2014年10月31日金曜日

大阪府公立高校入試の英語改革 【その2】 ~リスニング問題~


(5/27追記)
新傾向のリスニング問題に対応した、実戦問題集を作ってみました。
興味のある方は こちらの紹介ページ もご覧ください。

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前に紹介した、

「 大阪府公立高校入試の、英語問題の改革について。 」

という記事が好評だったので、もう少しこの新しい問題について紹介してみようと思う。








今回は、リスニング問題についてだ。

リスニング問題は、分析のやり方がいくつかあるんだけど、

ここでは「単語数」と「スピード」に注目してみよう。



教育委員会は、サンプルの音声まで提供してくれているので、

本番の読み上げスピードの目安まで考えることができる(太っ腹!だ)。




で、それぞれの問題の「単語数」と、「秒数」をまとめたのが次の表だ。





WPMっていうのは、「Word Per Minute」、つまり1秒間に処理する英語の単語数のこと。

普通はReadingの練習で使う概念だけど、リスニングにも当てはめられる。

これを使えば、どんな問題でも、リスニングが読み上げられる「分速」が求められるという感じだ。







で、上の表なんだけど、まず目につくのは、やはりPart-Cの単語数と秒数。

571語。これを耳だけで聞きとらないといけない。しかもう放送時間が207秒、つまり約3分半だ。




これがどれぐらいすごいかっていうと...、




英検「1級」で、一番ラストに流れる長いリスニング問題と比較してみよう。



英検1級で、

単語数「482」語、秒数「210」秒。


一方、「英語改革」のサンプル問題では、

単語数「571」語、秒数「207」秒。





えっ・・・   

サンプル問題は、

英検1級と比べて 単語数が多い上に、

読み上げる秒数は英検1級より短い・・・。










すごすぎる。

もちろん、あくまでサンプルの問題だし、英検だって回によって数字は異なる。

それにしても、(問題で使われる単語の難しさとかは当然違うにしても、)

凄まじい破壊力をもった問題だ。

しかも、答え方は4択問題じゃなくて、「5分間で記述」だし・・・。

このPart-Cは、とにかく練習しまくらないといけないだろう。





もう一度、同じ表。






このPart-Bの199語というのも十分に長い。

ただし、

Part-Aに関しては、少なくとも語数・秒数という意味では、そこまで難問ではない。

ので、そこは安心していいと思う。

(問題の作り方は、今までとちょっと異なる。これは別の機会にご紹介します。)








それで、比較のために、英検3級・準2級・2級も、少しまとめてみた。













こうしてみると、WPM、つまり読み上げるスピードに関しては、

英検は別にどの級でもそんなに大差ないことが分かる。

概して、英検のリスニングのスピードは、WPMでいえば130~150程度。

「標準~ややゆっくり」と言っていいと思う。




これに対して、「英語改革」のサンプル問題のWPMは、平均して177。

「やや速め」という感じだ。

試験用の吹き込みというよりも、

ナチュラルなスピードを聞き取れるようになってほしいということなのかもしれない。

(※ここでいう「平均」は、単純に各問題のWPMの平均値をとったものです。
ちなみに、サンプル問題の「全単語数」と「全秒数」を使って平均WPMを出すと、
WPMは165になります。177よりけっこう小さい数字になる(が、それでも英検よりは速い)という感じです。
英検に関しては、どちらの算出方法でも、たいして平均の数値に違いはありませんでした。)








ところで、この英語改革の問題が、

TOEFLへの橋渡し的な役割も担っているという見方を前の記事で紹介したけど、

そのTOEFLでは、リスニングの語数はだいたい500~900の間、WPMは150~200の間、という感じだ。

(問題によってかなり異なる。放送時間は大体3~6分弱、ぐらいの間。)

だから、TOEFL予備軍(?)として期待されることになる、この問題の受験生は、

上で紹介したPart-Cの「571語」のリスニングを聴きとおすぐらいの

タフさが高校入試の時点から求められる、ということなのだろう。






➡次の関連記事

大阪府公立高校入試の英語改革 【その3】 ~リスニング問題(どれぐらい長くなる?)~









雨とチラシ。



ええっ 明日、雨降るのかぁー 天気予報がズレたらしい。

明日は久々にチラシを配りにいくのになぁ・・・







しかも、今回のチラシは特別だ。

塾生の子が、わざわざこのチラシ用にメッセージを書いてくれた。





だから、今回のチラシは是非みんなに読んでほしい。





雨・・・ チラシの紙は、少しぐらい雨に濡れても大丈夫な素材なんだけど、

傘をさして歩いてたら、

チラシ受け取るのが面倒くさくなっちゃうよね・・・

こっちはカッパでも着ていこうかな。悩ましい。






ちなみに明日は、去年 教えていた関大生が手伝いにきてくれる。

念のため・・・ ほぼ手書きのチラシを配ってる、

茶髪じゃない方が、塾長のJeffです。





というか、11月は他の日も、けっこうチラシを配る感じになってしまった。

関大生だけじゃなくて、イケメン京大生が手伝ってくれる日もある。

なんか豪華・・・

その辺りは、人とのつながりに感謝だ。





とにかく雨だけは勘弁してほしい。

でも、まあ・・・ 降ったら降ったで、

それでも受け取ってくれた人は、何か特に縁がある気もする。

今回は今までと全然違うスペシャル企画もチラシに入れたので、

受け取った人はラッキーだと思う。

是非活用してください。







2014年10月28日火曜日

やってます。


朝からカチャカチャとパソコンを叩いている。

ちょっとスペシャルな解説シートを書き中...。

色々と新しいことが動き始めている。んだけど、それはもう少ししたら発表しますのでお待ちください。






パソコンの画面を撮ろうとしたら、

画面だか自分だか分からない、反射しまくりの写真になってしまった。




2014年10月24日金曜日

A happy day :)



英検、みんな一次試験を合格していた!!


すごいなぁ...

本番って何が起こるか分からない。

なのに、みんな合格なんて、本当に嬉しい。

英語のテストでクラス1位をとってくれたりして、

今日はなんかハッピーすぎる。

みんなありがとう。このまま楽しく頑張っていこう。








おまけ。


授業中、なぜかこの絵で爆笑してくれて(特に右の3人分の絵...)、

数分間、授業が中断するというアクシデントが起きてしまった。

みんな酔っ払ってるんじゃない?ってほど笑っていた。

まあ僕は毎回真剣に絵を描いてるんだけどね...これが限界だ^^;




2014年10月22日水曜日

「ここ、覚えるマークねー」


みんなのテストも終わって、

前回のクラスから、またどんどん先に進み始めた。

文法だけじゃなくて、

高2以降の基礎になる、単語&長文の練習にも時間がとれるようになった。







ところで、毎回、クラスの冒頭でCheckup Quiz(確認テスト)をやってるんだけど、

今回から少し形式を変えて、

accumulativeなテストにすることにした。

accumulativeはイコール「累積的な」という意味。

たとえばその日のテストに、2〜3回前のクラスで覚えた内容が出たりするってことだ。

こうすれば、ちょこちょこでも昔やった内容を定期的に復習できるから、

記憶が残りやすくなるはずだ。

学校のテスト前に、

「あーこれ昔やったなあ、ちょっともう覚えてないけど...」みたいなことも少なくなるだろう。








このホワイトボードは、僕が書いたものじゃなくて、

昨日のCheckup Quizの前に生徒の子が何度もペンで書いて練習した跡だ。


interfere(妨げる)とかsymptoms(症状)とか、

だんだん覚える単語も難しくなってきてる。

こうやってクラスの前にしっかり復習してくれるのはすごく嬉しい。









クラスでは、「ここ、覚えるマークねー」と僕が言うことが結構ある。

覚えるマーク、って言われたら、

これは問答無用で音読しまくって、口をついて自然に出てくるぐらいに覚えてほしい表現が出てきた合図だ。

僕は最近「九九のように」ってたとえるのが好きだ。

たとえば、「さんく?」って言われたら自動で「にじゅうしち」だよね。

「はっく?」

「しちじゅうに」だ。

これぐらいのつもりで、

反射で出てくるようにしてほしい文章が毎回出てくる。

簡単な表現ばかりじゃないんだけど


(たとえば昨日のテストで出てきたのは、Sometimes taking medicine to reduce symptoms is not always the best solutionっていう表現だった)、

みんなしっかり覚えてきてくれるのでとても頼もしい。

このSometimes〜 の文は、どちらかっていうと将来Writingとか英作文の問題を解くときに活用できる表現だけど、

昨日のクラスで出てきた

As far as I know, (私の知る限りでは、)

なんかは、Writingだけじゃなくて、Speakingでも使える場面がくるはずだ。

こういう表現は、無意識にポンッと言える・書けるようになってほしいなと思って、

大変なのは承知の上で、心を鬼にして「覚えるマーク」にしている。






昨日から、新しい生徒の子も正式に超英塾メンバーの一員として頑張ってくれている。

もう入学から半年が過ぎて、みんなの高校生活も1/6が終わった。

残り5/6が、さらにスペシャルなものになりますように...。





2014年10月19日日曜日

10年以上の付き合い。


僕は、大学生のとき、いろんなバイトをした。

観光地で人力車をひっぱるバイトもしたし(自動車の真横を、人力車をひっぱって走る!初日は死ぬかと思った)、

スポーツジムでも働いた。







でも、やっぱり思い出深いのは、塾でバイトしていた頃のことだ。

人との出会いが一番深い仕事だったからかな。

当時、中学生から浪人生まで、あらゆる学年の子に教えていた。






もはや、そのときの高3も社会人だ。

ちょっとギョッとする。そんな時間が経つんだな...と。






今日は、そのうちの1人が大阪にやって来る。

その子は、アメリカの公認会計士(CPA)の試験を受けにはるばる大阪まで来るんだけど、

立派に、全国最大級の銀行でしっかり働いてる。

昔教えた子と会って話すぐらい嬉しい&楽しいことはないよね。

人って、自分1人分しか生きられないけど、

先生って仕事のいいところは、

教えたみんなが将来、自分の何倍もいろんな経験をしてくれるのを想像できるところだ。







今の超英塾のみんなも、10年後、どうなってるだろう。かなり楽しみだ。

最近、時間が過ぎるのが激烈に早く感じる。

昔は10年後なんて遠い先だと思ってたけど、

今は10年なんてすぐ過ぎ去ってしまう気がしている。ちょっと怖いね。

ま、時間が早いってことは、楽しく生きてるってことだからOKだ。

今日も Enjoy! You live once! でいこう。









追記。


あ、今日は堺東も祭りをやってるのか!

みんな楽しそうだ。


2014年10月17日金曜日

正常性バイアス



突然だけど、

この前、朝の5時半(!)に、アパートの非常ベルが鳴りだした。

最初は「誤作動かな・・・」と思っていたんだけど、

廊下に出ると、なんか焦げ臭い・・・


「や、やばい・・・」









眠くてフラフラななか、パーカーを着て、貴重品をもって外に出た。

階段を降りる間・・・ うん、やっぱり、なんか焦げ臭い・・・

でも煙とか出てないし・・・。






外に出ると、2人だけ、僕と同じように避難してきていた。







全然ベルが鳴りやまないので、消防車まで来てもらった。

ちょっと騒然とした感じだ。














・・・まあ、オチを言うと、

結局、住人の1人が魚を焼いてただけだったんだけど。(笑うしかなかった)








それはいいとして、問題は、僕を含めて3人しか避難していなかったことだ。

これ、もし本当に火事だったら・・・

たぶん、逃げ遅れた人も発生していただろう。





いつもだったら僕も「まあ大丈夫やろ」と部屋にずっといたかもしれないんだけど、

たまたま前日に「正常性バイアス」の記事を読んでいたので、この日は体が動いた。










正常性バイアス、ってみんなは知ってる?

たとえば、地震が起きたときに、部屋にいる他の人が「まあ大丈夫でしょ」という感じで

だれも動きださなかったら、自分も動かなかったりすることがある。







でも、もしそれが本当に破滅的な地震だったとしたら・・・

たぶん助かるのは、真っ先に机の下に隠れたり、

ドアを開けて逃げ道を確保したりする人だろう。

(僕は 3.11 の地震のときは東京でアパートの7階にいた。

 急激に部屋が揺れはじめて(尋常じゃない揺れ方だった)、

 そのときはルームメイトが「逃げるぞ!」って走り出したので、

 僕もサンダルだけはいて、一緒に逃げ出した。

 階段を降りているあいだ、壁の表面が剥がれ落ちたりしていて、

 『あ、もしかしてこれは死ぬかも』と少し思ったのは忘れない。

 部屋に戻ると、冷蔵庫もタンスも、とにかく家具が全て倒れていた。

 あのとき走って逃げる選択肢が正しかったかは分からないけど、

 とにかくそのときはすぐに行動した。

 当時、防衛省のすぐ近くに住んでいたので、

 とりあえずサンダルのまま防衛省の目の前まで走っていった。

 他にもたくさんの人が不安そうに防衛省に駆けつけていた。

 別に防衛省が安全な場所ってわけではなかったと思うけど・・・。

 あれ以来、地震がきたときは真っ先にドアを開けて逃げ道を確保することを思い出す。

 地震後にドアが開かなくて逃げられなくなるケースがあるということを、そのルームメイトが教えてくれたからだ。)

 




このたびの御嶽山の噴火事故でも、自分は大丈夫だろうと判断して、

携帯電話で写真を撮影していたために逃げ遅れた人がいるらしい。









正常性バイアスの「バイアス」は、biasつまり先入観という意味だ。

最近、この正常性バイアスのことをよく思う。

こういう非常事態では正常性バイアスを振り切って自分の安全を確保しないといけない。







これは、自然災害以外の分野でもそうなんじゃないかな。

僕は塾の先生だから、勉強に関しても正常性バイアスのことが気になる。

たとえば、「まあ勉強なんてテキトーでいいでしょ」っていう人が集まる場所にいたら、

たぶん「それが正常なんだ」と考えるようになるだろう。

これだって正常性バイアスだ。

結果、ジワジワと勉強が苦手になっていくんじゃないだろうか。











もちろん、正常性バイアスは、生きていくためには必要な機能だ。

いちいち「自分の行動は正しいのだろうか」って悩んでいたら、生活していけない。

だから、「まあ、みんなもそうしてるし大丈夫か」といういい加減な判断も生きる上では必要になってくる。

ただし、常に正常性バイアスに侵されていると、あとで後悔することもあるだろう。

「あれ、なんかこれ変じゃない? ここは大勢の意見に従ったらまずいのでは・・・」という

ちょっとした違和感、ピンとくるものがあったときは、

この正常性バイアスのことを思い出すようにしたいね。














さて、英検の一次試験も終わって(これはみんなにとって本当に成長の機会になったと思う。

まだ二次があるけど、そっちも楽しんでチャレンジしていこう)、

学校のテストももう終わる時期だ。

実は今夜の授業には、三国丘からも泉陽からも、新しく体験に来てくれる子がいる。

すごく楽しみだ。




超英塾は、「地元で何十年と実績がある塾です!」みたいな存在ではまだないから、

僕の塾に興味を持ってくれる子というのは、

正常性バイアスにあまり感染していない子が多いんじゃないかな、とちょっと思ったりする。

自分から「英語を得意にしたい」って思って来てくれるみんなは、本当に心強い。

どんどん突き進んでいこう。









2014年10月12日日曜日

英検の朝。


恥ずかしいんだけど、

実は昨日、irrigation(灌漑)って言葉を使いたかったのに、

忘れしてしまって使えなかった。

こういうのはちょっと本気で悔しい。

大抵そういう言葉って、

テスト後に道で歩いてたりして、

急に「あっ」って思い出すんだよね。(笑)

でも、そういうことがあると、その単語は一生忘れないだろう。







今日は英検だ。

もしかしたら同じようなことが起こるかもしれない。

でも、それはそのままみんなの成長につながるだろう。

試験で緊張してくれるぐらいがちょうどいい。

将来もっと大切なテストを受けるときの予行演習になる。

経験を積めば積むほど、自分のメンタルの状態をコントロールできるようになってくる。



みんなが試験を楽しめますように、そして力を発揮できますように...。




2014年10月11日土曜日

将来用にメモ of TOEFL @大阪



★2014.12追記★
中津テストセンターについての情報は、
こちらの記事にまとめて書きました。
テストセンターの情報が知りたい人は、そちらを読んでください。







TOEFLを受けてきた。

将来、生徒の子が受けるときのためと、

他にも情報がほしい人用に、すこし会場のことを書いとこうかなと思う。








よく言われることだけど、TOEFLは、会場のコンディションがかなり重要だ。

というのは、各自がコンピュータで受験する&スピーキングのセクションがあるので、

たとえば自分がリスニングをやっている最中に、隣の人がスピーキングで喋り始めたりするからだ。

隣の席と仕切りがあるか? 部屋に何人はいるのか? などなど、いろんな条件が会場によって変わるのは仕方ない。





きょう久々に受けて、「他の人と同じ部屋で受ける」ことの威力に圧倒されそうになってしまった。

たぶん僕も声はデカイ方だと思うけど、それ以上に元気にスピーキングで話す子がいて、

急いで、自分のコンピュータの音量を最大にしてヘッドフォンを耳に押しつけた(それでもかなり集中力をもっていかれた。頑張ってるその子を責められないから、こちら側が騒音の中で練習するトレーニングが足りなかったと思うしかない。なんとか立て直せたはずだけど...)












で。まず試験前、これはどこの会場でも一緒だと思うけど、

ルールが変わって、部屋にはハンカチすら持ち込めなくなっていた。

携帯電話も目薬も当然ダメ。

入室前に、ポケットの中身まで確かめられるし(キーポケットも)、

なんと、金属探知機もあてられる!空港みたいに。

たぶん、TOEFLの不正が海外でかなり起きたのが問題になって以降の措置だろう。

だから、本当に、パスポートとロッカーのカギ以外、何も持ち込めない。

僕はヘッドフォンを長時間つけていると耳がかゆくなるので、

消毒用のウェットティッシュまで買ってきていたのに、

当然持ち込めるわけがなかった。

(もう本当に耳がかゆくて辛かった。ヘッドフォンって蒸れるし...)










あとは、僕が受けに行った、大阪の中津テストセンターの情報だ。

このテストセンターは、ウェブでけっこう評判が良かったので選んだ。だから、その恩返しの意味でも、僕も情報を書いてみたい。

まず、仕切りはしっかりある。隣の席は全然見えない。

机も広い方だと思う。(※部屋により異なる可能性はアリ)

10:00がStarting timeって案内には印刷されてたけど、

実際には朝9:30以降、早く受付を済ませた順で入室を許される。

病院みたいに、「⚪︎⚪︎番の方、Aの部屋へどうぞー」って。

僕の部屋では、早い人ほど奥に案内されるらしかった。

遅い人は手前の席で、ここはドアの開け閉めで集中が妨げられる危険もあるだろう。

メモ用紙は3枚つづりでホッチキスどめしたものが渡される。新しい紙がほしいときは、机にあるボタン(かすかにピッと音が鳴る)を押すと、スタッフの方が交換しに来てくれる。ちょっとハイテクだ。

鉛筆も、丸くなってきたら、とがった鉛筆と交換してくれる。

ちなみにスタッフのみなさんは手慣れた様子で、安心して受験できた。

各シートの頭上には不正防止のためのミラーが設置されている。

けっこうスタッフの人たちが巡回していたけど別に気にはならなかった。








この会場は1階がコンビニで便利だし、

荷物のロッカーも完備されてるし、駅からも近いし、かなりおすすめできる。

(ただしちょっと寒かったかな...パーカーをもっていって正解だった。)




とはいえ、やっぱり他の人が話す声は前述のように聞こえてくるので、

これはもう仕方ない。それを前提に練習するしかないだろう。

あとは試験前の緊張しているときに写真がとられて、それがそのままスコアの紙に印刷されるので、

気になる人は見た目を整えていきましょう。

僕は目つきの悪い不審者のような写真になってしまった。

まあいい思い出になるだろうけど...。



あとは、受験者は1〜2割が外国籍の人、あとは日本人という感じだった。

そのぐらいかな。

朝9時前に着いて、試験が終わったのが2時。

後半のスピーキング、ライティングよりも、

午前中のリーディングとリスニングにとにかくエナジーを奪われてしまった。

この試験、体力が必要なことは間違いない。





...よし。そのぐらい。

そして、明日は生徒のみんなが英検だ。こっちも緊張する。

もしみんなが緊張したら、僕の方にその緊張菌(?)を飛ばしてほしいなぁ。

息を深く吐いて、そのまま緊張を体の外に押し出すイメージをする、っていう技が個人的にはけっこう効くのでオススメだ。

とにかく、僕からもみんなにパワーを送っておこう...。






オマケ。


ここ1ヶ月ぐらい、ジュースを禁止して水しか飲んでいなかったんだけど、

今日だけは「糖分補給」と自分に言い聞かせて、コーラ、しかもゼロカロリーじゃない王道のコーラを買ってしまった。

おいしすぎる...

でも...明日からまた我慢(・・;

2014年10月10日金曜日

パスポートと海外。



明日は久々にTOEFLを受けるので、今日はバッグにパスポートを入れている。

(テストを受ける前に、本人確認でパスポートを使うから。

もちろんそれ以外でも本人確認はできるけど、パスポートが一番楽だ。)

気が早い...って言われそうだけど、

明日の朝、これをバッグに入れ忘れたらアウトだからだ。(本当に受験させてもらえない。)

まあ、英語の先生なんだから、

こういうテストは定期的に受けておいた方がいいのかなとも思う。

センター試験とかも、本当は問題をチェックするだけじゃなくて、自分で申し込んで毎年会場で受けた方がいいのかもしれない。





ところで、パスポートって、古いアルバムと一緒で、つい中身を見てしまう。

空港でスタンプを押してもらったり、

ビザを貼り付けていたりするから、

それを見るだけで「あーこの国ではこんなことがあったなあ」とか、

「このビザは閉館間際に死に物狂いで書類を書いて発行してもらったなあ」とか、

ちょっとした思い出の塊だ。





僕は、財布にも海外の紙幣を入れて持ち歩いている。


もちろん国内じゃ使えないんだけど、

海外のお金、ってだけで、眺めているとなんだか楽しくなってくる。

また行きたいなあ...

いま思えば、狂犬病の注射もせずによくインドに1ヶ月行ったりしたなあと思うし(おかけで、道端にいる野良犬を見るたびに冷や汗タラタラだった。噛まれなくて本当によかった)、

クラクションの音は町中うるさいし、お腹は壊すしでメチャクチャだったのだが、

本当に楽しかった。







空港には、それぞれの国の臭いがある。

いつも日本に帰ってきたときに思うのが、

清潔な臭い、ちょっと悪く言うと科学製品のような臭いだなあということ。

安全な国に帰ってきてホッとする気持ち半分、さみしい気持ち半分という感じだ。




....とか考えていると、

パスポートのおかげで必ず数分はボーッと時間が過ぎてしまう。

おそろしい。






今日はみんなと授業、

明日は僕がTOEFL(もちろん満点狙いだ)、

明後日はみんなが英検だ。

泉陽は今日テストが終わる(まあちょっと英語のテストでは問題にアクシデントがあったみたいだけど...)、

三国丘は来週からがテスト開始。

みんなと、どんどん進んでいこう。



2014年10月7日火曜日

この時期がきてしまった



や、やばい...

もうそんな時期かぁ...






町を歩いていると、気づくことがある。






人々が...セキをしはじめている!

風邪が力を発揮する時期が来てしまった。

9月の間はこんなじゃなかったのに...。

10月が境目なのか。勉強になった。







今日は、外で動いている間は、

朝からマスクをしている。

風邪じゃないのだが、予防だ。

半袖のTシャツで移動するのもそろそろ考えものだ。風が寒い。よく見たら、もうみんな長袖だし...。






体調管理も戦いのうちなので、

負けないようにしたい。

昔は、「手洗いうがい」とかをナメていたんだけど、

よく考えたら、ウィルスだらけの手でパンなんか食べたら、

そりゃ一発アウトだよね。

マスクも、ウィルスをせき止める最強のフィルターだと思えば心強い。

みんなも気をつけてね。


2014年10月6日月曜日

台風とテストと英検

大阪は台風すぎたんかな? 堺東はすっかり平和だ。


今週〜来週はみんな定期テストだ。

しかも週末は英検。

ハードだけどグッと進化できる時間になるだろう。

頑張ろう。



写真は、ずっとリスニングが苦手って言ってた子が、

正解だらけを獲得した過去問。

いいねー!

2014年10月2日木曜日

学校行事。


三国丘・泉陽の

体育祭・文化祭の記事が、

全部で 2×2=4(コ) あることになるので、

せっかくなのでまとめてみた。


これ。
三国丘・泉陽の体育祭&文化祭 (まとめ)









あと残ってるイベントは?って聞くと、

「マラソン大会」って・・・これ、三国丘も泉陽もあるんやね。

Jeffも高校3年間、マラソン大会があった。

男子は、急勾配の山道を12~3キロ走った。 走りきったら、1コずつ、アメがもらえる。(笑)

マラソン大会の次の日は、毎年、もう立ち上がれないぐらい筋肉痛になっていた。










公立の進学校って、

なぜかこういう伝統的な、生徒の根性を試すようなイベントが根強く残ってたりするよね。

終わってみるとかなり良い思い出になるんだけど、現役でこれから走る方は大変だ。




頑張れ! (としか言えないのがつらい...。)