久々に、ライティングの教材を作った。
たいていの高校生にとって、"自由英作文"系のライティングは、
- 英検の前に、仕方なく書くやつ
- 入試の二次試験で出題されるから、仕方なく書くやつ
…みたいな位置づけのことが多いような気がする。
なので、人によってライティングに対する熱量がけっこう違ってくる。
「英検まであと1週間、毎日書くんで添削お願いします!」みたいな子もいれば、
「自分は自由英作文は あんま関係ないんで…」という場合もある。
以前は4技能クラスで「全員このお題でライティング書いてきてね」とかやっていたんだけど、今は、人によってライティング熱が高い時期も別々なので、「書いてきた人は全員どんどん見るよー」方式に切り替えている。
個人的には、自分で自由なことを書けるライティングは大好きだったりする。
学校の授業で英文を読むときも、普通は「文章の意味が分かれば良いや」かもしれないけど、ライティングをやっている人は一味違う。
「え、この表現めっちゃかっこええやん」とか、
「あれ、この熟語って、こんな変形バージョンあったんや」とか、
「次に自分で書くときに使えるネタ探し」モードで英文を読むから、表面的には簡単に見える英文でも、ものすごくタメになることが多い。
have a good effect だけじゃなく have a positive effect とも書ける方が良いし、
worsen 以外にも exacerbate とか deteriorate とか、言い換える表現をいろいろ知っている方がかっこいい。
…といっても、ライティングの楽しさに目覚めるのには きっかけが必要で、
多くの場合、英検を受けると決めて、ライティング問題を実際に書き始めてから、その楽しさ(&大変さ)に気づくことになる。
今年もライティングの楽しさを味わってもらえると良いな…
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素敵な差し入れを沢山いただいています!
いつも気にかけていただけることが有難いです、美味しくいただいています!