2016年1月12日火曜日

フィードバック


英語の「4技能」化が叫ばれているけど、

これは、単に英語の学習範囲が広がるというだけではない。

4技能というときに、特に注目を浴びるのが、SpeakingとWritingだ。







この2つは、何がすごいかというと、まず

★練習量がものをいう。

話したり書いたりというのは、単純に知識があるだけではダメで、
それを「使えます」という「スキル」のレベルにまでもっていかないといけない。

運転免許をとるとき、「教習」という交通ルールの講義だけではなくて、
実際に先生と一緒に運転する「実技」の時間があるのに似ている。

「運転は、周りの状況に注意して、ハンドルやブレーキ、アクセルを使います」

とテキストで習っても、それだけでは絶対に運転できない。一定量の練習が必要だ。

SpeakingとWritingも同じで、練習量を確保しておくことが特に大切になる。








そして、

★フィードバックが必要。

という点も、従来の英語と全く異なる。フィードバックというのは、自分のSpeakingやWritingに対して、適切なアドバイス等をもらうことを指す。

SpeakingとWritingで怖いのは、「いつの間にか、間違ったクセがついてしまう」ことだ。

例えば、せっかく毎日練習したのに、「I agree the idea that ...」というフレーズを間違って覚えたままクセになってしまうと、後からそのクセを抜く作業をしないといけなくなる。(ちなみにこの文は、withが抜けてる。)

だから、時々は人に見てもらって、おかしなところは修正してもらったほうがいい。









たとえば塾の4技能クラスでWritingを見るとき、

このフィードバックをすることになるんだけど、その加減が難しい。

あまりに細かいミスを全て指摘しすぎても意味がない(第一、次に書くときにそのミスを全て覚えておけるわけがないし、TOEFLとかのライティングの場合、ミスを気にしすぎて、萎縮して語数が少なくなりすぎる方が大問題だ)。

だから、単数・複数形のミスとか、時制のミスとか、気づいたところに赤ペンは入れるけど、
今の段階では、ことさらそこを強調して「次は文法ミスをゼロに!」と伝えたりはしない。

とはいえ、何度か見ていると、ミスっぽい表現が「クセづきそうになっている」ことは察知できる。

「あ、これ、またやってるわ」というときは、クセになる前に、指摘してあげたい。

これが、1人で練習しているのではなく、フィードバック付で練習している子の利点の一つだと思う。





ともかく、これだけ考えても、「4技能の英語」っていうのは、今までの伝統的な英語学習とはかなり違ってくる。

当然、教え方もかなり変わってくるはずだ。

今の超英塾では、レギュラークラスで、文法・Reading・Listeningっていう比較的伝統的な英語をやって、

それにプラスで、4技能クラスに来てくれる子はSpeaking・Writingを鍛えられる。

これも






....授業が始まる! また続きは今度書こう!よし!