2015年12月23日水曜日
次は冬合宿&新テスト&英検
昨日の高2の授業を経て、今度は、週末に冬合宿だ。
夏合宿は去年からやっているけど、冬合宿は初の試み。
「先生、冬も合宿やろー」と言ってくれる生徒の子がいるっていうのが本当にありがたい。
部活とかで、残念ながら参加できない子もいるけど、
せっかく年末の大事な時間を使って来てくれるみんなは、この機会を活用しまくってほしいなと思う。
それと今日は、大学入試の新テストの話題で、ニュースがにぎわっている感じだ。
ちなみに、いつも思うんだけど、
「文科省から〇〇が発表されました」とかってニュース自体はどんどん流れてくるけど、
その発表された「もともとの情報源」っていうか、出典のページまで書いてくれてるニュース記事は、ほとんどない。
今回ニュースで発表されている問題例とかは、
この文科省のページ に飛んで、「別紙3」というファイルで見ることができます。
それで、国語と数学はかなり改革されている感じだ。
「公平に採点できるのか」といった運用面の問題が多分たくさん指摘されるんだと思うけど、
問題の中身としては、個人的には面白いと感じた。
英語については、今までとあまり変わらない発表内容だったけど、
こちらこそ、運用面が最大の焦点だろう。
スピーキングテストを対面形式で全員に行えるのか?
っていうのは誰でも思いつく論点だし、
どこまで、TOEFLやTEAP、英検といった外部試験と連携させていくのか?
というのもそろそろハッキリさせてほしいなと思う。
ちなみに、
上で紹介した資料には、英語のページで
「CEFRレベルA1~B1を想定」
と書かれているけど、このCEFRは、セファールと読んで、
言語の習得レベルを表したランキングのようなものだ。
超英塾の壁にも、こんな風に、
CEFRを使って英語テストの一覧を貼って紹介している。
この表から言えば、「CEFRレベルA1~B1」ってことは、
だいたい英検2級か、それより簡単めぐらいのレベルを想定している、と考えるとイメージがわきやすいだろう。(英検3・4・5級は、いずれもCEFRではA1ぐらい。)
英検2級が、「高校卒業程度」っていう目安の難易度なので、「CEFRレベルA1~B1」は、適切といえば適切なレベル設定だ。
英検といえば、来月の英検では、高2の生徒の子たち数人が準1級にチャレンジしてくれる。
準1級といえば、大学在学中レベルぐらいだから、
これは、さすがに一筋縄ではいかない。
昨日も、「こんな点数で合格できるのか私ー」って叫んでる子がいたけど、
それでも全力でぶつかってほしいなと思う。
「絶対に受かる級」じゃなくて、「チャレンジしがいのある級」だからこそ、
「もっと上のレベルにいきたいー」とヤル気も上がるんじゃないかなと思う。
高1で2級にチャレンジする子も、何人もいる。
秋に受けた英検より、格段に難易度が高くなるけど、楽しんで全力で倒しにいってほしいな。
ちなみに、そのさらに次の、来年6月からの英検からは、
2級にもライティング問題が加わったり(、それに応じて準1級のライティング問題も難しくなるはず)と、また状況が変わってくるけど、
身につけるべき英語力自体はそんなに変わらないので、とにかく今と同じく、みんなにどんどん英語を得意になっていってもらいたいなと思う。よし。