今や、高校生の9割以上がスマホでインターネットにアクセスしている。(内閣府『青少年のインターネット利用環境実態調査』)
Jeffが大学生だった頃、キャンパス近くのカフェで友達にiPhoneを見せてもらったときの衝撃は忘れられない。それが、今や小学生だってスマホを持ち歩く時代になってしまった。
そういえば、高校生の頃、音楽はMDに入れて聴いていた。ときどき今の高校生のみんなにMDの話をすると、みんな「何それ?」というキョトンとした顔をしている。
こんなやつだ。
今や、高校生の9割以上がスマホでインターネットにアクセスしている。(内閣府『青少年のインターネット利用環境実態調査』)
Jeffが大学生だった頃、キャンパス近くのカフェで友達にiPhoneを見せてもらったときの衝撃は忘れられない。それが、今や小学生だってスマホを持ち歩く時代になってしまった。
そういえば、高校生の頃、音楽はMDに入れて聴いていた。ときどき今の高校生のみんなにMDの話をすると、みんな「何それ?」というキョトンとした顔をしている。
こんなやつだ。
ずっと英語ライティングの自動添削に興味があって、以前にも自然言語処理(NLP)の勉強をしているという記事を書いたけど、その続き。
自然言語というのは、要は自分たち人間が普段使っている言語のことで、日本語も英語も自然言語。これをコンピュータに処理してもらうのがNLP技術なんだけど、この勉強を始めると必然的に数学や機械学習(→WikipediaではAIの一種であるとみなされていると説明している)の知識が必要になってくる。
それで、生徒の子からすると「なんでこの人は数学とかの勉強ばっかりしているんだ」ということになるんだけど、気づけば机の上にはそれ関連の本が積まれている。
高校生のとき自分はいわゆる"文系"だったので、数3の知識がない。これがものすごくネックになってくる。自分が高校生の頃は、数3に「行列」という分野が含まれていて(今は違う)、理系の教室にいくと、黒板にこんな数字の並びが書かれていたりした。
NLPの勉強過程で通らざるをえないのが、偏微分、ベクトル、行列、確率…といった範囲。正直、微分といっても「接線の傾きでしょ」とか「xの2乗を微分したら2xだよね」ぐらいの知識の人間にとって、急に「ここでx1, x2をそれぞれ偏微分すれば…」とか言われても、「いやいや、偏微分って何だよ。たしか大学で数学の授業とって、偏微分とか言ってたけど、教授がテンション高い人だったってことしか覚えてないぞ」という反応しかできず、何度も挫折しかけた。
それでも何とか独学で勉強して(インターネットがある時代に生まれて幸運だ)、やっと「ラグランジュの未定乗数法」とかいう、名前を見ただけで本を閉じたくなるような技法も理解できるようになった。(偉そうに書いてるけど、卒業生で大学1年生の工学部の子の数学ノートを見せてもらったら、だいぶ序盤に登場していたので、理系の人にとってはたぶん初歩的な知識なのかもしれない。でも自分にとってはともかく快挙だ。)
何がすごいって、たとえば f(x,y) = xy みたいな手動で書くのは難しいグラフも、GeoGebraといったウェブサイトでは一瞬で表示してくれる。このグラフはこんな形状。
ちなみに「ラグランジュの未定乗数法」は、たとえばx+y=4みたいな制約があるときに、このf(x,y) = xy がとりうる最大値は何でしょう? みたいな問題を解くのに使える。(もちろん、この問題なら y=4-x を xy に代入すればすぐ答えは出るんだけど…。)
この「ラグランジュの~」では、λ っていう記号が出てくるんだけど、最初はこの文字の読み方すら分からなくて(ちなみにラムダ)、もうその時点でパワーが削がれる。「aとかkとかでいいじゃん、なんでλなんだよ…」という気持ち。たぶんラグランジュ(Lagrange)の頭文字エルのギリシア文字ってことなんだけど(ラグランジュは人名)。
興味のない人には全然おもしろくない話で恐縮なんだけど、もう少しだけ書いてみる。
大学時代、友達2人とルームシェアをしていた。3人それぞれの部屋があって、それとは別にリビングルーム。
「1人抜けたらどうするの?」とか、「引っ越そうとなったとき、家電とかはどうする」とか、今から考えると懸念点がたくさんあるんだけど、当時はそんなことあまり気にせず、「楽しそうだからそうしよう」で決まったような気がする。
先日、そのうちの1人であるKと一緒に、堺東の"かに道楽"に行ってきた(初めて)。
コロナのパンデミックが発生する前は毎年、友達とサミットというのをやっていて、日本のどこかに集合して1泊していた(2017が伊東→18が伊勢→19が伊予)。最後にKと会ったのは19年春の伊予サミットだったから、かに道楽での再会は2年ぶり。
Kと出会ったのは、ええと… 記憶が曖昧なんだけど、たしかオンライン英会話の会社のアルバイトだった気がする。当時のKはいわゆる"ロン毛"で(肩に届くぐらい長かったんじゃないかな)、塾のアルバイトで中学生に社会科を教えていたときに「こんな教室の中にいても本当の社会のことは分からないから、外の世界に出ていけ」みたいなことを言い放ったという伝説の持ち主。
そんなKも今は短髪で、しっかり社会人をやっている。現在は企業再生に携わっていて、企業の内部の人たちとのコミュニケーションが鍵を握る役割だけにKにはピッタリの仕事なんだろうと思うけど、やはりコロナで苦戦している様子だった。でも、コロナが収まってくれば再びKの強みを活かして上手くやっていくんだろうな。
雨が降るなか傘も差さずに颯爽と登場して、「これ生徒のみなさんに!」とお菓子を渡してくれた。みんな大喜びで食べてくれたよ、ありがとね。
その他、保護者の方・卒業生の子たちからもお菓子の差し入れをいただいています。いつもありがとうございます!
前回の記事の「歯の話」読んだよって言われることが結構あるんだけど、その後、何とか歯医者通いも継続中。ついに今度、親知らずを抜くときがやってきた。左側の親知らず上下を一気に抜いたときは何とかなったけど、今回の右下はどうなるか… やはり念のため大量に痛み止めを出しておいてもらおう。
とにかく伝えたいのは、歯はちゃんと磨いた方が良い。「知ってるよ!」と総ツッコミだろうけど、改めて痛感している…。
三国丘高校の文化祭、泉陽高校の体育祭も終わって、定期テストも乗り切れば夏休みが待っている。今年もコロナで夏合宿の実施は難しそうだけど、良い夏にしていきたい。
いつも真面目な話ばかり書いているので、たまには全然関係ない話も書いてみようかな。
というわけで、最近、歯医者に通いはじめた。正直、虫歯があるのは薄々分かっていたんだけど、歯医者に行くのは恐怖で、ずっと見て見ぬフリをしてきた。
『こりゃダメですね、全部抜きましょう』とか言われたらどうしよう…
『なんでこんなになるまで放っておいたんですか?大人でしょう?』と叱られたらどうしよう…
そしてもちろん、『どれだけ痛いんだ… 久しぶりすぎて想像もつかないぞ…』
高校生のときに通っていた歯医者で、根の治療(?)が物凄く痛かった思い出があるので、考えれば考えるほど、恐怖は増幅していく… が。それを超える痛みが遂にやってきてしまった。
思えば、数年前の年末、右上の銀色のかぶせ物(?)がとれた後、放置していても「あれ、何とかなるぞこれ」と放置していた自分。
さらにその後、今度は左上の方も外れ、それでも再び「あれあれ、やっぱり何とかなるやん、ラッキー」と日々過ぎていった自分…
そんな自分でも、今回の痛み(ちなみに右下!新しいエリアが開発されてしまった)は尋常ではなかった。食べ物を噛んだときに、体ごと飛び跳ねるような痛み。危うく、商店街のやよい軒で大声を出すところだった。
すぐに店を出てから歯医者に電話をして、(嫌なことはすぐに終わらせたい性質なので)すぐ数時間後に診てもらえるよう予約を入れた。
…このペースで書いていたら凄まじく長文になってしまうそうなので、結論から書くと、まず右下の痛みに関してはやはり「神経」が痛みの原因ということらしい。なのでまずはその治療と、その横の親知らずも抜きましょうかね、ということになった。
そう。「まずは」だ… これから長い道のりが続く気がする。
心配していた治療中の痛みもそこまでではなかった。麻酔のおかげなんだけど。
「あの、とにかく痛いのが苦手なので、バンバン麻酔しちゃってください」と告げたおかげかもしれない。
すぐに「それ痛いですか?」と聞くので、カルテに「痛いのが嫌い」とか書かれていると思う。(全然関係ないけど、もう社会人になった後、人間ドックで注射針で採血するとき、『いててて』とか言ってあまりに辛そうな顔をしていたからなのか、『よく頑張りましたね』と缶コーヒーを看護師さんからもらったことがある。)
教室で生徒の子に、「麻酔注射でも我慢できない痛みだったらどうしよう、なんか調べたら全身麻酔して治療してくれる歯医者もあるみたいなんだけど、ここに行くしかないかな…」とか話して笑われたけど、ともかく当面は何とかなりそうで少し安心だ。
つまり、言いたいことは、歯はちゃんと磨いた方が良い。これだ。
今回のことがあってから、急に電動歯ブラシを買い、寝る前にしっかり磨いている。
まあ、ちょっと気合を入れるのが遅かったんだけど…
でも It's never too late. (遅すぎるということはない) なはずなので、これからはちゃんとメンテナンスしていきたい。
(おまけ)
数年前、Kickstarterというクラウドファンディングのサイトで、口に装着するだけで10秒で歯磨きが終わるという装置を開発しますというのを見つけて、速攻で申し込んだ(1.5万円ぐらい)。結局このプロジェクトは上手くいかなくて何も届かず(これも生徒の子はよく笑っていた。『で、いつ届くんすか?!』)、残念だったんだけど、商品アイデア自体は非常に魅力的だった。このリンク先サイトの上の方の動画だけでも見てみると楽しいと思う。
いよいよ、週明けから2021年度版の新しい時間割でクラスがスタート。新1年生の体験会も全て完了し(興味があるけど体験会に参加できなかった人は、お試しで授業に参加してもらえるのでLINE等でメッセージをください)、ついに新年度が始まる。
気づけば桜も満開だし、毎年この「受験が完了→新年度の準備」という時期は「あれ、いつの間に冬が終わった?もう春?」という生活をしているけど、自分にはそれぐらい慌ただしい方が合っているような気がする。
慌ただしいといえば、「年に一度は海外に行きたい」と決めていて、2017年の春はロンドン、2018年の秋にはアメリカを旅したんだけど、2019年は一度も海外に出ず、2020年(つまり去年)は新型コロナウイルスの影響で「海外旅行」という選択肢自体が頭の中から消えていた。今年もどうなるか、ちょっと怪しい。早くまた他の国も旅したいな… 次はオーストラリアに行きたい。イタリアも巡りたい、ローマやヴェネツィアは必須。インドも久々に訪れてみたい(タージマハル、ガンジス川をこの目で見られなかったことが心残りだ)し、またアメリカに飛んで今度はブロードウェイのミュージカルも味わいたい。
…と、こんな話を書くつもりじゃなかったんだけど、ついつい色々書いてしまった。ともかく、新年度がスタート。今年度も Enjoy! You live once! の気持ちでどんどん進んでいきたい。
卒業するメンバー、保護者の方々から、多くの差し入れをいただいています。
教室が、お菓子・カップ麺(そして大量の水!)に囲まれ、幸せな雰囲気が醸し出されています。ありがとうございます!
大学入試が終わって、たくさんの子たちが挨拶に来てくれた。たいてい入試の直前は「頑張れー!」という掛け声で送り出して、ゆっくり話をする暇がないことが多いので、改めて顔を見せにきてくれるのはとても嬉しい。そして、この学年のメンバーの授業ももうないんだなーと思うとやっぱり少し寂しい…。でも、同窓会みたいな集まりをしたりもするし(去年はコロナのせいで開催できなかったけど)、また話をしに来てくれるのが楽しみだ。
そして、もうすぐ新年度がスタートしようとしている。今日は高校入試の合格発表日で、来週からは塾でも体験会をやっていくシーズン(既に申し込んでくれた人もいて嬉しい)。この前まで「共通テストまであと〇日!」と言っていたのに、もう春! 信じられないぐらいに早い。新1年生のみんなとの授業も楽しみだし、新2・3年生はもちろん去年以上に成長できる時間を過ごせるようにしていきたい。
保護者の皆様、卒業生の子たちからたくさんの差し入れをいただきました。写真に撮り切れていないものもあります。お心遣い、本当にありがたいです。
(大学生の子たちが持ってきてくれたお菓子は、たぶんバイト代から後輩のために買ってくれたものだと思う。ありがとうね。)
国公立大学の前期試験が終了!早速昨日は何人か受験生の子たちが来て、試験のことを話してくれた。なかには問題冊子を取り出して「この問題、答え合ってますか?」と聞いてくる子もいて、「心臓強いなー!」と驚いたり。
ともかく、力を出し切って答案用紙を提出したら、あとはもうできることは何も無いので、「人事を尽くして天命を待つ」状態になる。
ところで、入試にはまだ中期試験・後期試験も残っていて、終わったばかりの前期試験の結果は当然まだ出ていないので、今日も受験生の子が勉強に来ている。一番の山場ともいえる試験が終わった直後に、最後のラストスパートでさらに力を振り絞っている。最後の最後まで、どんどん賢く&強くなってほしいなーと願うばかり。
3年生メンバーは、今年は三国丘・泉陽ともに、3月2日が学校の卒業式。1年生の頃の写真を見返してみると、みんな何となく今と比べると幼いような表情をしていて、日々は気づかなくても、3年間でやっぱり大人へと近づいて成長したんだなーと感慨深い気持ちになる。
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Jeffはといえば、前期試験も終わって添削の嵐も一段落したので、入試問題を早速解いたり(『あ、ライティング用に授業で教えた表現が英訳問題で出てるやん!ラッキー!』と喜んだり)、新1年生メンバー向けのチラシを書いたり(早くも新年度が始まろうとしている!!)、自分のやりたかった勉強をしたり。
机にいつも大量の本が置かれているので、たまに「大人でも勉強するんすか?」みたいな質問をされることがあるけど、「激烈に変化が激しい社会になっちゃったから、大人になっても新しいことを学び続ける方が良いよ」とか、「みんな大学生になったら友達たくさん作って、あとはたくさん本を読むべし!」とか言ってるので、個人的にはけっこう楽しくやっている。
というか、大人の人たちは同意してくれる人が結構いるんじゃないかと思うけど、大人になってからの方が、「勉強しとけば良かったー!」とか「これ学ぶの案外楽しいやん」と感じる場面が多い気がする。なぜだろう… 大人になると、本を読みたくても読む時間が作りにくかったりするし、あとは誰からも強制されないという要因もあるかもしれない。
とにかく、個人的には「大学時代に何でもっと本を読まなかったんだろう、こんなにお得に色々教えてもらえるツールはなかなか無いのに」と後悔気味なので、今は本を読めることがものすごく贅沢な気すらする。(こういうことを書くと、何かとっつきにくそうな人とか思われそうだけど、そうでもないはず… なぜか『塾に初めて来る前は、なんか怖い人が先生なんじゃないかと思ってビビッてた』と言われることが多い…。)
それで、今日は添削の合間に、語学学習支援のための言語処理という本を読み進めていた。たとえばTOEFL iBTという英語の試験では、ライティング問題の採点の約半分は、人間ではなくe-raterというシステムによって行われている。また、Grammarlyのように、英文の添削を強烈なスピードでやってくれるサービスもある。
こういった言語処理の裏では機械学習の技術が使われていて、英語の知識だけあってもなかなか理解できない。
たとえば
1) I am interested in science.
2) I am interested on science.
という2つの文、もちろん人間が添削すれば「be interested in の形で使うから、2番は書き換えよう」で済む。
これを機械にやってもらう場合、どうすればいいだろう?
共通テスト(の第1日程)も終わり、 受験生メンバーは国公立大学の二次試験・私立大学の個別試験に向けて切り替えて頑張っている。
一方で、明日は英検の一次試験でもあるので、今日は、受験生の相談と添削&英検ライティングの添削(こっちは高2・高1メンバー)をやっているうちに、気づけば夜になってしまっていた(時節柄、みんなが教室に来るわけじゃなくて、ライティングの答案を写真で送ってもらって、それをパソコンの画面上で添削する等々)。
共通テストが終わると、今度は自分が受験する国公立大学などを決めることになるんだけど、テストから数日後には様々な予備校がいわゆる"判定"を出してくれる。
それで、多くの受験生がこれに一喜一憂することになるんだけど、実際にはその「A」とか「C」とかの文字だけでなく、もっと具体的に分析しないといけない。