きのう3年生の子と話していて、「一文が長いと、構造がつかめなくてよく分からなくなる」という話題が出た。
これはよくある悩みだ。
英語の勉強では「構文」という言葉がよく登場するけど、Jeffは「構造」というワードを使うことが多い。要は、その文がどういうカタチをしているのかということ。
英語は、「型」がとても効いてくる言語だと思う。
たとえば
When I was fifteen,
と聞こえてきたら、そのあとで、
「テニスが得意だった」なり「カナダに住んでいた」なり、
なにか情報が続くことを、脳みそが勝手に期待するよね?
言ってみれば、When... と聞こえたら、頭の中で無意識に
When [ ], [ ].
という2つの箱が用意されるイメージ。
あとはこの箱に情報を埋めるだけだ。
When [I was fifteen], [I lived in Canada].
みたいに。
で、長い文は、こういう型が、レゴブロックみたいにいくつも組み合わさっているだけだったりする。
そして、今の時代は何が良いって、こういうときに、すぐにAIに例文を作ってもらえる。
昨日も、その場でAIに例文をたくさん作ってもらって、すぐに構造をつかむ練習をしてもらった。
1つ、そのまま貼り付けてみよう。英語が得意な人はトライ!
Although many people believe that success in life is determined solely by the amount of money you earn or the social status you achieve, if you look closely at those who are truly happy, you will find that it is actually the small things, such as spending time with your family or doing what you love every day, that bring the greatest joy to our hearts.
たいてい「これで1文? 長っ!」と思っちゃうんだけど、この文は要は3つの箱でできている。つまり
Although [ ① ], if [ ② ], you will find that [ ③ ].
と見えれば、
「①だけど、もし②なら、あなたは③だと分かるでしょう」
という形をしている。こう見えれば、そこまで複雑な文ではないよね。
Although many people believe that success in life is determined solely by the amount of money you earn or the social status you achieve, if you look closely at those who are truly happy, you will find that it is actually the small things, such as spending time with your family or doing what you love every day, that bring the greatest joy to our hearts.
you will find that [ ] の中身が難しく感じるかもだけど、「強調構文」というのを勉強すれば、
it is [ ] that ...
という強調構文の「型」が隠れていることに気づけるだろう。
それで、今の各自のレベルによって、この文の長さをどう感じるかが当然異なるんだけど、
「無理ー」だろうが「簡単!」だろうが、AIならすぐに難易度を調整してくれる。
本当に良い時代になった。
ちなみに日本語だと「助詞」が大きな役割を果たしている。次の文を見てみよう:
▶最新の翻訳ソフトへ使って、英語で書かれた論文に日本語は翻訳したところ、驚くほど完璧な文章から仕上がりました。
どう見てもおかしいよね。けど、正しい助詞に直せば、たとえブロックの順序を入れ替えたとて、文の意味は通じる。
▶英語で書かれた論文を、最新の翻訳ソフトを使って日本語に翻訳したところ、驚くほど完璧な文章が仕上がりました。
そして何といっても、この文のように、頻繁に「主語」なしで文が成り立つというのが、英語との大きな違いの1つだね。
(『私が』『我々が』といった主語がなくても自然な文になっている。)
【おまけ】
勉強の息抜きに、数字を当てるゲーム「アルゴ(algo)」、そして心理戦「スカル(SKULL)」に興じる2年生(とJeff)

