2024年3月27日水曜日

『この勢いで頑張ってみようではないか!』先生・・・


前の記事で、プログラミングを久々にやっているという話をしたけど、

AIの力を借りながら、ライティング添削アプリを作ってみた。



ためしに、わざとミスを多めに入れた英作文を "提出" してみる。



例えば1文目では、わざとnecessaryのスペリングを間違えてnecesaryと書いている。

で、「提出!」ボタンを押すと、ChatGPT関連のシステムを使って、添削が自動的に返ってくる。




フレンドリーな先生という設定にしていて、セリフがいちいち熱い(笑)。

冒頭から

「素晴らしい挑戦だ!勇気ある一歩を踏み出した君に拍手を送るぞ!」

...面白いからそのままにしておこう。

ちゃんと necessary のスペリングも指摘してくれた。





そのあとは真面目に(でも同じフレンドリーさのままで)、1文ずつ添削してくれる。



そして添削の最後は、モチベーションが上がるようなコメントで締めくくるように設定しているので、またも熱いメッセージがもらえる。



"艶やか(つややか)" なんて言葉、英語の添削でなかなか出会うことがない。

ラストは「この勢いで頑張ってみようではないか!」

…熱い、熱すぎる。

よ、良いではないか




もう少し改良したら、お試し版ということで、

生徒の子たちも自由に使えるようにしてみようかなと考え中。

超英塾では、生徒の子たちが持ってくるライティング答案は全部Jeffが添削するんだけど、

それとは別に、普段「手軽に英文チェックだけしてほしい」みたいなときは、こちらも便利かもしれない。



この前、卒業生の子が「海外から観光に来ている人と英語で話せた!」というのを嬉しそうに語ってくれたんだけど、

英語にせよプログラミングにせよ、こうやって「使えた!」「形にできた!」という経験があると、モチベーションも倍増するなーと思う。

せっかく色んなツールが使える時代になったんだから、

生徒の子たちの役に立てるようにしていきたい。



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先日は、卒業生の子が、いろんなお菓子を差し入れしてくれました。

美味しかった!(→Jeffもちゃっかり食べている)

ありがとう!!







2024年3月19日火曜日

合格おめでとう & 言語を勉強するときの、あの気持ち

今日は公立高校の合格発表の日。

掲示板での発表は、今年で最後となる見込みらしい。

自分の番号を見つけたときの嬉しさは格別だったはず。

合格したみなさん、おめでとうございます!



午後は、合格者登校の時間帯に合わせてチラシを配ってきた。

掲載している問題の解説はこちら→ この英語、君は訳せるか!?

興味のある人は体験会で待ってます!



毎年、チラシ配りの時は、卒塾生にバイトで来てもらっている。

今年もいろんな学年の子たちに来てもらって、

近況を聞くことができた(これも楽しみの1つ)。

みんな元気そうで安心した。また遊びにカモン。



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最近のJeffは、プログラミングの勉強をやり直している。


まだまだ基本的なところなんだけど、

以前は一人でやっていて挫折していたような箇所も、

今はChatGPTのおかげで何倍も効率よく勉強できている気がする。



ChatGPTに問題を作ってもらう

→自分が作ったコード(上の写真みたいなやつ)を貼り付けて、ジャッジしてもらう

→分からないところは質問しまくる(根気よく付き合ってくれる)


というのが、ものすごく簡単にできてしまう。

プログラミングの勉強をしていて思うのは、これって要は「新しい言語を学ぶのと同じことだな」ということ。

「ここでは append という技を使って…」とか、

「ここには : (コロン)  の記号を付けなきゃいけなくて…」とか、

これ、英語なりフランス語なり、新しい言葉を1から勉強するのにとても似ている。



英語を教える身としては、これはとても勉強になるなーと感じる。

何といっても、「分からない時の気持ち」を思い出せる。

「なんじゃこりゃ。わけ分からん…」という、あの気持ち。

もう1つは、

「だんだん出来るようになっていくのが嬉しい!」っていう、あの喜びもある。

ハリーポッターの世界の生徒たちが、新しい呪文をマスターしていくみたいなイメージかもしれない。

「これもできるようになった、やったー」とか、「あれも習得したい!」とか、

まさに英語を勉強する学生の子たちが経験する感情を、

プログラミングの勉強を通して再確認できていることが嬉しい。



教える人って、自分では当たり前に分かっているから、

「分からない時の気持ち」とか、「新しい知識をゲットする楽しさ」とか、

そういうものを時として忘れがちなんじゃないかと思う。

プログラミングの勉強は、それらを思い出させてくれる。



次の共通テストからは「情報」も入試科目に入ってくるので、

もしかしたら、自分のプログラミングの知識が生徒の子たちに役立つこともあるかもしれない。

もう少し続けて頑張ってみよう。



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保護者の方からも、卒業生の子たちからも、

たくさんの差し入れをいただいています。

いつもお心遣いいただき、本当にありがとうございます!











2024年3月10日日曜日

京都大学の合格発表日

 

今日は、京大の合格発表日。

今年もめでたく合格してくれて、喜びのLINEを送ってきてくれた。


(↑本人の許可をもらって載せてます)

1年生のときからよく頑張ってくれたのを知っているので、とても嬉しい報告だった。

京大は、難易度が高めの和訳が多く出題されるんだけど、

正直「Jeffよりも良い和訳なんじゃないのこれ」ということが結構あった。

だから実はそんなに心配していなかったんだけど、

無事に合格が確定して、やっぱりホッとする。

大学に入ってからも英語を活用する場面は多いと思うので、

超英塾で身につけた英語力を存分に発揮して羽ばたいてほしい。本当におめでとう!




特に京大を目指す子を集めているという訳じゃないんだけど、

これで、3年連続で京大の合格者が出てくれた。




昨日は大阪大学に合格した子も笑顔で報告に来てくれたし、

また大阪公立大や和歌山大、同志社大といった関西圏だけでなく、

先日の早稲田大、そして横浜市立大や法政大という関東圏の大学に進学する子もいる。

みんながそれぞれの道を歩んでいくのを見るのは嬉しい(かつ、もう同じメンバー全員で授業で会うことがないと思うと、ちょっと寂しくもある)。





・・・そうして自分の道を行く卒業生たちも、顔を見せに来てくれることがある。

先日は、「数日後にはスカイダイビングのためにオーストラリアに行く」という卒業生が、お菓子の差し入れとともに遊びにきてくれた。


頑張って進学した子たちが、元気に大学生活を送っている姿を見るのは、自分にとっても本当に励みになる。

今ごろはオーストラリアのケインズを満喫しているかな…

(ちなみにスカイダイビングはこれで人生2度目らしい。やるな)





そういえば前にこの記事で、「誰が持ってきてくれたか分からない…サンタクロースか?」という差し入れのお菓子について書いたけど、サンタの正体が判明した。

なぜ分かったかと言うと、「合格しました!」という報告とともに持ってきてくれたお菓子が…


「あ、この大量のワッフルは、もしや?!」というわけで、

サンタの正体は、自習に来ていた高校3年生の子だった。

自習に来たときにお菓子コーナーへと寄贈して、そのまま差し入れについてはJeffに何も言わず帰ってしまったらしい。

言ってよー… とにかく、これでスッキリした。

そして合格おめでとう!

こんにゃくゼリーもありがとね。





その他にも、大量に差し入れをいただいています。

生徒のみんな(とJeff)で美味しくいただいています!ありがとうございます!!







2024年3月3日日曜日

【新高1生】この英語、君は訳せるか!?


新高校1年生に向けた、挑戦状(?)。



3問とも、使われている単語は難しくないと思うけど、

1・2番は that について分かっていないとゴチャゴチャするかも。

3番も、慣れていないと文の構造を把握するところから苦労する可能性あり。



下の方に解説を載せてます。 

では、Give it a try! 



この英語、君は訳せるか!?

1 Tim doesn’t know the news that she talked about. 

2 Tim doesn’t know the news that she talked about the event. 

3 Those who are rich are not always happy.



↓ ↓





==No. 1 and 2==


1 Tim doesn’t know the news that she talked about. 
 Timは、彼女が話したニュースを知らないんだ。

2 Tim doesn’t know the news that she talked about the event. 
 Timは、彼女がそのイベントについて話したというニュースを知らないんだ。


詳しい解説を動画で用意しました:






==No. 3==


3 Those who are rich are not always happy.
 裕福な人々がいつも幸せとは限らない。


なんと、こっちも動画あり。






... 1・2番は、ノリで訳しても何とかなったかもしれないけど、

thatをちゃんと理解しておけば、もっとレベルが上がった時にも余裕で対応できるようになる。

3番の部分否定も、大人な表現をするときには大活躍する。

例えば、ぶっきらぼうに

I don't agree with him. 

と言うとカドが立つ。けど、

I don't necessarily agree with him. 

なら、「必ずしも賛成ではないんですよ」と、少し大人な言い回しになる。

「同意している部分もありますよ」という含みをもたせられるから。



こうやって、知っている英語の武器が増えれば、自分の表現の幅も広がっていく。

高校で勉強する英文法は、大学生そして大人になってからも使う全ての英語の土台

大学生になってから、さらに新しい英文法の知識に出会う機会はかなり限られていると思う。っていうぐらい、高校で学んだ英語が、その後の自分の英語力の基盤になってくれる。


・・・という気持ちで、高校生には楽しんで英語にトライしていってほしい!