているパビリオンがあったんだけど、

それまでに入れないんじゃないかと、少し焦った…




中に入り、ミャクミャクのお出迎えを受けて…




大屋根リングに感動し…





そうして無事に時間通り、

事前予約できていた唯一のパビリオン、大阪ヘルスケアパビリオンへ。



これ、Oが予約してくれていたんだけど、

心の準備ができていないままに、

個別ブースで「髪ランク」、「肌ランク」、果ては「歯ランク」までマシーンによって測定され、

「髪ランク=B」「肌ランク=C」・・・と宣告されていく。(笑)

そのまま次のエリアでは、

画像データをもとにした「25年後の自分」の姿がリアルに映し出され、

なかなかドキドキさせられたパビリオンだった。

その後のエリアでは、各企業がいま実現しようとしている「未来の姿」がブースごとに紹介されている。

⇩これは人間洗濯機。実演も見てみたかったな…。





と、これで、もう「予約」できたパビリオンは終了。

「1週間前予約」、「3日前予約」・・・と、全て落選した自分たちは、

あとはもう現地で何とかするしかない。(ちなみに『当日予約』も上手くいかず…)




曇っていた空が晴天に変わり、太陽に照らされてヘロヘロになりながら、

なんとかアフリカ風のランチが楽しめる店へ。

注文するまでに並び… ご飯が提供されるまで待ち…

でも、それが万博。それだけ盛況ということで、仕方ない。

ま、まあ、これで3,900円は高い気がするけど…とはいえ美味しかった。




隣のテーブルでは、家からもってきた卵焼きをタッパーから食べている猛者もいた。

ちなみに暑さにやられたOは途中、アメリカ館の前で売られている缶コーラ800円を飲み、

「ここ3年で一番うまい」という、謎の感動の声をあげていた。

(ちなみに会場内の施設では、Tは160円で同じサイズのペプシをゲット。Oによると、売店のアメリカ人も『本当に買うの?』みたいな表情でOに売っていたらしい。(笑) だけどOいわく、通常の5倍は美味しく感じたらしいので、だったらまあ良いよね。)



あとはもう、炎天下の中をひたすら歩き・・・



歩き・・・


歩き・・・


歩いた。



有名なパビリオンはどれも数時間待ちだったり、受付停止だったりで、

とりあえず手あたり次第にそこそこ空いてそうなところを攻めていく、体力が限界に近づきつつある3人。

「お土産も買わなきゃ」という2人とショップに向かうと、

店に入るためだけに長蛇の列(たぶん1-2時間待ち)。

もう笑うしかなかった。すごいよ万博。



万博の洗礼を受けた3人は、予定より少し早く、万博会場を後にした。



ちなみにこの日、一番役立ったのは、

生徒の子のお母様からプレゼントしていただいた、会場マップのうちわ。

いま自分がどこにいるかすぐ確認できるし、

うちわで風を浴びられるしで、本当に重宝しました。

あれがなかったら、どうなっていたか…ありがとうございました!




ところでお土産はどうなったかというと、

夢洲駅から弁天町駅に戻ると、ふと入ったセブンイレブンで、

大きめの万博グッズ販売コーナーを発見して、無事にそこで買えた。

なんばor梅田のデパートに買いにいこうとしていたところだったのでラッキーだった。

(他方、おそらく万博会場のお土産ショップの方では、そこでしか入手できない限定グッズなんかがあるんだと思う。)




2人が帰る前に、ネットで見つけたお店でちょっと飲んで…と思ったら、

行ってみるとその店が閉店日で(本当に行き当たりばったりな旅だ)、

偶然見つけた串カツ屋(美味しかった!)で3人で乾杯。

今までで最も体力を使ったサミットだったかもしれない。

(体重を計測したら、旅行前と比べて約2キロ痩せていた。)

何にせよ今年も充実したサミットだった。

Oがちらっと、来年のサミットは北海道と言っていたけど、それもいいな…。