2015年4月9日木曜日

高校生は特別。






今日から、高校も、通常通り授業が始まっている。

新しい教科書も、1ヶ月もすれば「見慣れた本」になってしまうのに、

受け取ったとき、最初に感じるあのワクワクした気持ちは何なんだろうと思う。

新生活を予感させるっていうか、

今まで知らなかった世界への入り口な感じがするというか、不思議な感覚だ。

教科書は、

「ワクワク」期 → 「見慣れた本」期 、

そして人によっては「もう見たくない」期や、「戦友」期を経て、

しかし卒業後にはほぼ全員「懐かしいー」期へと移行していく。






今思えば、高校を卒業して以降、もう味わう機会が激減するイベントはいろいろある。

席替えで盛り上がったり、

毎日放課後に部活をしたり、

同じメンバーで同じ授業をずっと受けたり、

学生服を着たり・・・

なんか、大学生も「学生」だけど、もう質としては全然変わってしまう。

高校の時に髪を染めるとワクワクするのに、

大学で染めると「フツー」になるのは、

高校の方が制約が多いからだ。(校則とか)

大学に入ると、社会のルールを守って、授業の単位をとってさえいれば、

あとは自由だ。

「生活指導担当の教授から怒られる」なんてことはない。

すると、「早く大学生になって遊びたい」って言う高校生も多いのに、

卒業したら、なぜか不思議と、途端に高校が懐かしくなったりする。








高校生は、本当におもしろい時期だと思う。

子どもすぎないし、一方で、大人には程遠い。

もしかしたら、人として成長したり、人格が形成されたりする割合が

最も大きい時期かもしれない。

そんな時期のみんなと関われる自分の仕事は幸せだなーと思う。

まあ僕も、社会から見れば、この前書いたみたいに「息子みたい!頑張って!」とまだ言われるぐらいなので、

自分自身まだまだ成長していかないといけないんやけど・・・。







今日の高1クラスの準備もできた。

「2時間の授業って長くない?」と言われることがあるけど、

正直、2時間じゃ足りないぐらいだ。

(部活で考えれば、2時間ぐらいの練習を、平日の放課後は「毎日」やったりするわけだし。)

とりあえず、塾の本は「もう見たくない」期に入らないようにしつつ(笑)、

今日も、みんなの英語が一歩先に進めるように頑張ろう。よし。






おまけ

ついに第5巻!


870ページもある^^;