2015年7月12日日曜日

Don't ○○ me!


※7/13(月)〜15(水)の間、
   電話はつながりません※



Don't ____ me.

っていうカタチを見たら、下線には何が入りそうだろう?



Don't touch me. 
触ないでよ

とか

Don't mock me.
バカにするのやめてよ

とか、とにかく動詞が入りそうだな、って思うはずだ。




Don't ... なので、なんか例文がネガティブな感じになるのは仕方ないとして、

さっき本を読んでいたら、こんな文が出てきた。





"Deanna..."
"Don't 'Deanna' me."

「ディアナ...」
「私に『ディアナ』しないでよ。」



すごい。人の名前が動詞になっちゃってる。

「いちいちディアナ、ディアナって反論してくるのは、もうやめて」みたいな感じなんだけど、

こういう英語を見ると、素直にかっこいいなあ〜と感じる。





前に、Facebookの誕生を描いた映画で、

「ソーシャルネットワーク(The Social Network)」っていうのがあったけど、

その中で大学生が、

「Facebook me.」というセリフを使っていた。

このFacebookも、カタチからして、どう見ても動詞だ。

私をFacebookで探してよ、ぐらいの意味なんだけど、

これも劇場で「おっ」と思ったのを覚えている。

Facebook me.は最近は使わないような気がするけど、

Hey, just google it.
まあググりなよ。

みたいな、「Google 〜」っていう動詞は健在だ。

というか日本語でも「グーグルで調べる」ことを「ググる」って言ったりするから、

これは日本語でも共通の現象だろう。






僕はたまに「この文、パラフレーズしてるよね」っていう時、

「この文、パラってるよね」とか言うけど(だんだんみんなも慣れてきた)、

これも同じだ。




日本語だと、うしろに「〜る」とか「〜ってる時に...」みたいな言葉が付いてたら、

あ、動詞っぽく使ってると分かる。

一方、英語だと、形というか、配置がカギだ。

「Please ___ him.」

って形で、もう下線は動詞かなって思ってしまう。

面白いよね。




自分でも作ってみようかな...

サボってないで勉強しろよ!

っていうときに

Don't Nobita!

とか。ドラえもん知らない人にとっては謎すぎるか...(知ってても謎だろうな...)。