2014年12月30日火曜日

『超英塾★2014よく頑張りました会!』の全貌。


先週が、2014年ラストの超英塾クラスだった。





「1年間、みんなお疲れさま」・・・というわけで、

その日は授業スタートを早めの時間にずらして、スペシャル企画、

「超英塾★2014よく頑張りました!会」を盛大に開催することにした。











しかも、塾長Jeffのおごりだ! 



まあ、いつもみんな、塾の近くのカレー屋さんに行きたいって言ってたし、

あそこで決まりかな~、

あ、でも一応聞いておこう。











Jeff 「みんな、何が食べたい~?」

みんな 「しゃぶしゃぶ!」









えっ。(笑)











・・・いや、ここは盛大に、食べ放題のしゃぶしゃぶで2014年を終えるのも悪くない!

とにかくオススメのお店があるらしい。

Jeffもまだ行ったことがない店だ。

OK、OK、よし、じゃあ全員しゃぶしゃぶに決定だーーー!!!!














というわけで(だいぶ省略した)、

残念ながら1人欠席してしまったけど、

今年頑張ってくれた生徒のみんな、

そして、今日から正式に入塾してくれた新しい生徒の子(なんてベストタイミングなんだ!)も一緒に、

授業後、しゃぶしゃぶに直行した。















生徒の子 「先生ー、今日、お昼抜いてきたー」


なんてやる気に満ち溢れてるんだ君は!














ああ、食べ放題にしておいてよかった・・・(笑)

好きなだけ食べてくれー!













で。


食べる・・・





食べる・・・





食べるーーーー!



とにかく笑いまくって、食べまくっていたら、一瞬で時間が過ぎてしまった。
















上の「やる気に満ち溢れている」生徒の子が、

サラダバー(?)みたいなところからとってきたのは、この、おもちの集団。


・・・どんだけとってくるんだ! そして、おもちというか、団子にしか見えない。

ぜんざいでも作るのかってぐらいの量だ。 でもおいしかった。










いろいろ入れ過ぎて、

もう、見た目が、

「しゃぶしゃぶ」っていうより「鍋」に近いのはもう仕方がない。(笑)






そして・・・

完食。










みんながおいしそうに食べているのを見ているのが、一番ハッピーだった。

何より、みんなよく笑っていた。Jeffもひたすら笑っていた気がする。

あー、楽しかった。










この日は、

前回に引き続き、保護者の方からや、生徒のみんなからの

お菓子を塾にもってきていただいた。

しゃぶしゃぶの前だったから、みんなお菓子を食べるのはだいぶ我慢したけど、

1月のクラスのときに、おいしくいただきます。

心から感謝だ。

いつも、本当にありがとうございます。










あと少しで2014年もおしまいだ。

何度も書いているけど、Time flies.(光陰矢の如し)な一年だった。

楽しくて充実しているときほど、時間が過ぎるのは早い。

だから、Time flies.だったということは、

とても濃い時間を過ごさせてもらったということだと思う。

生徒のみんな、今年1年、本当によく頑張ったね。

来年もスーパーな年にしていこう。




超英塾の紹介ページにも書いているけど、

塾長Jeffのモットーは、


Enjoy! You live once! 
(楽しめ!人生は一度きりだ!)


だ。

来年は、一度しかないみんなの高校生活が、

今よりもさらに楽しくて充実したものになりますように!



みなさんも、よいお年を!





2014年12月26日金曜日

これから中学生になる子たちの英語。



以前にこのブログでお知らせした、

中学生のみなさん向け英語ウェブサイトのベータ版ですが、

訳あって、いったん公開を制限しています。ですので、ひとまず入試に関する

最新情報なんかはまたこのブログで書いたりしていこうと思いますので、よろしくお願いします。





---







ところで、そろそろ本格的に大学入試でTOEFLなんかが活用されそうになっているけど、

こうなると、中学生の勉強のやり方を劇的に変えないといけないのかな、と思う。

はっきり言って、TOEFLは簡単じゃない。

留学したい、大学生や社会人の受験生が、

ものすごく高いお金を払ってスクールに通って、

ヒーヒー言いながら「1点上がった!」「下がった!」に一喜一憂しているような試験だ。








今までは、中高一貫じゃない限り、

「中学生のうちは高校受験のために勉強する」という枠組みで頑張るのが当たり前だったから、

「5教科まんべんなく、入試に標準を合わせて対策する」という感じだった。

言い換えると、

この入試という目標があるからこそ、無理してでも頑張れる、

つまり入試が勉強のペースメーカーになってくれていた。






ただし、これからは、

「英語」という教科に関しては、入試だけを考えて勉強していると、

逆に高校入試が「足かせ」になってしまう危険があると思う。

つまり、中学の間に、高校入試のレベルまでしか英語力を伸ばすことができなくなってしまって

(テストがあれば、それに照準を合わせて勉強するのは当たり前だ)、

英語の成長速度の足を引っ張ってしまう可能性があるとすら言えるんじゃないだろうか。

※その「天井」を引き上げるために、今回の大阪の改革のように

 高校入試の英語自体のレベルを引き上げようという施策が行われているともいえる。








さっき計算してみたんだけど、これからの中学生は、

今の普通の高校生が1年生の間に終えるぐらいの単語力程度は身につけておかないと、

TOEFLを受験するレベルに追いつくのはかなり厳しいんじゃないかという気がしている。

それに、何よりリスニング・スピーキングに対する力を育てておかないといけない。






もちろん、これは最終的にTOEFL(iBT)で何点ぐらいが勝負のラインになるのかによる。

トフルといっても、0点から120点まであるわけで、目標数値によって、そこまでのプロセスは当然変わってくる。

ただし、TOEFLは、級で分かれている英検なんかと違って、「どんなレベルの人も、同じ問題を解く」ように設計されている。

つまり、一定の英語が理解できるレベルじゃないと、試験を受けていても「???」という状態になりかねない。






たとえば、(Jeffが実際に受けた試験の内容はここで明かすことはできないが、)

光合成が環境に与える影響だとか、他の惑星に含まれる元素の解析の手法とか、

歴史上の人物とか、

そういう、いわゆる「カタイ」題材がボコボコ出てくるのがTOEFLだ。

もともと大学に留学したい人向けの試験だから、そうなるのも当たり前なんだけど・・・、

そうなると、極端な例で、

じゃあ英検5級の子がTOEFLを受けて、どれだけ意味のある数値が出てくるかっていうと、これはかなり疑問だろう。






というわけで、最低限の英語力が身についていないと、TOEFLを受けても意味がなくなってしまう。

(気軽に何度も受けられるほど受験料も安くないし・・・。)








現状では、

いまの小6あたりの子たちから、大学入試に本格的に4技能型の英語試験が導入される公算が高い。

(4技能=読み・聞き・話し・書き。)

そうすると、この子たちは、中学生の間から、フルスピードで英語力を鍛えておく、

(少なくとも現状の)高校入試のレベルだったら、これを超えていくことを最初から前提にしていくことが必要なんじゃないだろうか。

※もちろん、全員がそうすべき、というわけではない。

 あくまで、勉強面で・あるいは英語一本で勝負していきたいと思っている子たち限定の話だ。









たぶん、大手の中学生向けの塾の先生たちも、戦々恐々としている方がたくさんいらっしゃると思う。

トップの子たちに関しては、

「中学生の間は、TOEFLなんて関係なく、まずはしっかりと基礎力を」とのんびり言ってもいられなくなるだろう。

少なくとも大阪は、公立高校でも、入試問題自体がTOEFLっぽくなろうとしている時でもある。

また、高校の先生たちでも、TOEFLを自分自身受けたことがない、あるいは最近になって受け始めたという方々もたくさんいらっしゃると思う。

(たしか、高校の英語の先生がTOEFLを受けるときは、受験料が優遇されるみたいな制度があった気がする。違っていたらすみません。)

「TOEFLを導入しても、指導できる教員がいない」という批判は確かにある程度は当たっていると思うけど、

生徒の子たちの将来を考えていたら、教える側はそんなこと言っていられないだろう。

ALTの先生たちも、ただ授業で生徒と英語で「触れ合う」だけでなく、

スピーキングやライティングに対してフィードバックを与えるなど、より実践的で重要な役割を担うことになるはずだ。







・・・ちょっと話がずれてしまった (・・;

ともかく、これからは、英語に関しては、中学1年生のうちから、

もう高校生になったときの英語まで見据えていくべきなのかなと思う。

(上記のように、ウェブサイトの公開をいったん停止しているのも、

 この辺りをもっと詰めたいと思っているからなのです。)

内申点をキープしたり(大阪では来年から、中1・2の内申点も公立の入試では点数化される)、

他の教科もマスターしつつ、

という話だから、これはかなりの負担だが、

チャレンジのしがいがある試練だと思って頑張る子もたくさんいるだろう。

もう、英語の勉強っていうよりも、全国大会目指してひたすら練習しまくるという、

ほぼ「部活」の世界だ。




そのうち、

「いやいや、もう小学生のうちから中学レベルの英語ぐらいは終わっておかないと」という議論になるんだろうな・・・。

僕は「先生」っていう仕事の世界では若い方だと思うが、

そんな僕を含めて、英語の先生っていう仕事は、

もう自分たちの頃とは違う次元の子たちを育てるっていうつもりでやっていかないと、

やっていけなくなるんじゃないかと考えてしまう。








ただ、当然こうなると勉強についていけない子もたくさん出てくると思う。

その子たちに無理して英語をやらせるのは良い案とは思えないから、

そうすると、学校での一斉授業なんかは無理が出てくるような気もする。

そうしたなかで、

上の子をより伸ばすにしろ、ついていけない子をしっかりフォローしてあげるにしろ、

塾や家庭教師っていう、学校のしばりの無い存在の意味も増してくるだろう。

いまどき、学校と塾がいがみ合う時代でもないはずだ。








・・・好きなようにつらつら書いてしまった。

「じゃあ、TOEFLまで見据えて中学から勉強するには、どうしたらいいのか?」っていうのも、

僕の中でちょっとずつ見えてきているのだが、それはまた書きたいと思う。










今日は、超英塾は今年ラストの授業だ。

ヘトヘトになるまで音読トレーニングをする予定だけど、そのあとのお楽しみイベントもあるから、

みんな頑張ってくれるはずだ。

楽しみだな。よし。







2014年12月24日水曜日

スペシャルなデー。



今日は、保護者の方から、

こんなに豪勢なお菓子をいただいてしまった!



ありがとうございます!



本当に、本当に感謝だ。

うまい棒のかたまりを目にした途端、

教室中が、歓喜の叫び(?)に包まれた。





今日は、いままでの超英塾史上、

最長で音読トレーニングをしたんだけど、

みんな、お菓子のおかげでちょこちょこ休憩することができた。







次回の金曜が、今年ラストのクラスだ。

いま「史上、最長」と書いたけど、

金曜はそれをさらに塗り替えることになる。

加湿器をオンにして、ノド飴も用意しておこう。






そして、それが終わったら、

その夜はスペシャルイベントだ。

これも楽しみだなあ。(ブログでは、この中身はまだ秘密。)








新聞等で新しい入試制度についてまた報道されているけど、

それについても改めて書きたいと思う。






それから、今日は昼間にアメリカ人の新しい仲間(?)もできたのだが、

これについてもまた書こうかな。






とにかく、今日もスペシャルな1日だった。

みんなに感謝だ。









2014年12月19日金曜日

アメリカから



東大は、入学すると、

学部&第二外国語(英語以外に、もう一つ学ぶ外国語)にもとづいて、

クラス分けがされる。






(厳密に言うと、事前にクラスは決まっていて、入学式の前に、クラスそろって

 先輩クラスに引き連れられて旅行?に行く。 10年前の話だから、今は分からないけど)







で、そのとき同じクラスだったのが、Sだ。

Sは、超絶に頭が良くて、いまは自分の会社をやっている。

ときどき大阪に来てくれて話をしたりしていたんだけど、

いま、1か月の予定でアメリカに行っている。

向こうで、新しいサービスを立ち上げたりするらしい。いつも刺激をくれるのがこのSだ。




そんなSから、アメリカの写真が届いた。




なんか、TOEICのリスニングで出てきそうな写真。
この先、道路工事中。
表示が英語だってだけで、異国な感じが出てくるからおもしろいね。




ポテトに、とろけたチーズまでかかって・・・
たっぷりと太って帰ってくるだろう。
日本では、マクドのポテトがSだけになるって騒いでいるのに・・・。




 これは・・・大学の中かな。
クリエイティブな感じの壁。





野菜のサイズがとてつもない・・・






僕も、アメリカに1か月ぐらいのんびり行ってみたいなぁ・・・

将来、誰か生徒の子がアメリカに進学してくれたら、そこに遊びに行ったりするのも楽しそう。

僕より英語ペラペラになってたりして。









年内、超英塾のクラスもあと数回だ。

最後はスペシャルイベントも待っている。

2014年も最後まで突っ走ろう。よし。







2014年12月17日水曜日

未来の貯金


今日は、前回を大幅に上回る成績をとってくれた話が聞けたりして、

幸せな日だった。

みんながそうして自信をつけていってくれて、

どんどん成長してくれるのが一番嬉しい。

自分の弱点も分かってくれていた。

そうなれば、あとはぐんぐん伸びていくだけだ。








年内の授業も、あと数回。

早すぎて驚きだ。

次回はたくさん単語を覚えてきてもらわないといけないけど、

ここで踏ん張って頑張ってほしいなと思う。

必ず、高2の自分、高3の自分、未来の自分から感謝されるだろう。

きょう、昔の教え子の大学生と会ったんだけど、「大学の英語が簡単すぎて余裕」と教えてくれた。

それは、高校のときに頑張った貯金があるからだ。

超英塾のみんなには、その子と同じ教材を、その子よりどんどん早めに身につけてもらっている。

どうせいつかやるなら、今やってしまうのがベストに決まっている。

このまま突き進んでいこう。

英語の勉強が、みんなの未来につながっていきますように...



2014年12月14日日曜日

2014年12月12日金曜日

パワー


今日は、三国丘がテスト終了、

かつ塾の宿題も無し(ものすごくレア!)だったので、

みんなハイテンションだった。

ものすごく。(笑)

全然、テスト後でヘトヘトなんてことなくて、

みんなのパワーに感動してしまった。

すごいなあ。






泉陽から体験の子も来てくれて、

パワフルさに驚いたと思うけど、

塾の雰囲気とか、超英塾のやり方が少しでも伝わっていればいいなーと思う。






明日は僕もTOEFLだ。

(昼過ぎまで連絡がつきません。)

満点を目指して頑張ってこよう&みんなに情報を伝えてあげられるように現場をしっかり体験してこようと思う。

生徒だけじゃなくて僕も頑張らんとね。




おまけ。

夕飯がタコ焼きって...

さすが大阪人!


むしゃむしゃ




買ってしまった...

超英塾おかしランキング、

堂々の第1位(たぶん)......





芋けんぴ。

みんな、案外、素朴なお菓子が好きでおもしろい。







2014年12月10日水曜日

「立教大が全学部で英語外部試験を導入」



日経新聞の見出しから。


「立教大、全学部で英語外部試験を導入 入学者選抜で16年春から」





2016年春ってことは、いまの高2の子たちから適用されるということだろう。









===以下、引用===


立教大は9日、2016年春の入学者選抜から全10学部の一部定員について、TOEFLなど外部の英語資格検定試験を活用すると発表した。10学部で計100人の定員を見込む。文部科学省によると、全学部で英語の外部試験を導入するのは国公立を含め初めて。
 外部試験で基準を満たす成績を取れば、入試で英語の試験は免除する。基準は実用英語技能検定(英検)準1級以上などを想定している。塚本伸一副総長は「語学力をバランスよく身に付けた学生に入学してもらいたい」と話した。

===引用終了(ソース:日本経済新聞2014/12/9。強調や傍線は引用者による。)===








立教大の2014年度の入学者数が4,608人みたいだから、

そのなかの100人っていったら割合は小さいけど、

それでも「全学部で導入」っていうのはインパクトが大きい。






ちなみに僕自身は、

「どんな学部・レベルだろうと、英語の外部試験を採用すれば全てハッピー」とまでは思わない

(英語が関係ない学問分野だって絶対にある)。

だから、この立教大の方針に100%賛成ってわけでもないけど、

それでも、これは大きな第一歩だろう。







こういう変化って、水が沸騰するように、

最初はこの立教大(とか、上智大学のTEAP試験とか)のように

個別の改革がポツポツと泡のように出てきて、

それがあるとき急激にブクブクと増えたりするものじゃないかなと思う。

たとえば、

東大や京大が学部入試でTOEFLを導入します、なんてことになったら、

もう一斉に全国に同じ流れが拡がるかもしれない。

そうなったとき、英語は一斉に、TOEFLや英検が主戦場になったりする。








ちなみに、記事には「英検準1級」って書いてあるけど、

これはTOEFLで換算すると、(たとえば大阪府教育委員会の換算表だと)

60点、つまり120点のちょうど半分ぐらいだ。

英検はともかく、TOEFLは受験料を半分 国が負担してくれるぐらいの

大胆な施策をやってあげてほしいな。

できれば、1回の受験で、上限1万円ぐらいにしないと不平等だと思う。

(それか、TOEFLを受ける前に受験予定の大学に申請しておいて、

目標点数に達した&合格したら入学するって確約している場合は、

大学が受験料を負担してあげるとか。)






こういう施策は、できるだけ実用的な英語、使える英語を

高いレベルで身につけている子を集めたいという大学側のメッセージだから、

学生は、こういう流れになることを前提に、

ちゃんと「使える英語」を意識して勉強していかないといけないんだろうと思う。







まずは超英塾の高1のみんなは、

英文法の次は、絶対的なボキャブラリーの量を増やさないといけないけど、

そのうえでどんどん高2からは英語を「使いこなして」いくトレーニング・勉強をしていきたいなと思う。




2014年12月9日火曜日

ふう〜


134問、全て授業中に終えられた...

みんながよく勉強してくれていたおかげだ。





授業中に解いた問題数のなかでは、

暫定1位なのは間違いない。





みんなヘトヘトだったけど、おつかれさま。

今日はかなり脳みそを鍛えた日だったと思う。





PS
みかんは、もちろんパクッとすぐに消費されました。(笑)






やばい...


今夜は英文法の総復習みたいな授業をやるんやけど、

授業用にプリントを作ってたら...

手が止まらず...






130問以上作ってしまった!









やばい、絶対に2時間の授業じゃ終わらない。

「解く+解説」を、

1問1分でやったとして、

トータルで130分...アウトだ。(笑)








とはいえ、ほとんどの問題が何度も練習してきた中身なので、

ほぼ解説不要な問題だらけのはずだから、

もしかしたら何とかなるかもしれない。

いつも言うけど、九九のように、スラスラっと埋めていけるようになったらベストだ。








まあ...

三国丘のみんなは、

明日は振替休日で1日中テスト勉強できるらしいから、

万が一終わらなかったら、続きはそこで頑張ってもらうしかないかも... (ボソッ)







僕は、凝り性っていうか、

ハマると止まらない職人気質みたいなところがあるので、

つい

「んー、この問題もできてほしいな。 あ、これも。」という感じで詰め込んでしまった。

とはいえ、力は絶対につくはずだ。

というわけで、問題は削らずにこのまま渡そう。







ちなみに、

もしかしたら今夜、新しく見学に来てくれる子がいるかもしれないらしい。

生徒の子が誘ってくれた。嬉しいなー。

ただし今夜は、けっこう特殊な回(なにしろ130問だ  ・・; )なので、

初めて来て、初回から頭がパンクしてしまうかもしれない...

けど、それでも超英塾の雰囲気は分かってもらえると思う。楽しみだな。








早く英文法なんか終わらせて、

楽しい長文をやりたいね。

でも、いまは地味な基礎トレーニングの時期。

部活でいったら、筋トレだ。

サボる訳にはいかない。

頑張ろう。よし。







2014年12月8日月曜日

GOOOOOOOO



超英塾や大学入試の話とか、

新しい高校入試の話とか、

全部ここで書くと やっぱりゴチャゴチャするから、

ちょっと整理しようと作業中・・・もう少ししたら、ここで紹介します。






明日は高1のみんなと授業だ。

楽しみだなー。

明日も生徒のみんなと頑張ろう。




2014年12月7日日曜日

早くも



堺東が、日に日にクリスマスモードになっていく...


早いなあ。

2014年も、あと1ヶ月を切ってる。

ついこの前、いまの高1の子たちの合格者発表でチラシを配りに行った気がするのに。

楽しかったり、濃かったりするほど、時間は早く過ぎていく。

(「歳をとるほど」っていうのは置いといて...。)

みんなのおかげだ。ありがたいなー。





2014年12月6日土曜日

SATの現場(少し)



今日は、早起きをして、

SAT(エス・エー・ティー)という試験を受けてきた。

これは、海外に留学したい子の多くが受験を要求されるテストで、

アメリカ発のセンター試験みたいな感じだ。








よくTOEFLが騒がれるけど、

ざっくり言うと、海外に留学したければ、

★TOEFLで英語力を証明して、

★SATで基礎学力を証明して、

★そして高校時代の成績+志望理由などのエッセイを提出して、

総合的に判断されて合否が決まるイメージ。

日本のように、試験の点数だけで判定されるわけじゃないのがポイントだ。








とはいえ、このSATで点数が良いに越したことはない。

もちろん、そもそもアメリカ人のネイティブの子たちが受ける用の試験だから、

英語のレベルはTOEFLを越している。

TOEFLは、非ネイティブの人たち向けの試験だから、それと比べて英語が難しいのは当然といえば当然だ。

詳しい説明は置いておくとして、

今日、現場で受けた感想だけ少し書いてみよう。








まず...日本のセンター試験と比べて、大雑把なところが多くて驚いた。

たとえば、7:45集合なんだけど、

その時間を過ぎても開場しない(外で数十分ずっと凍えるはめに...)。

しかも、各教科の試験が始まる時間が厳密に決まっていない。

センター試験だったら、全国一斉に、

⚪︎⚪︎の教科は9:30開始、みたいに厳密に定まっている(少しでもズレたらニュースになってしまう)けど、

SATは、流れに任せて〜という感じだった。

途中で、ちょこちょこ5分休憩が挟まれていく。




さらに、試験官の人が誰もストップウォッチを持っていない。

ステージに置かれたアナログの時計を見て、開始とか終了を指示していた。





なんか...

全般的に、おおらかな感じ。(笑)






日本のセンター試験が1秒のズレにもピリピリしてるのがアホらしくなってくる...

ただ僕は、その辺は厳密にやってもらった方が好きなので、最初はかなり戸惑った。



(インターナショナルスクールが会場だったので、英語のポスターだらけ。
会場は、たぶん日本人は半分ぐらい?だった。)




ちなみに、配られる冊子によって解く問題の順序がバラバラなので(これは運)、

こっちが静かにリーディングの問題を解いているあいだ、

隣の子は数学をカリカリ解いていたりする。









何より一番すごいのは(これは受ける前から分かっていたにしても)、

全10個のセクションに分かれてるんやけど、

そのマークシートが全て1つの冊子にまとめられていること。

つまり、

(もちろん禁止されているけど、)誰かズルイやつが、

3つめのセクションを解いている間に、

さっき解いた2つめのセクションの答えを塗り直すことも不可能ではない。この可能性を完全に排除することは難しいんじゃないかなと思う。

1科目ごとにマークシートを配付&回収するセンター試験と真反対だ。

(そのかわりセンター試験は驚くほど運営に手間がかかるから、どちらの方が優れているとかいうことではなくて、文化の違いだと思う。)


休憩時間には、マークシート冊子を問題用紙にはさんで、机の上に置きっ放しでみんなトイレに行く。

やっぱり、おおらかだ。





いま、センター試験にかわって到達度テストを実施するとき、

年に複数回受けられるようにするのは運営側の負担が大きすぎて無理という議論があるけど、

実際、センター試験並に厳密にやるなら確かに無理だと思う(大学の職員や教授のみなさんは、試験の前に細かい打ち合わせやシミュレーションをかなりやらされるらしい)。

でも、このSATぐらいおおらかにやるなら可能かも...

試験の公平性とか厳密さを殊に重視する日本では、絶対にそうはならないと思う(し、そうあるべきだと思う)けど ・・;






あとは、受付で名札も付けずに携帯電話をカゴに回収されていくので、

目立つケースとかに入れてないと、帰りに間違って誰かに持って行かれたら大変だ。







というわけで、ほとんどぶっつけで受けたけど(これは反省)、かなり現場のことが分かった。

他に、試験会場独自の注意点とかは、SATを受ける子がいたら教えてあげられると思う。

朝5時にフラフラで起きた甲斐があった。

ま、たぶんけっこう間違えちゃってる気がするけど(汗)、

数学(math)のパートは満点をとれていているはず...

とれてなかったらブログで白状します^^; 







来週は、もう一度TOEFLを現場で受けてくる予定だ。

英語そのものだけじゃなくて、

試験会場の現場の様子とか、

そういうのも含めて、できるだけ生の情報をみんなに伝えてあげられるようになっておきたいと思う。





今ごろ、生徒のみんなはテスト勉強している頃だろう。

頑張れ!



神戸なう。


朝5時に、ちゃんと起きられた...


雨も降ってないし、ついてるなー、

きょうの天気は、っと...




「曇り、時々、雪...」






うそだーーーー!





というわけで、めちゃくちゃ寒いけど、なんとか神戸までたどり着いた。

午前中は連絡つきません、ごめんなさい。




とりあえず駅に着いたらカイロ買おう...










2014年12月5日金曜日

早起き大作戦


今日も授業が終わった。

みんな、テスト期間中なのに1人も休まずしっかり来てくれて、本当に心強い。

先月まで危うかったところも、

今はスラスラ解いてくれているのを見ると嬉しいなー。

このままの調子で乗り切ってほしいなと思う。








三国丘は明日からテストだ。

僕も明日は、

前に書いたけど朝5時に起きないといけない。そのまま5:20に家を出発だ。

幸い、チリに住んでる友達が電話で起こしてくれる。

こっちの朝5時が、向こうの夕方5時。

社会人だったときは、この時差のせいで面倒くさいことも多かった

(相手の国の時間に合わせて電話ミーティングを設定しないといけないから、

こっちの夜中が向こうの早朝だったりした)けど、

今回だけは時差に感謝だ。

いくら仲がよくても、お互い日本に住んでる友達に、

「明日、朝5時に電話してー。まあ土曜やけど、ええよね?」

っていうのはかなり勇気がいる。(笑)

こっちでは「明日の朝5時」だけど、

チリからしたら「今日の夕方5時」らしい。

とにかく助かった。

これで寝坊の可能性はほぼゼロだ。

あ、あと30分後には寝なければ...

こんな早く寝られるかな....

というわけで今夜は早く寝ます。

おやすみなさい。







鉛筆注意報




久々に鉛筆を一気に削ったら、

右手の人差し指にマメができてしまった...。

一番大事な指なのに...!








100均の、ちっこい鉛筆削りで、

15本も一気に削ってはいけないことが分かった。

生徒のみんながセンター試験を受けるときに、アドバイスすることが1つ増えた。







泉陽はテスト折り返し、

三国丘は明日からテストだ。

ま、学校のテストはシャーペンだろうから、みんな手にマメはできていないはず。

ベストコンディションで頑張ってほしい。






今夜も授業だ。よし。



2014年12月2日火曜日

シブいお菓子。


今日のお菓子...

リクエスト通りに買ったら、

めちゃくちゃシブくなった。


芋けんぴは一瞬で消えてしまった(!)、

おいしいからねー








堺東の夜は、イルミネーションも始まっている。

僕も地元がこんな感じだったから、

何か落ち着く。


三国丘も泉陽も今週からテストだ。

今日も授業だったけど、

みんながどんどん進化しているのが分かる。

(自分自身だと、そんなに分からないかもしれないけど。)

この調子で頑張れ!!

2014年12月1日月曜日

「副教科」っていう響き・・・



(なんか高校入試ネタばっかりですみませんー・・・)







高校入試と、大学入試の大きな違いの1つが、内申点というやつだ。

高校入試は、都道府県にもよるけど、

公立なら多かれ少なかれ、内申点が影響してくる。

逆に、大学入試は一発勝負に近い(これが変革されようとしているけど、少なくとも現状ではほぼ一発勝負だ。)








どちらが好みかは人によるけど(個人的には、後者の方が後腐れがなくて好みではある)、

とにかくそういうルールで動いている。

で、内申点って、実は(?)副教科もしっかり計算されている。

というか、大阪だったら、今の制度だと副教科の方がむしろ高めの比重で計算されたりする

(新しい制度では全教科が均一の割合になるけど)。









で、まあそういう複雑な比率抜きに、単純に計算して、

入試の判定に使われる点数のうち、

(本番の試験の点数) : (内申点)



50 : 50

だとすると(※もちろんこの比率は学校ごとに変わります)、

その内申点50%のうち、

副教科は

4教科/9教科 

だから、

つまり「入試の判定に使われる内申点の割合」は、

50% × 4/9 = 22.2%

だ。





つまり、単純化して考えると、

入試のとき、全体の5分の1以上を、副教科の成績が占めていることになる。

これって、多くの人が思っているよりも、格段に高い割合なんじゃないだろうか。






おそるべし、内申点。 おそるべし、副教科・・・

入試の朝、席についた瞬間に、すでに点数の5分の1程度は、この副教科によって差がついている。





そう考えると、

まあ生徒のみんな自身が副教科を頑張るのは当たり前としても、

中学生向けの塾なんかでも、本当に合格してもらうためだったら、

本当は

「音楽・体育・技術家庭・美術」のテスト対策

、とかをやるべきなのかもしれない。





リコーダーの練習をしたり、

ミシンの使い方を特訓したり、

筋トレしたり、

って、なんかみんなでやったら楽しそうやね・・・








あとは、「副教科」専門の家庭教師とか。

案外人気が出たりして。(もういたりするのかな・・・知っていたら教えてください。)









どうしても「受験」ってなると、英数国、プラス理社 に目がいくけど、

システム全体で見たら、実は副教科がキーになるのかもしれない。






というわけで、中3で期末テスト前の人がいたら、ぜひ副教科も頑張ってほしい。

※ただし、もう副教科の成績をどうこうできる時期は終わったよって人は、

終わったことはスパっと忘れて、

コントローラブル(=これから自分の力で何とか変えていける)部分に集中して

主要な教科の勉強を頑張るのが一番だと思う。







いま中1 or 小6 の人は、

前の記事で紹介したように、

来年からは中3以外の時期の成績も入試に反映されるから、

ちょっと大変だけど副教科含めて4月からスタートダッシュできたらベストだろう。









・・・もちろん、いま高校生の人は、

「内申点、なつかしいなあ」ぐらいにしておいて、

ガツガツこれからの勉強を頑張るべし。





夜中3時に書く記事じゃない気がするけど・・・ 

「22%」って数字に刺激されて、せっかくなので書いてみた。










2014年11月28日金曜日

教育委員会のウェブサイトが更新されている。


(5/27追記)
新傾向のリスニング問題に対応した、実戦問題集を作ってみました。
興味のある方は こちらの紹介ページ もご覧ください。

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大阪府の、教育委員会のウェブサイトが更新されている。



「大阪府立高等学校の英語学力検査問題改革について」

というページは生き残っている。



もしかして「やっぱりこの問題だと難しすぎるから無しにします」とか宣言される可能性もゼロではないと思っていた(笑)ので、よかった。

というわけで、平成29年度入試【いまの中1】からは、国数英の3教科は、

学校別に入試問題が3パターンに分かれることになる。









ほかにも、




★大阪府は全国で唯一、「相対評価」で内申点をつけていたのが、

平成28年度入試【いまの中2】からは「絶対評価」に切り替わる。





★今までは中3の内申点だけが入試で使われていたのが、

中2・中1の成績も使われるようになる。

◆H28 年度選抜【いまの中2】
 第 3 学年の評定のみ活用
◆H29 年度選抜【いまの中1】
 第 3 学年・第 2 学年の評定を活用 ≪3 年:2 年 = 3:1≫
◆H30 年度選抜以降【いまの小6以下】
 全学年の評定を活用 ≪3年:2年:1年 = 3:1:1≫






・・・など、システムが激変する。

大阪は特にシステムの変化が激しいので、

生徒のみんなだけじゃなくて、保護者のみなさん含めて、

ついていくのがかなり大変だろうなあと思う。

たとえば、いま中1の子が、

来年、この新しいシステムを知らないで

「まあまだ中2だし、学校のテストはそこそこでいっか~」とか言ってたら、

入試で痛い目に遭うことになる。








この前も、たまたま小6のお子さんがいる保護者の方と話していたら、

「まあこの子は勉強あんまり好きじゃないから、来年はのんびりさせようと思って・・・」

話していた。

「えっ、でも、いま小6ってことは、

 高校入試のとき、中1の成績も入試で使われますよ!」って伝えたら、

かなりびっくりしていた。

そりゃ、ふつう知らんよね・・・。












で。

もちろん僕が特に興味があるのは、

今の中1の子たちから始まる、新しい英語入試だ。

今までは「11月になったら最終決定します」みたいなことが教育委員会のウェブサイトに書かれていたんだけど、

その文字も消えているから、もうこの新型の英語入試でGOするということは決定だと思っていいだろう。




新しい入試では、

伝統的なリーディング(読み)問題よりも、

リスニング(聞き)・ライティング(書き)の比重が大幅に高くなる。

将来的には、最難校ではスピーキングのテストも加えてくるんじゃないかと思うけど、

それまでは、まずは

★従来のように、塾や学校で【リーディング】のスキルを倍速ぐらいで鍛えつつ、

★プラスして【リスニング】・【ライティング】のスキルを高めていく

ことが第一になるだろう。









➡次の関連記事

大阪の英語入試は、教科書の英単語だけでは足りなくなる??


2014年11月26日水曜日

ウォッチッチ



昨日、生徒の子たちが教えてくれて、

はじめて「妖怪ウォッチ」がポケモンみたいなものだということを理解した。

いや、このザックリした理解もなんか世代ギャップっぽくてイヤだけど...






僕はほとんどテレビを見ない(家に置いていない。置いていたら確実に何時間も見続けてしまう)ので、

あれがゲームだけじゃなくてアニメでもあるってことすら

よく分かってなかったんだけど、

昨日教えてもらって少し分かった。







最近の僕はカミまくりで、

「ここ、過去形になってるやん」と言おうとして

「過去形になってるニャン」みたいな発音をしてしまって、

「妖怪ウォッチやー」と突っ込まれたりしている。






僕が小学生のときは、ポケモン151匹を全部言えるかな、みたいな歌があったんだけど(ちなみに毎日「おはスタ」を見てから登校していた)、

妖怪ウォッチはどうなのって聞いたら、

なんかそういう感じでもないらしい。

奥が深い...






生徒のみんなに比べて、そういう種類の流行に疎いことは確実なので、

また教えてもらおう...。






2014年11月25日火曜日

教えるときって


教えるとき、

実は正確に教えない方がいいタイミングっていうのがあると思う。








たとえば初めて英語を習う小学生の子に、

「be動詞を今日はやろうか。

be動詞にはam, are, isがあってね、

でも過去形にはwasとwereがあるんだよ。

あっ過去分詞っていうのにはbeenっていうのもあるんだけど、原形はbeでね...」

って、

もうこの時点で英語嫌いな子が量産されてしまうだろう。







それよりは、最初は「I am」と「You are」しかこの世に存在しない、

ぐらいの狭さで教えて、

次のステージに進んだときに「ごめん、あれウソなんよね... 

もうI amとYou areは完璧にできるようになってきたから、

もっとすごいやつ教えるね。」

っていう方がどんどん身につく気がする。







たぶん教える仕事をしてる人ってみんなそうだと思うんだけど、

この判断がけっこう難しい。

今日は「比較」の復習を一気にやる予定だけど、

あれって本来ものすごくシンプルなセクションなのに、

最後の方に出てくる「no more A than B」とかのせいで、

急激に「難しい雰囲気」を醸し出してしまっていると思う。

こういうのはいったん飛ばして、

基礎的な部分が身についたあたりで「実はね...」って追加で教えた方がいいのかなとも思うけど、

これは一長一短だろうなあ。

メンバーのみんなの様子とか、全ての要素を見極めて、コーチが判断すべきことなんだろうと思う。






どちらにせよ、文法は、

入試の配点は低いとはいえ、読解の基礎になることは間違いないし、

それにサクサクと解けるようになればかなり楽しい。

みんなも「楽しい」って思えるぐらいになれますように。

というわけで、雨だけど今夜も頑張ろう。


2014年11月24日月曜日

長文、そして、世界について知っているか。



英語のいわゆる「長文」に限らずなんだけど、

なにか文章を読むときに、

その子がすらすらと「読める」かどうかは、

★語彙があるか(いわゆるボキャブラリー、単語力。とりあえず「熟語」とかもここに含めておこう)

とか

★文法を理解しているか

がポイントだと一般には考えられていると思う。







だけど、僕が知っている調査によると、それだけじゃなくて、

★背景知識があるかどうか

もけっこう影響を与えることがわかっている。

一応、英語の試験って、どんな試験でも「特別な背景知識は不要」っていうスタンスをとるんだけど、

でもこの世界の出来事をテーマとして扱う以上、

どうしても最低限の背景知識はあった方がいい。






たとえば、

地球温暖化について知らない子が

「実は、二酸化炭素は、地球温暖化の原因ではないという説がある」という文章を読んだとする。

この文章を理解するには、

まず「一般的には、二酸化炭素が地球温暖化の原因として考えられている」っていう

前提を知っていないとキツイだろう。

そもそも「地球温暖化って?」というレベルだったら、

一文一文を「和訳する」ことはできたとしても、文章を「分かる」ことはない。

まして、

「二酸化炭素よりも、メタンの方が温暖化にとってはまずい」と言われたときに、

「え、メタン?それ、ポケモンのキャラ?」という感じだと、もう文章の途中で力尽きてしまうだろう。

(僕もメタンについて全く詳しくはないけど・・・。)








これを、背景知識といったり、物事を理解するときの枠組み(フレームワーク)と呼んだり、

まあ呼び方は自由だけど、

とにかくそういう知識があった方が有利なのは間違いない。










この前、高1のみんなの授業で扱った長文に、

「風邪」の話が出てきた。

なぜ人はウィルスに感染したときに、セキやクシャミをするのか。

簡単に言うと、

人間の体としてはウィルスを外に出そうとしていて、

逆にウィルスとしてはバシバシと拡散できるように人間にクシャミしてもらった方が好都合で・・・

みたいな話なのだが、

こういうちょっとした知識を知っていると、

「風邪薬を飲むと、セキやクシャミが出なくなって楽にはなるが、

それは人体のウィルスと戦う機能を止めてしまっているようなものだから、

実際の風邪の治りは遅くなってしまう」みたいなことが簡単に理解できるようになるだろう。









本当は、もっともっと背景知識を強化する時間をとってあげたいんだけど、

少なくとも高1の間は、強化すべき英語の基礎部分が多すぎて、なかなかその時間をとってあげられない。

でも、こういう興味深い英文で一緒にトレーニングすると、

英語力だけじゃなくて、自動的に背景知識も身について、一石二鳥だ。

こういうところは、

単語と例文しか載っていない単語帳では得られない利点だなあと、本当に感じる。

(※もちろんそういう単語帳にも、別の効用がちゃんとある。それは別の機会に。)









ま、あとは、こういう知識は知るだけで単純に楽しいし、

社会に出てからも突然役立ったりするから、そういう貢献もできていると嬉しい。








そろそろ期末テストの時期だけど、

学校のテストで出てくる英文法だけじゃなくて

(英文法だけでは入試は制覇できない ・・; )、

そういう「使える背景知識」もしっかり教えていってあげたいなと思う。





※とはいえ明日の授業は英文法バリバリでいくので、

みんな気を抜かないで来るようにね。(笑)

授業で言ってるように、高1の間に面倒な英文法をマスターするのがベスト!





2014年11月22日土曜日

コーヒー中


チラシ配りが終わって、

手伝ってくれた京大生とコーヒー中だ。

就活が大変らしい。


今度 塾に来て、大学の話とかしてほしいなあ



朝の三国丘。



朝のミクニ。





Checkupと冬。


昨夜のブログがアップできてなかった...






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今日の授業も盛りだくさんだったなー


「仮定法」ってところまで終わっているので、

英文法のうち、有名選手陣はだいたい終わった。

まだ中ボスレベルの英文法が待ち構えているけど、

英語の骨格部分は、ここまでに学んだことがベースになる。

遅れて入った子も補習でフォロー中なので、

そこで頑張ってみんなに追いついてほしいなあと期待している。











毎回、冒頭でCheckup Quizという確認テストをやるんだけど、

今日はみんなの調子があまり良くなさそうだったので、急遽、ここの答え合わせに1時間弱かけることにした。

先生っていう目線から見ると、

このテストの点数が、

例えば2〜30点とかだと大ショックだ。教え直さなきゃ...ということになる。(2〜30点ってことは実際ないけど。)

でも逆に、毎回みんなが100点でも実は困る。

みんなが100点をとれちゃうようなテストを解いてもらって、せっかくの貴重な時間を無駄にしてほしくもないからだ。

ベストは、満点の子もいつつ、合格点なんだけど何問かミスってしまったって子もいて、

その子は間違えたところを悔しがって、その場で何が何でも覚えてくれる雰囲気かなと思う。

高2からは、文法そのものよりも、

長文など、より実戦的なトレーニングが増えてくることになる。

だからこそ、高1の間にしっかり文法は頭に入れておいてあげたいなーと思う。







あと、少し体調が悪そうだったりするのが気になるなあ。

冬は風邪ウィルスが活発に襲ってくるので、みんなの体調が心配だ。

にしても、なんで入試は、そんな冬という時期にやるんだろう...

かわいそうだけど、

今のところそういうルールになっている以上、それに合わせて対策するしかない。

もしこのブログを見てくれていたら、

中3、高3のみんなも、頑張れ!




2014年11月19日水曜日

ミーティング中




大学時代の友だちと久々に会ってミーティング中。

みんな僕とは全然違う世界で活躍してるから、

ものすごく刺激になる。


まあ、向こうからすれば僕も異端児だと思うけど...。

いつも塾と英語のことを考えているから、今日は脳みそがリフレッシュされた感じだ。

僕も頑張ろう。


体重が...


ちょっとまた太ってきた気がする...

ふと思ったんだけど、やせないのって、期限が無いからじゃないだろうか。

テストでもなんでも、あれって

期限、つまり試験の日があるから、それまでに何とかしようって頑張れるんじゃないかな。



じゃあ...

今年中に、腹筋を割る...   

これは確実に無理だ。




今年中に、1kgやせる...

これは普通すぎて頑張る気が起きない。



目標を決めるってだけでもけっこう大変だ。

またこの場で宣言させてもらうかも...。



朝7:45に神戸。



今度の12/6(土)に、SATっていう、

アメリカ版のセンター試験みたいなテストを自分自身で受けに行くんだけど、




神戸の会場に朝7:45までに集合って...

まじ...? 早すぎない?

絶対フラフラだ...とにかく寝坊だけは絶対に避けないといけない。






国内の受験者が少ないので、

日本の試験会場が少なすぎるのが泣ける。

地方の子とかは、前日に泊り込みで受けに行くんじゃないだろうか。







TOEFL以上に、生の情報が少ないと思うので、ちゃんと教えてあげられるようにしておきたい。




にしても、油断してたなぁ...

チリにいる友だちに起こしてもらおうかな...時差が12時間あるから、向こうは普通に起きてる時間のはずだ。

LINEがある時代でよかった...。

2014年11月17日月曜日

becauseの使い方(中3&高校生むけ)





今日は軽めに、でも役立つ話を書こうかな。


中3の受験生、あと高校生でもやりがちなミス。








ライティングというか、英作文の問題で、

こんな風に書いてしまう子が本当に多い。





(×)
I love English. Because I can talk with people around the world.





これは・・・アウトだ。

「理由を書くときは、Becauseを使う」っていうのが頭の中にあって、ついこう書いてしまうんだと思う。





けど、

Because ~~~.    だけで一文を終わらせることは無い。

細かい説明は省いて結論を言うと、上の2つの文は、1つの文にくっつけてしまえば解決だ。





I love English because I can talk with people around the world.





これ、たぶんやってしまっている人が多いと思うから、気をつけてみてね。








・・・オマケ・・・


ただし、リーディングの問題とかで、

【問題】 Why does Mary like tigers?

に対して

【答え】 Because they are strong.

みたいに書くのはセーフと思っていいだろう。

でもこれは例外的で、

自分で英作文でbecauseを使うときは、やっぱりこういう書き方はしない。

I like tigers because they are strong. って、一文にまとめてしまおう。








いきなりの、

役立つ英語コーナーでした。






2014年11月16日日曜日

人が機械にあわせる日



超英塾の話と、

新しい英語入試ネタ(for 中1のみんな)、TOEFLネタ、

あと雑談が入り混じって、

このブログがカオスな感じになってきている気が・・・

いつかそれぞれ分けるかもしれないけど、とりあえず現状はこのまま行きます。

今度、記事のラベルとかをちゃんと整理しよう。


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で、今回はTOEFLなんだけど、

みんな、試験って人が採点するものだって思ってるよね。

「いや、マークシートは別でしょ?」 

っていうのは、その通り。

マークシートは、あれは4択問題だったりするから、

機械でも採点ができる(というか、機械が最もミスなく採点ができて優秀だ)。




実際、大阪の高校入試でも、一時期、マークシートを導入しようかっていう議論が起きた。

(採点ミスが大量発生していることが判明したから。)

結局は人がつける方法で継続することに決まったんだけど、

東京では実験的にマークシートを導入するらしい。

(ちなみに・・・

 去年受験した子たちが、みんな「紙がツルツルして書きにくかった」と言っていた。

 大阪では、たぶん去年から、

 採点ミスをなくすために答案用紙をコピーして、

 そのコピーした用紙を複数の採点官が採点しているんだと思う。

 その大量コピーに耐えられるように紙の質が良くなったのか、

 それとも昔から紙の質は変わらないのかは謎だが(2年連続で高校受験する人はレアなので)、

 とにかくコピーしても読み取れる字で書くことが大切みたいだ。

 ただし「ツルツルしていて、消しゴムで消そうとしてもうまく消えなかった」という声も聞いたので、

 筆圧が強すぎるっていうのも問題かもしれない。

 ※この辺りは推測です。正確な情報を知っている人がいたら教えてください。)









・・・で、ちょっと話を戻して・・・

「さすがに機械が採点するって言っても、マークシートみたいな選択肢の問題だけだよね」と思っていたら、実は大間違いだ。

ここで、TOEFLの話。

TOEFLのライティングは、1つのエッセイにつき、2人が5点満点で採点するんだけど、

その「2人」っていうのが、1人は人間、1人(?)はコンピュータなのだ。

つまり、人間の採点と、コンピュータの採点、これを合わせて、採点される。

e-raterっていう、TOEFLのライティング採点専用のシステムが開発されていて、

実際の試験で導入されている。

(実施側からすれば、人間の採点者を半分に減らせてコストダウンができる。)








案外、これを知らない人が多いんだけど、かなりすごいことだと思う。

当然、スペルミスとか文法ミス、語彙の多様性なんかを判定するには、コンピュータの方が数段優れているだろう。

それに、エッセイでよく出てくる表現、レベルの高い表現を豊富に使えているかどうかとか、

そのあたりまで判定できるらしい。

実際、アジア圏の熱心な受験生のなかには、

このe-raterから評価が高くなるような文章を丸覚えして打ち込むという猛者もかなりいるみたいだ。

(TOEFLのOfficial Guide、つまり公式問題集に、

 「丸覚えするな、そんなのは採点者にすぐバレる」みたいなことが書かれているのも、

 たぶんそういう事情なんだと思う。)






もちろん内容の適切さとかは人が評価してくれるわけだけど、

それでも、全体の採点のうち、半分近くはコンピュータによってなされている。

そして、こうなると、上に書いたように、

このコンピュータというか「システムの側に人間が合わせて」

対策するような人たちも当然出てくる。

つまり、人を感動させたり関心させるような文章よりも、

システムのアルゴリズム・設計にいかに沿った文章を書けるか、の方が

高く評価される時代が来ているともいえるかもしれない。










前に、自動翻訳機の登場で英語の先生は仕事がなくなるかも?みたいな話を書いたけど、

コンピュータの進化はとまらない。

TOEFLではそのうちスピーキングの試験も機械によって評価されるようになるだろう(実際に開発されている)し、

そうなると「書く」「話す」を含めた4技能の英語試験は格段にコストも採点時間も縮小されるから、

一気に日本でも導入が進むかもしれない。

(ここまで行くにはまだ10年強ぐらいはかかるだろうけど。)







「機械には創造的な仕事は無理」という意見は根強いし、僕も感情的にはすごく賛成したい。

けど一方で、「創造」を、

「いま存在している、既存のアイデアを新しく組み合わせること」ととらえれば、

そういう試行錯誤を超速でできるコンピュータこそ、

もしかして最も創造性に近いのかもしれない。









正直怖いけど、進んだ技術を戻すことはできないから、

それを受け入れて人間側が新しい生き方を模索していくことになるんだろうと思う。

機械と人間で計算速度を競っても仕方ないしね。

機械に負けない(というか、機械自身には味わうことのできない)分野で楽しく戦って生きていきたい。







・・・というわけで、とりあえずTOEFLを受けるときは、

スペルミスや文法ミスは100%の確率で発見されるので、気をつけよう。

まあ、いまどきスペルミスなんて、

入力してたらパソコンとかスマホがすぐ指摘してくれる時代なんだから、

試験のときもスペルチェック機能ぐらい導入してもいいじゃん、ケチケチせずに。という気さえするけど・・・

そうしたら、さすがに英語の試験にならないか・・・。