次の日曜日が英検の面接だから、
今週は授業の前に、順番に面接の練習をしている。
自分が中学・高校で受けたときは、
ひたすらCDに合わせて1人で練習した記憶しかない。
(そういえば...高校生のときに準1級を受けたんだけど、そのとき一度だけ学校の先生に練習に付き合ってもらった記憶がある。)
でも、生徒のみんなには、できるだけ本番と同じように人を相手に練習してほしいと思って、
授業前に時間を当てることにした。
にしても、この面接って面白いね。
教える側になって改めて見てみると、新しいことがたくさん見えてくる。
たとえば学校のテストだと
英作文っていっても、文章をゆっくり組み立てればいいんだけど、
面接だと
「男性は箱を持ち上げています。」
って文章を即座に作ったり、
「私はボランティア活動には賛成です、なぜなら〜」
とすぐに返答したりしないといけない。
使う筋肉が違う感じだ。
紙のテスト v.s. 面接
って、
ウェイトリフティング v.s. 短距離走
みたいな比喩で話せそうな気がする。
「あー言いたいのに言えない!」っていうのが、
一番記憶に残りやすいんじゃないかな。
「持ち上げる」はliftという英語を使うんだ、というのは僕は面接の練習をしているときに覚えた。
あと、英検がTOEFLとかと違うのが、
話している間、目の前に人がいるってことだ。
たいていフォローしてくれる面接官が多いけど、
それでも、目の前にいる初対面の日本人といきなり英語でトーク
っていうのはなかなか普段ないシチュエーションだから、
これを突破していくと心臓が強くなりそうだなぁ。
...にしても...
英検の面接カードのイラストって、
僕の頃から変わってない気がする。
専属のイラストレーターのチームでもいるんだろうか...