2016年5月30日月曜日

自動翻訳が、今のスマホみたいになったら




たまに書いているけど、自動翻訳のテクノロジーは進化しまくっている。

これもすごいね。

(外部記事)
 耳に装着すれば外国語を同時通訳してくれるイヤフォン「Pilot」はお手頃価格!

耳にイヤホンみたいなのをつけるだけで、

相手が話している言語を、耳元で機械が翻訳してくれる。

1年後の発売を目指しているらしい。







あと2~3年だと無理だろうけど、

10年後ぐらいなら、こういう技術が当たり前のものになっている気がする。

だって、あのiPhoneが日本で初めて売られたのだって、

たった8年前だ。

今でも、友達にiPhoneを見せてもらったときの衝撃を忘れられない。

あの当時は、誰も「スマホ」なんて持っていなかった。

それが、たった8年後の今、スマホが当たり前になっている。

そうじゃない携帯電話が「ガラケー」なんて呼ばれる時代だ。

今の高校生のみんなからしたら、

僕たちが「着メロ」を「打ち込んで」いた時代があったなんて信じられないだろう。









というわけで、10年後なら、自動翻訳の技術が「当たり前」になっていてもおかしくない。

まあ、それでも「英語のテスト」はなくならないだろうけど、

(そういえば、電卓が登場して何十年も経つけど、未だに日本の大学入試では、数学のテストで電卓の使用が許されていないのが普通だ。世間で当たり前になっている技術が、試験っていう現場ですぐ使われるわけではないという例の1つだと思う。)

それでも、英語のテストの性質は変わっていくんじゃないかなと思う。

だって、今は「スピーキングも重視しよう」となってきていて、

この流れは僕としても大歓迎なんだけど(やってて楽しいし)、

もし「いや、自動翻訳すればいいじゃん」って言われたら、一瞬で、今までのルールが崩壊してしまう。

そうなってくると・・・

「英語」っていうより、「国際コミュニケーション」みたいな教科になってくるのかもしれない。

つまり、「英語」で話せるかどうかは問題じゃなくなってしまって(だって自動翻訳してくれるんだから)、

むしろ、

何語で話していようと、話している内容が異文化の人に対してもクリアに伝達できるかどうかっていうのがポイントになってくるのかもしれない。

話す順番だとか、論理の組み立てだとか、ユーモアの効果的な使い方とか、

そういう「コミュニケーションのレベルを上げる」ための教科になったりしそうな気がする。

もしそうなったら、もう「私、シャイなんで~」とか、「自分、人見知りなんですよ」とか言ってられなくなるね・・・。

これも遠くない未来の話になりそうだ。

そんなことを考えつつ、

まずは今日の授業も頑張ろう。よし。