2015年1月31日土曜日

ぶっ通し


今日は起きてから10時間、ずーっとパソコンに向かって延々とキーボードを打っていた。

もしかして3ヶ月ぐらいかかるかも...と思っていたのが、

1日で終わりそうだ。ちょっと感動だ。

こんなに集中したのは久しぶりかもしれない。前に書いた「フロー」に完全に入っていたと思う。

だって、ほとんど疲れてない...逆に怖い。夜、急激に眠くなりそうだ。

とにかく良かった...

今度 塾でも久々に、OSS(One-day Study Session)をやろっか、と生徒の子と話していた直後だったから、

そのイメージが頭の中にできてくれていたおかげかもしれない。

トイレに行くのすら「あー席から離れたくないのにー」という感じだった。




みんなも、素敵な一日を過ごせていますように...!





2015年1月30日金曜日

ノストラダムスと、自動翻訳機。



僕が小学生のころ、「ノストラダムスの大予言」というのがあった。

知ってる?  知らないかもな・・・

でも、保護者の方に聞いてみてほしい。ほぼ100%知っていると思う。






簡単に言うと、

「1999年7月に『恐怖の大王』が地球にやってきて、それにより世界は滅亡する」

という、恐ろしすぎる内容だった。





こんなに小学生の心を魅了する&恐怖に陥れる説もなかなか無いだろう。

当時、たぶん一部の大人も含めて、

「そんなバカな話 信じるわけないやろ!」という気持ちと、

「でも、もし本当にそうなったらどうしよう・・・」という怖れが入り混じった気分を、

多かれ少なかれ抱いていたように思う。






で、よく友だちが、こんなことを言っていた。

「もし地球が滅亡するんだったら、頑張って勉強しても仕方ないよなー」





た、たしかに・・・。




(↑僕たちを恐怖に陥れたノストラダムスさん)






これ、けっこうな数の子たちが言っていた気がする。

「どうせ地球は滅亡するし~」って。





で、いざ1999年7月になってみると・・・

そう・・・ 全然、滅亡しなかった。

たしかに地球はいま様々な問題で危機に瀕しているけど、

それでも、「恐怖の大王」は現れなかった。





まさかと思うけど、当時、

「うん、どうせ地球は滅亡しちゃうんだから、勉強も仕事も捨てて、

 運命の日がくるまでダラダラ生きるぞ!」

と心に決めて生きてきた人がもしいたとしたら、

その人は1999年7月が過ぎ去ったその日、顔面蒼白だっただろう。

「約束と違う!」と言ってももう遅い・・・。

ある意味、壮大なギャンブルだ。















なんでこんな話を思い出したかというと、

最近、自動翻訳機の話題をニュース等で目にする機会が多いからだ。

たとえば、これ。



---引用---

10言語同時翻訳アプリ開発へ 五輪にらみ総務省とNTTなど

 総務省はNTTやパナソニックと協力して、日本語を含む10言語を高い精度で自動翻訳するアプリ(応用ソフト)の開発に乗り出す。外国人が病院で症状を説明するような複雑な会話もスマートフォン(スマホ)やタブレット(多機能携帯端末)で瞬時に正しく訳せるようにする。2015年秋から実証実験を始め、訪日外国人が増える20年の東京五輪までの実用化を目指す。

---引用終了(出典:日本経済新聞電子版)---




これ自体は、とても良いニュースだと思う。

言語の壁が薄くなっていくのは喜ばしいに決まっている。

ただし、もしかして、これが現代の「ノストラダムス」なんじゃないかな、と、

ふと頭に浮かんだ。




シンプルに、

「どうせ自動翻訳機ができるんだから、英語の勉強とかしても仕方ない!」

という人が現れても、全然おかしくない。

僕も中1のときはひたすら英語が苦手だったから、

当時の僕がこのニュースを読んだら、もしかすると

「ほら!やっぱり英語なんて要らないって!」と大喜びしていたかもしれない。





ただ、これは「ノストラダムス」だと思う。

もしかしたら、あと100年ぐらいしたら、

かなり高い完成度で自動翻訳機が実用化されているかもしれない。

今でも、簡単な文章なんかだったら、自動翻訳の性能はすごい。

でも、たぶん、今の子たちが社会に出たときに、

全ての仕事で使えるぐらいのレベルになっているかっていうと・・・

それは、ものすごく可能性は低いと思う。





例えば、仕事で交渉しているときに翻訳機を使ったとする。

でも、翻訳機の出した文章が、本当に自分の意図と合致しているかは、

その場で調べようがないので(それが分かるような人なら最初から翻訳機は使わない)、

これにはかなりのリスクが伴う。

「あのとき私はこう言ったじゃないか!」

「いや、翻訳機による英語ではそんなニュアンスは含まれていなかったですよ」

・・・こんなことでは危険すぎるから、契約などの重要な場面では翻訳機に頼れないだろう。






他にも、ミーティングで翻訳機を介してコミュニケーションをとると、

必ず一定のタイムラグが生じてしまう。

これは、スイスイと議論したいときには、かなりストレスだ。

それに、自分の声にかわって、翻訳機の声が相手に言葉を届けているっていう状況は、

ちょっと不自然だろう。






まして、仕事後にプライベートで食事にいったりしたときも常に翻訳機で楽しくおしゃべり、

っていうのはちょっと考えにくくないだろうか。

『翻訳機を使ってコミュニケーションをとる、国際結婚した夫婦』なんて、

なおさら考えにくい。

「私はあなたを愛しています。」って機械の翻訳で言われても、

ちょっと感動しづらいだろう。

そしてその夫婦の子どもは、機械翻訳された言葉を学んでいくのか?? 等々。







・・・もう一度言うけど、翻訳機はもしかすると、100年後ぐらいにはほぼ完璧になっているかもしれない。

でも、みんなが大人になる頃には、まだそうなっていないだろう。

「いや、先生、技術の進歩はものすごいんですよ。

 翻訳機だって信じられない速度で完成するかも・・・」

という意見は、僕も完全には否定できない。

できないけど、それは間違いなくギャンブルだ。

「近いうちに完成するかどうかわからないですが、

 とにかく翻訳技術に全てを賭けて、私は一切英語を勉強しません!」という人がいたら、

この人はかなり度胸があるけど、

やはりそれは「賭け」だということを忘れてはいけない。







ノストラダムスの「恐怖の大王」はやってこなかった。

人々は、「もしかして1999年7月に滅亡するかも」という気持ちをどこかに抱きつつも、

「そんなこと起きない」というより大きな可能性をもとに、勉強し、仕事してきた。

そして、実際、ノストラダムスはハズレた。

人々は、ホッとして、「ああ、ちゃんと、やることやっといて良かった」と安心し日々の生活を続けていった。







だから、ギャンブルで人生を棒に振りたくなければ、

って何かギャンブル依存症の人向けのブログみたいだけど(笑)、

「自動翻訳機」説に頼らず、

とにかく僕は英語の実力をコツコツ身につけていくことをオススメしたい。





ま、何より、英語の勉強は楽しい(と僕は信じている)ので、

自動翻訳機が完成したとしても、英語は勉強してほしいけど・・・。

自分の頭と声で「英語」という別世界の言葉を操る喜びは、

レーシングカーで日常とは全く違う世界を味わうレーサーの喜びに似ていると思う。

「世界が広がる」のは間違いない。

そしてそれは、心から楽しいことだ。

超英塾のポリシーにも、『LOVE ENGLISH.』というのが入っているんだけど、

それはこういう気持ちがあるからだ。







というわけで、みんな、楽しく頑張ろう。 よし。







2015年1月27日火曜日

春、来てる?




新年度に向けて、様々な新しいことが動き出していて、

忙しいけど、かなり充実している。(まだ、どれも発表できないのがもどかしいけど...。)

みなさんに心から感謝だ。





大阪の、新しい高校入試むけのプロジェクトも、止まったわけじゃないんです。

(ちなみに毎回、これを何と呼ぶか悩む。

 とりあえず僕は「大阪英語改革」プロジェクトと呼んでいる。

 でもこれだと「高校入試」っていう肝心なワードが抜けちゃうんだけど・・・ともかく、)

前に考えていたのとは違う方法でやろうと思っているんですが

これも形になったら発表したいと思います。

(ただし、すぐにではないので、たぶん皆さんが忘れた頃に、という感じになるかも・・・?)







最近、「あれ、春が来てる?」と思うような日がたまにある。

日本は、4月が新学期。

たしかに、世界的に見ればズレているし、いつかは大改革で変わることになるかもしれないが、

それまでは、桜の季節が新学期、っていう文化を最大限に楽しみたいなと思う。

正直、

東京で社会人をしていたときは「4月だなー新学期だなー」と感じることはなくなってしまっていたが、

いま、先生っていう仕事をしていて、

改めて「春=全ての始まり」っていう新鮮な気持ちを取り戻した(?)ような気がする。

「新しいことを頑張るぞ」という気持ちになるよね。





というわけで、あと数ヶ月で「春」だ。高1のみんなもすぐ高2。

そして中3のみんなが高1になる。 

「そりゃ当たり前でしょ」・・・って、それはそうなんだけど、

その真っただ中にいる一人ひとりにとっては、

完全に新しいステージの始まり、ものすごく大きな区切り目だ。

まずは、それまで頑張っていこう。よし。



東京編3(ただいま)



昼間に、東京から大阪に戻って来た。

一瞬だったなぁ...







ちなみに、LCCのピーチ航空で行ったんだけど、

ラッキーなことにトラブルもゼロで、かなり快適だった。

片道1時間半もかからないので、狭いシートも全く問題なし。

これで往復8,000円って...すごすぎる。

(空港から・まで の移動で、もう少し時間&お金がかかるのは注意。)

もう、飛行機という移動手段に対する概念が変わるよね。

ちなみに大学生のとき、海外旅行といえば、僕はAirAsia(エアアジア)がお気に入りだった。これもLCC。

ちょっとこのまえ東南アジアで事故を起こしたのが残念だけど...。





あの頃と変わらず、

空港に来ると、ものすごくワクワクする。

異世界への入り口、っていう感じがするし、

あの独特の慌ただしさがたまらなく好きなんだと思う。

常に色んな国の言語でアナウンスが流れているのも、

普段とは切り離された空間に入り込んだ感じがして、気持ちを盛り上げてくれる。





ま、空港からの移動が面倒くさすぎるっていうのは最大の難点だろう。

ただそれも、本を読みまくったり、考えごとをしたりするのには最適なので、あまり急いでいないケースなら、悪くないと思う。







そして、明日は高1のみんなのクラスの日だ。

お土産のお菓子を、塾のみんなにあげよう。

みんな、体調が万全やとええけど...というのだけは、やっぱり心配だ。







PS


将来は塾の本棚に、レベル別に面白い本を並べておきたいなーと思う。

Harry Potter、これベタだけど好きな子は読んでくれるかもな。

薄い本もいいけど、

本当に面白い本なら、数百ページあっても絶対に最後まで読み切ってしまうし、一冊読んだっていう達成感みたいなものもある。

ま、僕が高校生のときは英語の本なんて触れたこともなかったけど、

あの頃、そういう本に出会っていたらなーとたまに思う。




2015年1月25日日曜日

東京編2(本屋さん)


人との待ち合わせまでの間、本屋を物色中。


し、品揃えがすごすぎる...やるな新宿...









本棚を見ていて思い出した。

アメリカの高校生の「国語」が

日本と全く異なる点の1つは、

向こうはとにかくボキャブラリー(語彙)の勉強をするってことだ。






既に英語ネイティブのアメリカ人たちが、さらに英語のボキャブラリーを増やすために、単語を必死に勉強する。

一方、

日本人の高校生が、国語(現代文)の勉強でボキャブラリーを覚えている姿はあんまり見ない気がする。

言葉に対する考え方の違いが表れてるようで面白い。


僕自身は、高3のときに自分の語彙が弱すぎることに愕然として、本を買って何度も読んだ。

デカダンスとか、アプリオリとか、蓋然性とか...

案外、日本語でも知らない言葉は多い。

もしかしたら「国語」が苦手な人は、語彙の勉強をしたら得意になるかも...





まあ、アメリカでも、

SAT(センター試験的なテスト)の語彙の問題は、日常使わないような難しい言葉を出し過ぎだってことで、

もうすぐ出題方針が変わるんだけど...

それにしたって、語彙は大切だっていう意識は日本の国語教育よりも強いように思う。






正直、僕自身、昔は

「単語はノリでいける!」

とか言ってナメていた時期があった(そのせいで、ボキャブラリーが貧弱な時期が長かった)ので、

みんなにはその苦労はしてほしくないなーと心から思う。

そういうわけで、心を鬼にして、高1の間からボキャブラリーはかなり鍛えてもらっている。

ま、とにかく、アメリカ人すら英単語帳を作って単語を暗記しているっていうのを、かなり衝撃的に感じる人も多いだろう。







それにしても...




このコーナーだけで1時間ぐらい楽しめるなぁ...




あ、行かないといけない。







堺東もまだ真っ暗


堺東も、まだ真っ暗だ。朝5時。

今日は、友人の結婚式で1日だけ東京に行ってくる。

東京の会社で、

夜中2時とか3時とかまで働いていた頃の同期だ。




本当はそのあと、

東京の英語教育の最前線を探りにいこうと思っていたのだが、

僕が探検に行こうと思っていたところは、どこもこの週末は閉まっていた。残念...。






前回のクラスは風邪で休みだった子が2人いたので、それだけが心配だ。

この週末で治ってくれますように。

受験生も、最も体調が心配な時期だろう。

昔は、

風邪なんて気合いの問題だと思っていたのだが(もちろん精神的な状態も風邪に影響を与えるとは今も思う)、

最近はもう少し大人になって、

湿度が高いとウィルスが飛散しにくいとか、

クシャミや鼻水はウィルスを除去しようとする身体の反応なので止めない方がいいとか、

理屈が分かってきちんと風邪予防できるようになった。

どうも「手洗い・うがい」と聞くとショボそうな感じがしてしまうけど、

これほど効果的な予防は無いと今は思える。

とにかく、みんながこの時期に風邪で苦しんだりしませんように...。








バスが来たので行ってこよう。

バスと飛行機の中だけは、

なにもかも全部忘れて、

本の世界に没入してしまおうと思う。







【追加】
みんな、前回のクラスで覚えた「fasten」がバスの表示板に!

"Please fasten your seatbelt."




2015年1月18日日曜日

TOEFL本の急襲。


注文していたTOEFLの教材が届いた。(左のカラフルな4冊。)

この辺りの地域で、自分が最もTOEFLを研究している気がする。(自分も!という人がいたら教えてください。)




このリスニングの本は、

想像していた以上のサイズで特にビックリした。


700ページ以上ある...ほぼ電話帳だ。

この本は、基礎的な練習から始まるので、

将来の教材選びの参考として買ってみた。

これ一冊やるだけで何ヶ月かかるの...って感じだ。








将来教えるときのための準備をしつつ、

かつ自分自身も今年はTOEFL満点を獲得したい(←宣言して自分にプレッシャーをかけている...)。






他にTOEFLに気合入れてる塾の先生とか、学校の先生とか、近くにいないかな...

いたら友達になってみたい。

そういえば、大阪で募集されていたSET(スーパーイングリッシュティーチャー)の、合格者が発表されていた。

これについても書きたいんだけど、

もう行かないといけないので、それはまた今度...。






今日はセンター2日目。

引き続き、みんな頑張れ! と心の中で応援中だ。





夜中にセンター試験を解いてみる & 「No way!」






センター試験の英語、今日の問題を一通り解いた。

(リスニングの音源まで、当日聴けるっていうのはすごい。)

語数が増えたとか、単語の意味を問う問題が移動したとか、

細かいことは置いておいて、問題全体としては、あまり目新しい感じではなかったと思う。

試験会場でテンパった受験生も少なかっただろう。

5年後を見据えて、もっとTOEFLとかに問題形式を近づけてくるかなとも思っていたけど、

そこまでではなかった。まあ、細かい話は、またクラスのときにしよう。








■塾生のみんな向け、おまけ1■

みんな、この問題は5秒で答えられるはず。

Scott went to the police station because he [  ].   
 (1)  caused his computer stolen   
 (2)  got stolen his computer   
 (3)  had his computer stolen   
 (4)  was stolen his computer



・・・5秒は言い過ぎたかも・・・でも選択肢を見れば、答えはすぐ分かるよね。

「覚えるマーク」のパワー全開、って感じだ。

my bagがhis computerになってるだけやね。(念のため・・・ [F] 231 だ。)






■塾生のみんな向け、おまけ2■

明日、新聞に問題が載ってるから、問題26の会話文を見てみよう。

まあ、「No way!」が問題文に出てるやん! ってだけなんだけど・・・。

超英塾の静かなブーム、「No way!」という口グセが、

センター試験の本番の問題に登場したので、思わず笑ってしまった。





2015年1月16日金曜日

センター試験まで、あと○日。





いよいよ明日がセンター試験ということで、

今日のクラスでは、高1のみんなに、センターの話をすることにした。







センターとは何か?

センター試験が終わった後、何が起きるのか?

高3の子たちがセンターまであと1日ということは、

高1のみんなは、センターまであと約730日。この数字は何を意味するのか?







ちょっとシビアな話も、意図的にすることにした。

そのときは部屋の空気を凍りつかせてしまったが、

最後はみんな、「ヤバい。やらなあかんって気持ちになったわ」と言ってくれた。

少し受験生らしい顔つきになってくれて、心強かった。

このタイミングでみんなに話せて、本当に良かった。







この週末は、ニュースでも、センター試験の話題が出てくるだろう。

是非、その時に流れる、部屋の様子をよく見てほしい。

教室で試験問題を配るシーンが流れるが、

あのどこかの席に、2年後、自分が座っている様子をリアルに思い浮かべてほしいなと思う。








今日は、前半はシビアに、

でも後半はやる気が増した分、いつも以上に元気に、そしてなぜか爆笑しつつ、

しっかりみんな英語を進化させてくれた。

この調子で、ぐんぐん行こう。 






そして、明日は、50万を超す受験生のみんなが、力を最大限に発揮できますように。








2015年1月15日木曜日

センターまであと2日。


センター試験まで、あと2日だ。

僕がセンター試験を受けたのはちょうど10年前だが、今でも、

手の甲にマーカーで「あと○日」と毎朝書いていたのを思い出す。






今と違って、僕のときは、

一日目の朝一番が国語、

二日目の朝一番が英語だった。

あれ...もしかしたら国英は逆かもしれない。

でもどちらにせよ、緊張マックスの朝一発目から、英語と国語という、かなり緊張を強いられる時間割だった。(それに比べて、社会系の科目は必ず時間が余る。)






英語は余裕をもって解けたので

200点満点だったが、

(まだリスニングはなかったので、200点が上限だった)

国語はとにかく緊張して、試験が終わってからも、文章の内容をほとんど覚えていなかったような気がする。

とにかく機械のように選択肢を消しまくっていったのを覚えている。






2日間の試験が終わって、

夜、自分の部屋にこもって自己採点したときの不思議な緊張は、今も鮮明に覚えている。

翌日、学校に行くと、僕の同級生(男子)は、点数が取れなかったといって泣いていた。

教室の中が、まさに天国と地獄という感じになっていた。...と、こういうリアルな話は、またクラスのときに、折を見て話そう。






センター試験が入り口に過ぎない人もいれば、

センター試験で大学が一発で決まる人もいるだろう。

体調が万全な人もいれば、

風邪気味の人もいるだろう。

とにかく、みんなが、もてる力を全て発揮できますように...と願うしかない。






高1のみんなは、あと2年、約730日でセンター試験だ。

今この瞬間に、まだ全く会ったこともないライバルが全国のどこかで勉強している。

そして2年後の4月には、まだ会ったこともない、そのライバルと大学で友達になるだろう。

不思議な感じだ。




みんなの、そこに向かっていく人生の一部分だけでも、助けになってあげられるのが塾の先生という仕事だ。

こんな幸せな仕事はないなーと思う。



とにかく、あと2日。

高1のみんなは、高3の先輩の姿をよく見ておこう。

この時期は、高3生らしき子を街で見かけると、心の中で「頑張れよ!」と声をかけてしまう。





2015年1月9日金曜日

スター状態(マリオ)




「再テスト」作成中だ。


超英塾のCheckup Quiz(確認テスト)には、

全て合格点を設定している。





で、いくら三国丘・泉陽の子たちでも、

宿題が間に合わなくて、合格点がとれないことがある。






本当は、「まあ、ええよええよ、いつか覚えてくれれば〜」って言えれば楽チンなのだが、

それだと僕の仕事の意味がなくなるので、

心を鬼にして、再テストをしてもらわないといけない。

高1のときにやらなかったら、高2でやらないといけなくなる。

高2でもサボれば、高3でやることになる。

それでもやらなかったら...。う、書くのも嫌だ。

そうして泣いてきた子たちを多く知ってるからこそ、

みんなには、どうせやるなら今やってほしい。

みんなには見えないだろうけど、

僕には、「あ、このまま行くとなんとかなるだろうな」というラインと、

「ん、これが続くとたぶん2年後に泣くことになるかも」というラインが、

高1とか高2の時点で見える。

本人にそれが見えるのは、大抵、高3の夏とか秋だと思うけど、

こっちからしたら高3までの2年間なんて一瞬なのだ。

今これをやっておかなかったら、

自動的に来年困るなっていうのが見えてしまうから、

やっぱり「ここは今週中にクリアしとこか!」と言うしかない。








ま、みんな、必ずどこかで、エンジンが切り替わるときが来る。

どんな子でもだ。

どういうことかっていうと、

暗記でいえば、

「覚えなさいって言われたから覚える」レベルから、

「覚えておかないと嫌だから覚える」っていうレベルに、

誰でも切り替わる。

外発的じゃなくて、内発的なモチベーションに変わるってことなんだけど、

要は「このままじゃヤバイ」とか「もっとできるようになりたい」とか、

人に言われるまでもなく自分からそう思う状態に進化する。

メモしてねって言ってないのに、自発的にメモをとるとか、

合格点はとれてるのに、満点がとれるまで自主的に解き直しをするとか、

そういう感じの子をイメージすればいいと思う。









大抵は、受験が近づくと(自分が受験生だという自覚が強まると)、

こうやって変化していく。

こうなると最強で、マリオの「スター」状態だ。

ただし、スターになる時期は一人ひとり違うので、そこが難しいところなんだけど...。







だから、僕は本当は、できるだけ強制はしたくないと思っている。

こっちが管理すればするほど、この開花が遅れる傾向があるからだ。

「ま、黙ってても、やるべきことは全部あっちが言ってくれるでしょ」と思うと、

自分から開眼する必要性を感じなくなってしまう。



でも逆に、「自分の責任だからね〜各自ちゃんと覚えといてねー。テストとかしないけどねー」だと、

これも無責任すぎる気はする。




ここが難しいところで、

コーチとかトレーナーとしての役割・判断が大切な部分なんだろうと思う。






ま、ベストは、

受験もなにも関係なく、

「やばい!英語楽しい!もっとできるようになりたい!」って思ってもらって、

勝手にどんどん英語を進化してくれちゃうぐらいになってくれるよう

サポートすることなんだけど。





...もっと書きたいけど、まずは、そういうわけで再テストを作らないといけないので、また!



2015年1月7日水曜日

感動。


この頑張りはエラい!




2015年1月4日日曜日

HAPPY NEW YEAR! と、ホワイトボード


(遅いけど・・・、) あけましておめでとうございます。

いつもブログを読んでいただいてありがとうございます。

今年は、昨年より一層良い年にしていきましょう。









・・・と! いうわけで、2015年だ。

おそらく予想通り、今年も一瞬で過ぎ去っていくことだろう。

高1のみんなは高2になる。って当たり前なんやけど、

たぶん去年とは全然違う1年間が待っているだろう。







みんな、

去年の今ごろは高校受験の勉強に打ち込んでいたんだな、って思うと、感慨深いね。

そのころは、まだ塾生のみんな、誰もJeffと知り合っていなかったし、

各自が別々の人生を送っていた。

それが、この1年で超英塾メンバーでチームが出来上がっているんだから、

ちょっと年寄りくさいこと言っちゃうけど、やっぱり一期一会なんだなーと心から思う。










実は、年末、少しだけ実家に帰っていた。

で、せっかくなので、前にクラスで話した、「部屋のホワイトボード」の写真を撮ってきた。

これ。


高校生のとき、机でじっと座って勉強するよりも、

どうしても口に出して説明しながら勉強したかったので、

頼み込んで部屋に設置してもらった。

けっこう大きい。日々、これにマーカーで書きこんでは、

存在しない生徒を相手に「授業」をしていた。

人が見たら「ちょっとこいつヤバいんじゃないか」という感じだっただろう。

ま、小さいころから学校の先生っていう夢はあったから、

そもそも話すのが好きなんだと思う。








この勉強法のおかげで、だいぶ知識は深まった

(一通り説明していると、「あれ、ここうまく説明できないぞ」ってところが嫌でも出てくるから、

そのたびに調べることになる。知識の穴を埋めるのにはベストなやり方だったと思う)。

ちなみに、英語よりも、数学や世界史の勉強に使っていたことが多かったような気がする。







これは、上に書いたように、向き・不向き が大きいやり方だろう。

喋るのが好きじゃない子には絶対に向かないし、

誰もいないのに話しながら勉強するのが恥ずかしいって子にも向かないだろう。

ただ、かなり気分転換になるし、やりだすと結構楽しい。

よかったらどうぞ。








明後日は超英塾2015、最初のクラスだ。

けっこう宿題を出したので不安だが、みんなしっかりやってきてくれるだろう。

今年は、どんどん実戦向けの練習をしていくのでかなり楽しみだ。

新高1に、どんな子が来てくれるかも楽しみだな。

みんなにとっても最高の1年にしていこう。 よし。