2025年1月27日月曜日

受験生ともなると、レモンも丸かじり・・・?


ある2年生の授業の日、

教室の後ろを見ると、受験生がなぜかレモンを単品で購入してきていた。


え。どういうこと? 

そのまま食べちゃうの?



何やら、横にある「ミラクルフルーツ」と一緒に食べれば、

酸っぱさを感じなくなるらしい。

(あとで『レモン ミラクルフルーツ』で検索してみてください。)



「本当かよ・・・」 

見ているだけで酸っぱい気持ち(?)になってくる。 


そして、ガブッとかじりつく3年生。

その顔は… 

めちゃくちゃツラそうな表情だーー(笑)



利かなかったらしい。

ネットで見てみると、

ミラクルフルーツを口の中でなじませる必要があるみたいで、

その工程が不足していたのかもしれない。

それにしても、そのチャレンジ精神はエライ。

レモンのクエン酸が、受験勉強の疲れを癒してくれたはず...。




3年生以外はといえば、

来週からまた新しい2年生の子が仲間に加わることになり、

1年生の次の授業には体験の子が来てくれる予定。

2年生は、「今度は自分たちが受験生か…」と少しずつソワソワしている気がする。

1年生も、これまでにかなりの英文法に触れてきた(※ただしそれを『マスター』しているかどうかは別物なので、これからもトレーニングして進化していこう)。

そうこうしているうちに、2025年も1ヶ月が経とうとしている。(えっ?)

春に向けてどんどん前進していこう。




こちらは保護者の方からいただいた差し入れ。

みんなのエネルギーになっています。いつもありがとうございます!





そして、卒業生の子からも、

受験生にキットカットのプレゼント。ありがとう!!



2025年1月20日月曜日

引き続き (Listening100点!)

 

今日も 昨日 に引き続き、

いろんな受験生の子と、共通テストの点数&今後の作戦を確認していった。

試験会場で時計が止まった子(テスト中じゃなくて本当に良かった…)

もいて、話を聞きながらヒヤヒヤ。




昨日は英語リーディングで100点満点の子の話を書いたけど、

今日は、英語リスニングの方でも100点満点の報告をもらった。

よく頑張ったね。

(1年生の授業中にこの話をしたら、『えーっ』と声を出して驚いている子もいた。

 近くにそういう先輩がいるっていうだけでも刺激になると思う。

 ぜひ『じゃあ自分もいけるはず!』と感じてほしい。)




共通テストが終わると、

関西圏では2月1日~がいわゆる『関関同立』の入試シーズン。

2月25日~の国公立大学の試験を受ける子の中にも、

私立大学をあわせて受験する人・しない人がいて、

1人1人、勉強のスケジュールが変わってくる。

出願する大学・学部をこれから慎重に見極めるケースも出てくる。

昨日も書いたけど、

良い結果、必ずしもそうではない結果、

いろんな結果が出るのが試験というものだけど、

全員が前向きに進んでいけるようにアシストしていきたいなと思う。



今年は共通テストの日程が例年より遅めだったので、

二次試験に向けて準備に使える期間がちょっと短い。

より密度を上げていこう。




2025年1月19日日曜日

共通テスト Day 2 (Reading100点!)


2日間にわたる共通テストが完了。




さっそく教室に来て採点した子もいれば、

教室に来たけど英語以外の採点は明日学校でする(?!)という子もいた。

ヘトヘトで家に直行した子もいるだろう。

みんな、本当にお疲れ様。




テストである以上、とにかく点数というものがつく。

期待通りの教科もあれば、「あれー?」という教科もあったりする。

もちろん「よっしゃー」な教科も。




教室で採点していたある生徒の子は、

英語(リーディング)が「よっしゃー!」だった。


100点満点。これはすごい。

このままの勢いで二次試験に突き進もう。




とはいえ、全教科が一斉に「よっしゃー」となるとは限らない。

予想より高かった教科があれば、他方で「あれー?」な教科も混ざり合って、そうして合計点が出てくる。

このいわば「持ち点」をもとに、

これから国公立大学の出願先を決めていくことになる。

迷いのない子もいれば、

「どうしよう、Jeff相談に乗って!」という子もいるだろう。

いろんな結果が出るのが試験というものだけど、

みんなが前を向いて進んでいけるような、

そんなアドバイスやサポートをしたいと思う。






2025年1月16日木曜日

== 2 DAYS TO GO ==


いよいよ今週末が共通テスト。


前の記事に書いたように、鉛筆は多めに!ということで、

大量に鉛筆を用意する受験生たち。

 


「受験シーズンだから忙しいでしょう」と思われるかもしれないけど、

実は共通テスト直前は、

受験生からJeffへの質問はそんなに多くない。

もうみんな「演習して」「復習して」「足りない部分を埋めて…」

の繰り返しで、やるべきことは分かっているという感じ。




むしろ忙しくなるのは、共通テスト後だ。

とにかく英語の添削がバシバシ来る。

自由英作文はもちろん、

和訳、英訳、

そして長文問題の答案に至っては、その場で読解してアドバイスしていくことになる!

それに比べれば、

今は "嵐の前の静けさ" という雰囲気で、

受験生はただ黙々とやるべきことをやっている。




この時期になれば、くよくよ考えても仕方ない。

「一喜一憂」ならぬ、「百喜ゼロ憂」ぐらいで良いと思う。

演習して、良い結果なら「よっしゃー」「おっけー」「いけるいける」。

悪い時は「本番じゃなくて良かったー」「まだ伸びしろあるやん、テスト前に復習できてラッキー」。

あとは力を出し切るだけ!






保護者様、そして卒業生の子からは、たくさんの差し入れが。

受験生の子たち、そして1~2年生のみんなで美味しくいただいています。とてもありがたいです!









それでは今から1年生の授業。行ってきます!


2025年1月8日水曜日

TEN DAYS TO GO!

 


共通テストまであと10日。

今日の高3クラスでは、共通テストのポイントを最終チェックしていった。

英語の注意点はもちろん、

「鉛筆はたくさん持っていく」とか

「休憩時間の過ごし方は」とか、実践的なアドバイスも沢山ある。




共通テストは鉛筆でマークするのが基本なんだけど、

シャーペンと違って鉛筆は試験中すぐに "ちびる" ので、

2~3本だと心もとない。

それに、終了直前、マークし直したい瞬間に腕があたって、

ピューンと数本飛んでいくかもしれない。(→無いとは言えない!)

だから、1ダースぐらい持っていって丁度良いと思う。

消しゴムも2個は用意しておきたい。




そして、共通テストが「模試」と大きく異なるのは、

休憩時間が非常に長いことだ。

たとえば1日目。

午前中に社会のテストが11:40に終わったら、

そのあとは早速ランチタイムで、

次の国語のテストが開始するのが13時。

その国語が14:30に終了すると、

その後の英語のテストは15:20にスタート。

全国一斉に実施されるテストということもあって、

テストとテストの間隔が十分に長く確保されている。

この時間を有効活用しない手はない。

学校の定期テストなら、

「さっきの答え、何にした?」みたいな話もするだろうけど、

そういう会話をしたところで、もう提出したマークシートは戻ってこない(→1点も変わらない!)ので、

次のテストに向けた勉強をした方がお得だ。

何しろ、

たとえ短期記憶で、夜には忘れてしまうかもしれないような知識も、

テスト30分前に詰め込めば、それがそのまま直後の試験に出るかもしれない。

(そういう奇跡的なことは実際に起こる。Jeffも自分自身で入試で経験したから分かる。)

あるいは、

「英語のリーディングは、

 いつも序盤は頭が『読解モード』になっていなくて、

 気持ち良いスタートダッシュがきれなくて…」

という人は、

試験前に、読み慣れた英語の長文などを読んでおく、という手がある。

スポーツ選手が、試合前にウォーミングアップするのと同じだ。




ともかく、あと10日。

最後は力を出し切るだけ。頑張ろう。

↑保護者の方から、
受験生みんなに…と、
カイロ&お菓子のセットを
いただきました。
ありがとうございます!!



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そして毎年この「受験シーズン」は、

「2つ前の代の卒業生の子たち」が成人式を迎える時期でもある。

それに合わせて同窓会が開かれて、

先日は泉陽高校の子たちが写真を送ってきてくれた。


よく見ると、超英塾(CEJ)ということで、

CとJのマークを手で作ってくれている。

2年前には受験生として頑張っていた子たちが、早くも20歳を迎えて、

一緒にお酒を飲んだりもしている。本当に嬉しいことだ。

みんなそれぞれの道を元気に歩んでいってほしい!



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これは、もっと上の代の、

もう社会人として関東圏でバリバリ働いている卒業生の子が持ってきてくれた差し入れ。

いつもサンキュー!




こちらは、1年生の子のお家からのお土産。

1年生だけでなく、2~3年生の子たちとも美味しくいただいています。

ありがとうございます!!



2025年1月3日金曜日

HEDONIC ADAPTATION

 

Hello, 2025!

ということで、新年がスタート。

と同時に、共通テストまであと2週間あまり。

ついにこの時期が来た。



年末には卒業生たちが顔を見せに来てくれて、

いろんな差し入れを持ってきてくれた。ありがとう!






~~~~~~~

さて、受験生はいま言うまでもなく大学入試に向けて頑張っているわけだけど、

その受験を通過して、

大学1年生、2年生、3年生…

と年を経るごとに、その記憶はだんだんと薄まっていく傾向にあると思う。

めちゃくちゃ嬉しかった合格発表の日のことを段々と忘れていって、

「バイトが忙しい」とか「課題が多い」とか、

日常に埋もれ始める。

あんなに夢見ていた大学生活なのに、

その幸せな状態が、いつの間にか自分にとって「当たり前」になってしまう、

これを hedonic adaptation という(Wikipediaだと快楽順応と翻訳されている)。



一言で表せば、「人は慣れてしまう動物」ということなんだけど、

この時期になって、頑張る受験生を間近に見ていると、

「卒業生の大学生の子たちは、この時のことをちゃんと覚えているかな...」と、

ふと思うことがある。

「バイト頑張らないと旅行代が足らん、しんどいー」とか

「TOEIC(←英語の試験)受けるのめんどくさー」とか、

そんな風に思うとき、

受験生で頑張りまくっていた時の自分を、

ちょっと思い出すと良いかもしれない。



この hedonic adaptation を阻止する1つの方法に、

negative visualization っていう技がある。

そもそも Jeff が hedonic adaptation を知ったのは、

イェール大学のLaurie Santos(ローリー・サントス)博士がきっかけで、

彼女は、人がより幸福を感じて生きるための科学的なメカニズムを教えている。

それで、negative visualization も

このローリー博士が勧めている手法の1つなんだけど、

visualizationっていうのは名詞で、動詞は visualize となる。

これは visual + ize という2つのパーツでできていて、

「視覚化する」「思い浮かべる」という意味がある。



例えば、

「今日、外を歩くとき、寒い寒いって自分は文句ばっかり言ってたけど、

 そもそもマフラーすら無かったとしたら、どうだっただろう?

と想像してみる。

あるいは、

「このスマホ、画面が割れてて嫌やなーっていつも言ってるけど、

 もし今スマホ自体もっていなかったら、今ごろどんな生活送ってる…?

と思い浮かべてみる。



すると、

「いやーーー マフラーあるだけで寒さは全然違う!」とか、

「スマホ無かったら誰にも連絡とれない!きつい!」とか、

要は「実は今、自分ってかなりラッキーやったんや…」と気づかされることになる。

つまり、negative visualization によって、

順応(adaptation)してしまった状態から一歩外に出て、

いかに自分が幸運なのか認識することができるというもの。



※英語でのリスニングにトライしたい人は、ローリー博士の動画もチェック:

Dr. Laurie Santos: How Can We Deal with Hedonic Adaptation? The Science of Well-Being for Teens

↑ 
negative visualizationに関しては 4:06~




いま、目の前の受験に向けて一直線に進む受験生の子たちは、

オリンピック前のアスリートと同じ。

それに集中して頑張るだけだから、

negative visualizationの教えは必要ないだろう。

でも、そんな子たちを見ていると、

去年の受験のこと、

一昨年の受験のこと…と、色々と思い出される。

思い通りの結果になる子、

思いがけない進路を進む子(→でも結果的にそうして自分の夢に出会うこともあるだろう)、

みんな色々な道を進むんだけど、

受験が、何か1人1人の成長に資する経験になっていてくれたらなと思う。

そして、特に大学生のみんな、

あの「早く受験よ終われー」と思っていた(笑)、

その時の気持ちをたまに思い出してみて。

そして、その気持ちのまま、今の自分を見てみて。

よく頑張ったねーあの時。


今は後輩たちが頑張っています。応援してあげてね。




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それでは、2025年も、よろしくお願いします!


おまけ:

ChatGPTが作ってくれた、超英塾(CEJ)の"New Year"バージョンのロゴ。
(えらく『2025』年押しですが!)