2014年8月22日金曜日

TOEFLだ。




久々にTOEFLの申込みをした。

生徒のみんなに頑張れっていうだけじゃなくて、

自分も何かにチャレンジしてないとアンフェアな気がする。

というか英語の先生なんだから、

教える側の英語が進化していかなかったら、習う方も信用できないよねと思う。

はやく満点をとりたいのだが、

そのためには4時間を超えるテストで、

4分野(読み書き話し聞き)、全てでミスなく満点をとらないといけないので、

読み聞きオンリー、かつ2時間で終わるTOEICの数倍難しいだろう。

英語力以外の、集中力とか精神力とかもかなり試される気がする。








ちなみに僕が大学生のころ受験したときは、

書類を書いて郵送したり、お金を振り込んだりして、

申し込むだけですごく面倒だったのを覚えているが、

いまはクレジットカードさえあれば、ウェブで一瞬だ。

便利すぎる。








にしても受験料の230ドルってのは、

もうちょい安くならないかな...と思うが、

スピーキングとライティングは人が採点するしかないから、

人件費とかを考えたら仕方ないのかもしれない。






TOEFLがすごいのは、年に2〜30回も受験日があることだ。

しかも、10日ぐらいで結果が返ってくる。

日本のセンター試験は、全部マークシートなのにもかかわらず、

結果が郵送(ウェブじゃなくて郵送...)されてくるのが、試験から数ヶ月後も経った後...。








なんか、日本とアメリカだと試験に対する根本的な考え方が違う気がする。

たとえばTOEFLには、いくつかダミーの問題が混じってる。

何かっていうと、

成績には使われない、実験用の問題だ。

このダミー問題の結果は、将来のテスト作りに活かされるらしい。

ただ受験生はどれがダミー問題かは分からないから、

とにかく出された問題は全て必死に解くことになる。






なんていうか、日本だとテストは作る方も一撃必殺っていうか、

とにかく問題を丁寧に作り上げて、それを受験生の方もその一回のチャンスに賭ける、って感じがする。

だから問題も短期間に大量作成なんかできない。





一方のアメリカは、もう少しおおらかなイメージだ。

テストの中にダミー問題混ぜちゃうし(まあ、この方が難易度の調整とかを定量的にできるから合理的なんだと思う)、

年に何回も受験できるぐらい問題のストックがある。

(アメリカ版センター試験のSATだって、ダミー問題あり&年に何回か受けられる。)

一回失敗したんだったら、

またしっかり準備してもう一度チャレンジしなよ、という感じ。





この辺の感覚はけっこう文化の違いに根ざしてる気がする。

まあ、何回も受けるにしてはTOEFLは値段が高すぎるけどね...。








超英塾の方も、今日からレギュラー授業が復活だ。

夏から来てくれた新しいメンバーも一緒に、

どんどん進んでいきたい。




↑  おまけ
TOEFLのリーディングの文章。
ではなくて、リスニングのスクリプト(読み上げ文)の一部分。とにかく長い。