TOEFLを受けてきた。
将来、生徒の子が受けるときのためと、
他にも情報がほしい人用に、すこし会場のことを書いとこうかなと思う。
よく言われることだけど、TOEFLは、会場のコンディションがかなり重要だ。
というのは、各自がコンピュータで受験する&スピーキングのセクションがあるので、
たとえば自分がリスニングをやっている最中に、隣の人がスピーキングで喋り始めたりするからだ。
隣の席と仕切りがあるか? 部屋に何人はいるのか? などなど、いろんな条件が会場によって変わるのは仕方ない。
きょう久々に受けて、「他の人と同じ部屋で受ける」ことの威力に圧倒されそうになってしまった。
たぶん僕も声はデカイ方だと思うけど、それ以上に元気にスピーキングで話す子がいて、
急いで、自分のコンピュータの音量を最大にしてヘッドフォンを耳に押しつけた(それでもかなり集中力をもっていかれた。頑張ってるその子を責められないから、こちら側が騒音の中で練習するトレーニングが足りなかったと思うしかない。なんとか立て直せたはずだけど...)
で。まず試験前、これはどこの会場でも一緒だと思うけど、
ルールが変わって、部屋にはハンカチすら持ち込めなくなっていた。
携帯電話も目薬も当然ダメ。
入室前に、ポケットの中身まで確かめられるし(キーポケットも)、
なんと、金属探知機もあてられる!空港みたいに。
たぶん、TOEFLの不正が海外でかなり起きたのが問題になって以降の措置だろう。
だから、本当に、パスポートとロッカーのカギ以外、何も持ち込めない。
僕はヘッドフォンを長時間つけていると耳がかゆくなるので、
消毒用のウェットティッシュまで買ってきていたのに、
当然持ち込めるわけがなかった。
(もう本当に耳がかゆくて辛かった。ヘッドフォンって蒸れるし...)
あとは、僕が受けに行った、大阪の中津テストセンターの情報だ。
このテストセンターは、ウェブでけっこう評判が良かったので選んだ。だから、その恩返しの意味でも、僕も情報を書いてみたい。
まず、仕切りはしっかりある。隣の席は全然見えない。
机も広い方だと思う。(※部屋により異なる可能性はアリ)
10:00がStarting timeって案内には印刷されてたけど、
実際には朝9:30以降、早く受付を済ませた順で入室を許される。
病院みたいに、「⚪︎⚪︎番の方、Aの部屋へどうぞー」って。
僕の部屋では、早い人ほど奥に案内されるらしかった。
遅い人は手前の席で、ここはドアの開け閉めで集中が妨げられる危険もあるだろう。
メモ用紙は3枚つづりでホッチキスどめしたものが渡される。新しい紙がほしいときは、机にあるボタン(かすかにピッと音が鳴る)を押すと、スタッフの方が交換しに来てくれる。ちょっとハイテクだ。
鉛筆も、丸くなってきたら、とがった鉛筆と交換してくれる。
ちなみにスタッフのみなさんは手慣れた様子で、安心して受験できた。
各シートの頭上には不正防止のためのミラーが設置されている。
けっこうスタッフの人たちが巡回していたけど別に気にはならなかった。
この会場は1階がコンビニで便利だし、
荷物のロッカーも完備されてるし、駅からも近いし、かなりおすすめできる。
(ただしちょっと寒かったかな...パーカーをもっていって正解だった。)
とはいえ、やっぱり他の人が話す声は前述のように聞こえてくるので、
これはもう仕方ない。それを前提に練習するしかないだろう。
あとは試験前の緊張しているときに写真がとられて、それがそのままスコアの紙に印刷されるので、
気になる人は見た目を整えていきましょう。
僕は目つきの悪い不審者のような写真になってしまった。
まあいい思い出になるだろうけど...。
あとは、受験者は1〜2割が外国籍の人、あとは日本人という感じだった。
そのぐらいかな。
朝9時前に着いて、試験が終わったのが2時。
後半のスピーキング、ライティングよりも、
午前中のリーディングとリスニングにとにかくエナジーを奪われてしまった。
この試験、体力が必要なことは間違いない。
...よし。そのぐらい。
そして、明日は生徒のみんなが英検だ。こっちも緊張する。
もしみんなが緊張したら、僕の方にその緊張菌(?)を飛ばしてほしいなぁ。
息を深く吐いて、そのまま緊張を体の外に押し出すイメージをする、っていう技が個人的にはけっこう効くのでオススメだ。
とにかく、僕からもみんなにパワーを送っておこう...。
オマケ。
ここ1ヶ月ぐらい、ジュースを禁止して水しか飲んでいなかったんだけど、
今日だけは「糖分補給」と自分に言い聞かせて、コーラ、しかもゼロカロリーじゃない王道のコーラを買ってしまった。
おいしすぎる...
でも...明日からまた我慢(・・;