2014年8月5日火曜日

楽しい。



僕が大学生だった頃、

友達がブログに、「人が生きる目的は、幸せになることだ」って書いてて、

それを読んでガツンと殴られたような衝撃を受けたことがある。









伝統的に、人が生きる目的は、

「正しく」生きることだ、という流派と、

「善(よ)く」生きることだ、という流派がある。







どちらも真面目というか、ストイックな響きがあるよね。







それと比べて、「幸せに」生きる、っていうのは根本的に人生の見方が違う気がする。





考えてみれば、

親は子どもに「幸せになってほしい」と願うものだし、

僕も、自分の仕事が、生徒のみんなが「幸せになる」ためのサポートになることを願って英語を教えている。







僕の中では、「幸せ」は「楽しい」と密接に関連している。

僕のモットーも

Enjoy! You live once!
楽しめ!人生は一度きりだ!

だから、当然なのかもしれないけど。






ただ、この「楽しい」って、いくつか種類があるような気がする。

たとえば、

友達とUSJに遊びに行く、

大人だったらお酒を飲んで騒ぐ、

これだって「楽しい」し、

ふつうイメージする「楽しい」はこういう活動が多いだろう。

一方で、

僕は英語の勉強をしたり、

「これを授業で教えたらみんなビックリしてくれるかもな」とか

「この知識は一生役に立ってくれるはずだ」とか考えながら

授業の準備をしたりしているときは、

とても「楽しい」。







また、

今までの努力が一気に報われた瞬間とか、

今まで分からなかったことが

あるとき、ふと「分かった!」ってひらめいたときほど楽しい瞬間はない。

これは楽しいというより嬉しいに近いかもしれない。どちらにせよ「快」を感じる物質が脳みその中でスパークしている感じだ。








みんなが10代のうちに、

一種類の「楽しい」だけじゃなくて、

他の「楽しい」にもたくさん出会ってほしいなと思う。





前も書いた気がするが、

英語でenjoy「楽しむ」は、

en(力を与える) ➕ joy(喜び、楽しさ)

だ。

多種多様なことにjoyをenできるようになることを学ぶ、

その一つの場になりたいなと思う。







勉強とか努力すら、将来の「楽しい」に繋がってくれるなんて...

なんてお得なんだろう。

どうせなら徹底的に頑張って、

徹底的に楽しめたらベストだ。