今日の午前中は、ESLを専攻したネイティブの先生に来てもらった。
ESLは、English as a Second Languageの略で、英語を母語としない人に対して英語を教えることに特化した分野だ。
その先生が帰るときに、彼と
It was good to see the guys struggling in speaking in English.
(みんなが英語で話そうと苦労しているのを見られて良かったね。)
という話をした。
僕が授業をしていると、どうしても日本語が混じってしまうし、
生徒のみんなも「まあこの人は日本語が通じるから」というのがあって、
英語モードに入りにくいときがある。
そして何より、リーディングとか単語のテストをしていると、
「正解か、不正解か」に話が帰着してしまう。
でも、ネイティブとスピーキングをするときの最初の一歩は、そんなの吹っ飛ばして、
Make as many mistakes as possible.
(可能な限り間違う、失敗を経験する。)
ことだ。
失敗ゼロで最初から自転車に乗れる子はいない。
ネイティブの先生にはネイティブの強みが、
僕みたいな日本人の先生には日本人の強みがあると思う。
今朝は前者を少しでも体験させてあげられて本当に良かった。
英語を話すときの日本人の最大の弱みは、
照れ屋で、間違いを嫌って発言が極度に少なくなりがちなことだ。
でもそれは、要は場数を踏むことで緩和できると
個人的な経験からも思っている。
今日のセッションも、その経験の一つになってくれるはずだ。
今日はまた午後からリーディング、リスニング、音読、暗唱...と盛り沢山だ。
できるだけみんなの受験と将来に役立つ要素を吸収していってほしいなと思う。
というわけで、午後の授業を少し遅らせて、
今はみんなお昼寝タイムにした。
頭をスッキリさせて午後に突入したい。